年間1,800時間の授業を可能にする校舎とは。
- 医学部進学予備校メビオ
- 大阪市中央区石町2-3-12 ベルヴォア天満橋
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医学部進学予備校メビオは、京阪・地下鉄谷町線 天満橋駅徒歩4分。新大阪駅からは車で15分でアクセスが可能。
交通、生活に便利な都心ですが、落ち着いたエリアです。官庁街、オフィス街であるとともに、閑静な住宅街のため、高校など学校も多く、学習に適している環境が整っています。
校舎はメビオ校舎として設計されていて、独自の指導を行うことに最適化されています。授業、自習、食事まで、1校舎で完結するので、無駄なく効率的に、1日を過ごすことができます。
年間授業1,800時間を支える講師陣。
3名の常勤講師が務める担任制。
1クラス当たり授業を担当する講師は10名。その中から科目が異なる3名が担任を務めます。日々の授業を通して生徒の変化を察知し、学習生活全体を導いていくためにそのクラスを実際に教え、なおかつ常勤である講師が務めています。また、模擬試験などの成績返却時に行う学習相談では、今どんなことに悩んでいるのか、自習時間は足りているのかなど、カリキュラムの見直しを含めて話し合う場になっています。カリキュラムの見直しなどについては、時間割をどう組み直すのか、英語の授業数は増やすのか、減らすのかといった科目を横断する内容になるので、3名がそれぞれ異なる科目を教える講師であることがとても重要になってきます。進路指導(受験校決定)や出願プランを組むのも、もちろん担任3名で行っています。このような関わり方は、授業時間外にも生徒のそばにいる常勤講師にしかできません。3名の担任がいるので、1週間のサイクルを通して滞りなくサポートできます。
25クラス以上のきめこまやかなクラス設定。
メビオには約200名の生徒が在籍し、高校の1学年当たりと同じくらいの規模。しかし、その中になんと25以上のクラス数があります。年4回行われる“実力テスト”の成績で分けることを基本にしていますが、それだけではありません。数学が得意で、得点も同じレベルだとしても「理解度が抜群に早い生徒」と「ゆっくりな生徒」を同じクラスにしないなど、実際に授業をしているからこそわかる情報も加味して、傾向が似ている生徒が集まるように組みます。「ひとつでも上のクラスに上がりたい」「何が何でも、今のクラスに残りたい」生徒はそんな切実な思いで、クラス編成の発表を待っています。教え子の気持ちがわかるだけに、講師も真剣です。
生み出す自習室。
講師ルームの隣には自習室。
自習中にすぐに講師に質問できるよう、自習室は講師ルームの隣に設けています。 「分からないことがあれば、いつでも質問に応えられるように」と講師ルームは生徒の出入りが自由です。集中して学習に取り組めるよう、すべてパーテーションで仕切られた個別スペース。予約をすれば、開館から閉館まで自由に使うことができるので、始業前、授業の空き時間はもちろん、授業がない日も自習室を利用できます。2つの自習室が満席になった場合は、空き教室を自習室として開放し、講師が常駐して質問に対応します。高卒生も高校生も、授業の空き時間や、授業のない日も自習室で勉強するメビオ生で、自習室は毎日満杯です。
生徒の自習時間の管理も行います。
サポートスタッフが予約表と照らし合わせて、生徒が実際に席についているかを巡回して確認。「在席チェック」の記録を残し、その情報を講師と共有しています。生徒がこの1週間どのくらいの時間自習室にいたのか、予約をしても自習室にいなかったことなどもわかるため、成績が伸び悩んでいるときや、復習テストの点数がなかなか合格ラインに達しないときなどは、この情報もチェックして、指導や学習の相談に役立てることもしています。
栄養バランスと作り立てのおいしさを朝・昼・夕、提供。
食事から生徒を支える
