吉田 生吹さん
GHSで各科目を勉強する中で、その科目を超えるものとして習得していくものです。GHSでは教科に留まらない能力を1年間通して育んでいくので飛躍的に実力がついていくのだと思います。
GHSではイメージ化、対比に重点が置かれます。
イメージ化というのは、事項の内実を深く理解する上で不可欠だと思います。日本語で扱う文字、英語のアルファベット、数学で扱う記号などは、それ自体に意味があるものではありません。物事を学ぶ時に、イメージとして理解しようとせず、その記号の操作に陥ってしまうと、全体像どころか、個々の事項が深くは理解されず、結果として全体における位置づけがわからなくなってしまいます。
イメージを通して、その意味が深く理解されれば、他の事項との違いや共通点などにも目を向けられるようになります。これを明確にする上で対比が大切になります。。対比によって、一致、類似、逆、または次元の違い、すなわち一般と特殊、抽象と具体の関係性がはっきりと分かり全体像が鮮明に作られていきます。
受験勉強の中で「一番苦労したこと」はなんですか?
高校の時から、化学に対して苦手意識がありました。しかし私は高三の一月に人生の転機がありました。化学に全く手をつけていない、浪人もほとんど決まっているということから、化学の勉強を0から始めようと決め、ネットで何冊もの化学の参考書を探しました。有名な参考書も選択肢にはあったのですが、いまいちピンとこないので、さらに探し続けて、体系化学に出会いました。そこからGHSののテキスト公開コーナーを見つけ、体系化学の前半部に取り組みました。当時どん底にあった私ですから、体系化学に取り組み、「なんじゃこれ〜!」というほどの衝撃を受けたことを今でも鮮明に覚えています。急いでネットで買い、一月は丸々1ヶ月この本だけ取り組んでいました。そのため、「受験時には、化学に全く手がつけられなかった」と前述しましたが、体系化学だけは1周やりきっていてので、試験時にも化学計算の部分だけは解けるようになっていました。
大学受験の不合格が発表されると、両親に体系化学での自分の成長のことを話し、GHSで学びたいと伝え、すぐに面談を申し込みました。その時は、「化学だけでもこんな学びができればいいな」という思いで申し込んだのですが、村田先生と面談をし、「ここは何かが違う!」と感じてすぐに入塾を決めました。この日から、本当に楽しいGHSでの浪人生活が始まりました。広告の少ないGHSですから、本当に奇跡のような出会いであったと思います。
科目 | 書籍名 | おすすめ度 |
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化学 | 思考訓練の場としての体系化学 | |
物理 | 体系物理・体系物理アドバンス |