K・Nさん
僕が四谷メディカルに出会ったのは、2浪目の春のことでした。
1浪目は、都内の有名な医学部専門予備校に通ってたんですが、高校の3年間をほぼ部活だけに捧げてしまったおかげで、勉強のベースがまったくできていない状態。初級クラスでスタートしたものの、授業内容は正直ちんぷんかんぷんで、ついていくのもやっと。それでも当時の自分は、その深刻さをあまり自覚しないまま、なんとなく1年を過ごしてしまいました。
そんな調子だったので、四谷メディカルに入ったときも、学力的には1年前と大して変わらず、ほぼゼロスタート。全科目、超初級クラスからの再出発でした。
四谷メディカルの先生たちには、いつも「焦らず、我を出さず、言われたことをとにかく愚直にやってみなさい」ってアドバイスされて、戸惑いつつも、それを信じてやり続けました。自分でも「このままじゃ多浪ループに突入するかも…」という危機感があったので、とにかく言われたことを素直にやってみよう、と。
課題が多すぎて手が回らないときや、ちょっとしんどいな…って感じたときは、よく河村先生に相談していました。先生はいつも論理的で、実践的なアドバイスをくれて、本当にありがたかったです。
浪人中の生活習慣も、自分なりに律していたつもりでしたが、やっぱりダレちゃうときもあって…。そこで大星事務局長にお願いして、僕専用の“ペナルティ制度”を作ってもらいました。提出物を出し忘れたり、授業に遅刻・欠席したらマイナスポイント。ポイントがたまったら罰ゲーム(笑)。おかげで日々の緊張感が保たれて、ゲーム感覚で楽しく頑張れた気がします(最終的に罰ゲームやるハメになったけど)。
そんなこんなで慌ただしい日々を過ごしていたら、あっという間に受験本番。まさか自分が医学部に複数校合格できるなんて…正直、想像もしてなかったです。
ちなみにこの合格体験記、提出めちゃくちゃ遅れてます(笑)。というのも、今では自分もすっかり医大生。しかも、けっこう上の学年になってます。それでも、四谷メディカルで過ごした日々は、大学生活にも負けないくらい楽しくて、濃くて、意味のある時間だったなと今でも思います。
予備校や浪人生活って、一般的には「つらい」「苦しい」ってイメージあるけど、僕にとっての四谷メディカルは全然そんな感じじゃなかった。むしろ「もう一回やりたい」とさえ思えるくらい。
今でもたまに遊びに行ってますが、本当にユニークで温かい予備校だと思います。百聞は一見に如かず。もし迷ってる受験生がいたら、一度ぜひ足を運んでみてください!