健康管理の面からも、気分を変えてリラックスするためにも、受験生にとって食事はとても大切です。
メビオ食堂のこだわりは、まず食材選びから。鮮度と安全性を最優先に、厨房スタッフが自らの目で確認して、調達を行っています。メニューは、専任の管理栄養士が栄養バランスやカロリーを計算したうえで、バラエティー豊かなメニューを考案し、毎食、生徒に楽しみにしてもらえるような食事を提供しています。またアレルギーをもつ生徒には、 個々に対応したメニューも用意します。
料理は何より「作り立て」であることが大事。食事時間に合わせて絶妙のタイミングでサーブできるよう、奮闘するのもスタッフのこだわりです。
講師と一緒に食事
メビオでは、講師が生徒と一緒に食堂で夕食をとります。
過去に、極端に偏食で、食事はほんの少ししか食べない子がいました。寮に戻ってからおなかが空くのでは?と尋ねると「授業が終わったら、食べたいものをどこかで食べるから」——ほぼ毎日、外食をしている、という返事。そのような習慣は、健康を損ね、また学習サイクルが乱れる原因になります。そこで、その保護者さまに、外食をする仕送り額を見直してください、とお願いしたこともありました。
こういうことは、食事を共にしないと気付けません。講師は生徒の起床時間・食生活・体調管理・睡眠時間まで介入し、合格へ導いていきます。
門限23時に施錠。 一棟丸ごと、メビオ専用寮。
メビオ生のためだけの専用寮。
最も近い女子寮は校舎へ徒歩30秒、3棟とも徒歩1・2分圏内です。いずれの寮もメンテナンスが行き届いた、ワンルーム仕様。布団と身の回りのものさえ用意すれば、その日からすぐ寮生活が始められるように、様々な設備や備品がそろっています。また食事は、授業の有無にかかわらず、朝・昼・夕の3食を校舎内の食堂でとることもできます。住宅街にあるため治安も良く、病院、金融機関、コンビニ、スーパーマーケットなど、生活に必要な施設が徒歩圏内にそろっています。
勉強に集中できるようサポート。
すべての寮にセコムのセキュリティシステムを導入。入館には専用の個人カードが必要です。暗証番号方式ではないため外部に漏れる心配はありません。
また、玄関・エレベータ・非常口・談話室の棟内4箇所に防犯カメラを設置し、セコムが24時間監視しています。門限の23時に寮母が施錠。それ以降に非常口の出入りがあれば、警報が鳴るシステムです。
さらに安全管理スタッフが3棟の寮を日中・夜間に巡回。生徒同士の部屋の行き来の禁止や、23時の門限などの寮則が守られているかも常にチェックして、生徒が安心して、学習に打ち込める環境をつくっていきます。
また、どの寮も、寮母が住み込みで24時間常駐しています。朝7時に寮の玄関を解錠、夜11時の門限に施錠。365日24時間、遅刻や欠席がないように毎朝の登校と、帰寮を見守ります。また、来訪者の受け付けと確認、郵便・荷物の受け取りとその連絡、共用部の清掃、緊急時の連絡などのサポート業務を行います。
授業が始まっても登校してこない生徒は、寮の部屋まで講師が迎えに行きます。そこまでするのは、遅刻がそのまま欠席につながらないように、という考えから。登校さえしてくれば、遅刻により生じたカリキュラムの「抜け」は、授業以外の時間帯を使い、講師が指導することで補えます。「休まず、登校しよう!」と、生徒を引っ張っていくことで確実にカリキュラムを消化させたい。講師が寮に突入するのは、そんな思いがあるからです。
取材をしていて感じたのは、とにかく、「生徒を勉強に集中させたい」という強い思いです。手厚いサポートはもちろん、 1日がメビオの校舎で完了させられるような構造は、まさに、「生徒第一」な印象を受けました。その気持ちに応えるように、生徒が自発的に学習を行い、平均自習時間が1,400時間以上という結果につながっているのでしょう。メビオなら、勉強だけに集中できる環境の中で、合格に向けて、時間を最大限有効活用できるのではないでしょうか。