入塾基準を設けず、医学部を目指す受験生は誰でも受け入れ、毎年高い医学部合格率を出し続けている予備校が「医学部特訓塾」です。
前年は全く合格点に届かなかった生徒が、ぐんぐん伸びて合格点をとれるようになる秘密は、医学部特訓塾が掲げる「面倒見主義(めんどうみすぎ)」にあります。
「面倒見主義(めんどうみすぎ)」の4つのポイントとは、
1.ゼロから始め、年間授業時間1,834時間+復習時間 768時間で1年間徹底して勉強する
2.毎回ランダムの小テスト、1週間で数回反復し、海馬の長期記憶カテゴリーに定着させる
3.自力で解けるようになるまで帰れない、しつこく繰り返す「授業後の演習」
4.少人数制で、1年間通じて常に同じ常勤講師が生徒たちを採点・質問対応する
本日は「面倒見主義」を掲げる医学部特訓塾の神髄に迫るため、英語講師をされている池谷様にお話を伺ってきました。
この記事は次のような方におすすめです。
- 集団授業は画一的で一人ひとりの面倒を細かくみてもらえないと思っている方
- 自身の学力レベルが低いと感じており、ついていけるか不安な方
- 講師がきめ細かくサポートしてくれて、安心できる予備校を探している方
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- 医学部特訓塾
- 英語講師
池谷悠 氏
ゼロから始め、年間授業時間1,834時間+復習時間 768時間で1年間徹底して勉強する
―医学部特訓塾が指導する中で大切にしてることは何ですか?
池谷:医学部特訓塾では基礎固めを大切にしています。
私は英語の講師なので、英語の話になりますが、文法を理解しているつもりでも、抜けがあって点数を落としてしまったり基礎の理解が甘くて長文問題が解けないケースがあります。
医学部受験では、文法問題より長文読解の方が配点的には重要です。文法問題だけであれば暗記で済みますが、長文読解では文法の本質を身につけなければ解くことは難しいです。
文法の本質を身につけるために基礎の徹底した反復練習が必要になります。医学部受験で合格点をとるために必要な基礎を身に着ける訓練に、年間授業時間1,834時間+復習時間 768時間使ってもらいます。
―生徒によって基礎の習熟度にばらつきがあるので、集団授業で一人ひとりに合わせた授業をするのは難しそうですが、全員の基礎固めをするためにどのようにしているのでしょうか。
池谷:圧倒的な復習の量、徹底した反復をすることでクラス全員に基礎を身に着けてもらいます。
具体的には、授業の冒頭10~20分程度で、20問の小テストを実施します。
小テストの内容は単元ごとに分けておらず、既習単元からランダムに抽出するため、事前に対策することができません。その時点での実力での点数が出るので、英語の習熟度が浮き彫りになります。
一連のシリーズになっている小テストを1年間で5周するため、その時点で苦手な単元を可視化することができます。
英語が得意な生徒であっても全部満点を取る生徒はほとんどいません。
―前回の授業で学んだ内容のテストをするのが普通かと思いますが、そうしないのはなぜでしょうか?
池谷:ランダムで出題したほうが苦手な単元を見つけられるからです。
誰しも時間が経過すれば、勉強したことを忘れますし、そもそも身についていない単元があるものです。その単元を見つけるという意味でもランダムな小テストは非常に有意義であると考えています。
受験直前期まで繰り返し実施することで基礎問題はほぼ解けるようになります。穴をなくすために何回も小テストを実施しています。
生徒自身が苦手な単元を自覚するので、能動的にテスト用紙を取りに来て自主的に追試のようなことをやり始めます。
小テストは実施回ごとにデータ保存しているため、すぐにデータを呼び出すことができ、生徒もすぐに復習することができます。
自力で解けるようになるまで帰れない、しつこく繰り返す「授業後の演習」
―基礎を身に着けた後はどのように勉強するのでしょうか。
池谷:
生徒に「自分で解かせる」、「自分でやらせる」ことを徹底しています。授業後に、自力で解けるようになるまで演習を繰り返しやってもらいます。
基礎を覚えても実際のテストで問題が解けなければ意味がありません。必要に応じて居残りで小テストを実施し、テスト問題を自分の力で解けるようになるまで生徒が問題を解く、答え合わせするのを繰り返します。
英語の長文読解では何回も読むと文章の内容を覚えてしまうため、類似した別の問題を講師が用意して理解度を確かめるなど「答えを見て分かったつもり」にならないようにしています。
長文読解では、文法を覚えましょう、あとはたくさん読んで慣れてスピードをつけましょう、みたいなざっくりとした指導をするのではなく
長文を読むときのポイントを伝えて、それが反射的にできるよう訓練をします。
油断すると、ひたすら読んで、答え合わせをしてというのを繰り返すだけの勉強になってしまいがちなのですが、ポイントを教えて意識しながら解いてもらうことにより、答えに最短で至る方法を生徒が考えるようになります。
この思考が自力で問題を解く力に繋がっていきます。
自力で解く力を養うことで、英語の長文読解の点数が上がるだけでなく、小論文や面接で自分の言葉で伝える力も付随して向上します。
医学部特訓塾は生徒の面倒は見ますが、手取り足取り教えるだけではなく、自分で解く力がつくように、解くために必要なことを伝え、それが身についているかの確認を1年間毎日、何度も繰り返し行います。
―授業で伝えたポイントを、生徒が実践できているかどのように確認していますか?
