C・Sさん
私は一浪目、到底「医学部受験生」とは言えないほどの成績でした。特に化学は壊滅的で、入学当初の偏差値は河合記述で47、現役時の共通テストでは20点を取ってしまうほどでした。それが、四谷メディカルで学んだ1年間で偏差値が20近く上昇しました。
現役時代の私は、「分からないことを分からないまま放置する」ことにかけては自信がありました。気がつけば授業についていけなくなり、何が分からないのかすら分からないという状態に。内気な性格もあって質問には行けず、成績がほとんど伸びないまま受験を終えました。
四谷メディカルの魅力のひとつは、質問のしやすさです。先生方はお忙しい中でも、特に田中(公)先生、浅見先生、河村先生は、理解できるまで丁寧に指導してくださいました。堀先生、田中(俊)先生、後藤先生も、質問や添削に快く対応してくださいます。こうした環境のおかげで、次第に質問への抵抗がなくなり、自分の考えを整理する力も身につきました。
ここでは、私が特に伸びた化学についてお話ししたいと思います。他の教科については他の方が詳しく書かれているので、そちらをぜひご覧ください。
四谷メディカルの化学の特長の一つは、口頭試問の時間です。入塾当初は、参考書を読むだけでも苦戦していた私ですが、何度も繰り返すうちに自分の言葉で説明できるようになりました。分からない箇所や理解が曖昧な部分は、その都度田中先生に質問し、徹底的に確認しました。
口頭試問である程度スムーズに答えられるようになると、問題演習の理解度も格段に上がったと感じています。化学が苦手な方にこそ、ぜひこの口頭試問にしっかり取り組んでほしいです。初期の頃は私も嫌いでしたが(笑)、やればやるほど確実に力になります。
さらに、先生が配布してくださる大量のプリントを解き続けることで、化学に対する苦手意識が薄れていきました。2年目は市販の問題集に加えて、田中先生オリジナルの濃密な問題集をとにかくやり込みました。全てやり切るのは正直ハードですが、ぜひ挑戦してみてください。
また、マンスリーテストや校内模試があることで、日々小さな目標を持って学習でき、大きな取りこぼしなく勉強を進めることができました。
直前期は精神的に不安定な時期もあり、試験で本来の力を出し切れたとは言えませんが、それでも複数の大学から合格をいただけたのは、化学を得意科目にできたことが大きかったと確信しています。もし今、化学に苦手意識を持っている方がいても、本番までに「武器」に変えることは可能です。ぜひ諦めずに頑張ってください。
遅くまで質問に応じてくださった先生方、快適な自習室を整備してくださった事務の皆さま、そして面接対策に最後まで寄り添ってくださった方々には心から感謝しています。特に、学習計画の面でも常にサポートしてくださった田中先生には、重ねて御礼申し上げます。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
浪人生活には辛いこともありますが、解けなかった問題が解けるようになり、自分の成長を実感できる喜びは格別です。
ぜひ、悔いのない1年を過ごしてください。