Y・Iさん
私は2浪目に四谷メディカルにお世話になりました。
1浪目は大手予備校のスーパーコースに在籍していました。とにかく予習復習をまわすのが難しく、それでも1年間なんとか頑張って授業進行についていった記憶がありますが、その努力も空しく浪人1年目の医学部受験結果は全敗でした。
1浪目の反省点として、真剣に努力し続けても的が外れていると効果がおもったほど上がらないことがわかり、各教科の弱点や単元ごとの特に無自覚な穴や抜けを客観的に把握し、どんなふうに勉強していったら志望校に合格できるのかを冷静に見つめ、計画的勉強をしていく姿勢がぜんぜん足りなかったと痛感しました。
独力で改善しようと模試の返却データ結果分析もチェックはしていましたが、やっぱりそれだけでは足りませんでした。ですので2浪目は自分では把握できかねる部分をプロの目で管理してくれる環境の必要性を感じていました。
四谷メディカルには通っていた友人の勧めもあって入学しました。その友人は昨年四谷メディカル在籍して1年で第一志望にも合格できていて、とにかく良い予備校だったと絶賛していたのがすごく気になっていたというのもあります。
四谷メディカルに入学してまず感じたのは、とてもアットホームな雰囲気であったということです。テイクフリーでお菓子やアイスクリームが置いてあったからというのもありますが(笑)、教職員の方々も皆さんすごくフレンドリーでサービス精神も旺盛で、面白い方が多く友達感覚にも近いようなリラックスした温かい雰囲気があり、そのおかげで1年間ポジティブに愉しく過ごすことができたとおもいます。
各教科に関しては
英語
私の場合、元々英語長文などはなんとなく読めてしまうタイプであり、ハマったときは高得点が取れるが、ダメなときは信じられないくらい点が取れないという、少々の知識と勘だけを頼りにしているパターンだったようです。四谷メディカルでは単語、熟語、構文など基本事項から徹底的に指導され、英文読解は毎日添削指導を実施していただいたおかげで
安定して高得点が取れるようになりました。
数学
数学は上のクラスに入ると秋ごろまで「代数」「解析」「幾何」の3分野にわけて演習とレクチャーが行われます。 それぞれ分野ごとに専用プリントが使用され、はっきりいってこのプリントのみ徹底的にやりこむだけで、国公立私立ともに国内どの医学部でも合格できるだけの数学力が身につきます。数学の先生からはプリントは東大・京大をはじめとする旧帝大レベルや慶應は少なくとも8割以上 普通の国公立は6~7割、中堅私大に受かりたいなら5割くらいの内容を身につければよいとおっしゃっていました。私は全体で6割ぐらいの定着度だったとおもいますが、本番では受験したどこの医学部の数学も難しくは感じませんでした。
化学
口頭試問で鍛え上げていただき、すべからく自分で説明できるようになるというところまで目指していました。先生に受験する大学別に対策予想問題を作成していただき、実際に的中もあり感動しました。個人課題としては重問をまわしていましたが、個人的に課している課題も定期的に先生にチェックしていただけたので大変ありがたかったです。
生物
図録を隅から隅まで丸暗記するくらい努力しました。受験生物では読解力が重要ですが、読解問題に関しては授業を通して克服法を初歩から教えていただきました。特にスラッシュリーディングは生物以外の科目でも読解力が必要な設問にはとても役立ちました。
面接・小論文
面接は秋ごろにチェックと称してぶっつけ本番で模擬面接を実施してもらい、先生からは「君は1次合格してからの練習で大丈夫」とお墨付きをもらって、面接対策に関しては宣言通り1次合格してからの開始でした。
面接練習は同じ質問でも答える内容が大学別にあえて違ってたりして、とてもきめ細やかで洗練されてます。これを知っていると知らない、身につけてるとつけていないとでは大きく差が出てしまう目から鱗のご指導でした。近年、面接はどこの医学部も重要項目だと認識していますが、四谷メディカルの面接特訓は2次面接では超頼もしい武器となります。
小論は月1で課題が出され添削解説を受け続けることで、秋ごろまでには苦手な人でもふつうに完成できるとおもいます。
私は幼少の頃から外科医になることを夢見ていました。その夢を果たすために医学部合格に一心努力を続けていましたが、自習時間も根を詰めすぎたりしてて、授業時間が安らぎの時間と感じているような時期もあります。
そんな自分を客観的に不器用な性格だと思っていましたが、四谷メディカルではその私を受け止めてくれ、当初の予想以上の学力アップだけではなく、将来医師となって社会人となった際にも役立つ物事の考え方やコミュニケーション能力もほどよく養ってもらえたと感じています。
一年間ほんとうにお世話になりました。