池谷:一つは生徒の答案や問題用紙のメモを見ます。
教えた内容を理解していれば、それが反映された答えになりますし、間違えていたとしても、理解しているのに間違えてしまった場合は答案を見ればわかります。
また、授業の中で「この問題を解くときのポイントはなんだろう」というのを生徒に対して何度も問いかけます。
細かい部分であれば、生徒が問題を解いているときの目線や、問題用紙の重要な部分にチェックを付けているか、などを見て判断しています。
しっかり見ないとその場しのぎの暗記に騙されてしまうので、細かい動作も確認しています。
少人数制で、1年間通じて常に同じ常勤講師が生徒たちを採点・質問対応する
―他に医学部特訓塾で他塾にはない特徴はありますか?
池谷:生徒と講師の信頼関係だと思います、
うちでは全クラス、同じ講師が科目毎に担当しております。このようなことを実現できるのは、常勤講師が多数在籍しているためです。
一部非常勤の講師もおりますが、在籍期間が長い方ばかりで人の入れ替わりが少なく、担当が変わることはほとんどありません。
―全クラス同じ講師が担当するメリットは何でしょうか?
池谷:全クラス同じ講師が担当することで、予備校としての一体感が生まれ生徒と講師の信頼関係が強くなります。
言ってしまえば家族のような一体感のある予備校になっています。
医学部特訓塾では、講師が生徒と信頼関係を築くため、生徒とニュートラルに接する姿勢を心がけ、積極的に生徒との距離をつめるよう意識しています。
いい意味でお客さん扱いしない、というイメージですかね。
ニュートラルに接することで、生徒も「自分のことを受け入れてもらっている」実感を持つことができ、それが信頼関係につながっているのだと思います。
信頼関係があれば、講師から生徒に厳しいことをしっかり言えるようにもなります。
基本的にはどの生徒とも厳しいことを言っても関係性が壊れないようになっています。
良いことだけを伝えても本当の成長にはならないので、ちゃんと言うべきことを言うために本当の信頼関係の構築に取り組んでいます。
私は学科指導以外で、面接や小論文の担当もしています。
面接や小論文は生徒のプライベートな部分もあるので、信頼関係ができていないとちゃんと生徒に心の内を話してもらえない可能性もあります、そういった意味でも私は全生徒を変にお客さん扱いせずにニュートラルに接しています。
話し方もあえて生徒目線の言葉遣いで、生徒から親しみやすさを感じてもらえるよう意識しています。
幸いなことに生徒から信頼してもらえることも多く、結果的に、生徒と講師というよりも、お互いフラットな、ある種友だちのような関係性になることもよくあります。
ニュートラルに接することで、1年間の受験勉強の中で生徒が孤立せず、勉強の悩み、勉強以外の悩みでも生徒が相談しやすい環境を作り、勉強に集中できるようにしています。
必要なのは医師になりたいという強い気持ちのみ
―最後に受験生へのメッセージをお願いします。
池谷: 医師になりたいという気持ちをしっかりと持っていれば、習熟度を問わずどなたでも入塾していただけます。入塾時点で習熟度が低くても、医師になりたいという気持ちがあればその挑戦を全力で応援いたしますので、お気軽にお問合せください。
今回の取材を通じて、医学部特訓塾では集団授業でありながら生徒一人ひとりのフォローがしっかりと行き届いていると感じました。仲間と切磋琢磨しながら授業を受けたいが、ついていけるかどうかなど集団授業への不安を感じている方でも安心して通えると感じました。