私は昨年度現役生として挑んだ受験は全て不合格でした。エスカレーター式の学校で高校まで進学したため、昨年度の受験は物心ついてからの初めての受験でした。当時、私は未知すぎる「受験」というものに、ワクワク感を感じるとともに、何とかなるだろうという根拠のない自信がありました。しかしそのような舐めた姿勢で当然上手くいくはずがありませんでした。
浪人時代では、自分自身の勉強態度を改め、それぞれの授業でやったことに対して、より一層真剣に取り組みました。それでもなお不安が取れなかった、化学は林先生に、英語は覚張先生に個別指導をお願いしました。その効果もあってか、最終的には化学は偏差値75前後を、英語は70以上を安定して取れるようになりました。
この浪人の1年は、私にとって、辛く、苦しいものでしたが、それと同時にとても充実した日々でした。この充実さはクエストのスタッフ、講師陣の皆さん、そして切磋琢磨してきた仲間たちのおかげです。本当に今までありがとうございました。

クエストで浪人することを決めた、あるいは検討している方々へ
成功からは立場や自信といったものを獲得できますが、自分自身を成長させることができるのは、失敗や、困難に立ち向かっている時のみだと私は今年強く感じました。皮肉なことに浪人が決まった方々は、自分自身を大きく成長させる機会を手に出来たのではないかと思います。1人でも多くの人がクエストで、その機会を生かし、自分自身にとってかけがえのない1年を過ごすことができることを願っています。