祝合格
佐藤 慶太

佐藤 慶太さん

年齢:
21
性別:
男性
合格年度:
2014年度
受験時の状況:
浪人生
進学予定の大学(医学部):
自治医科大学
その他合格した大学:
防衛医科大学校/岩手医科大学/東京医科大学

通った予備校について

予備校の良かったところ

講師との距離が近く、勉強を進める上での些細な疑問や学習そのものへの取り組み方を教えてくれる。全ての科目に対し共通の考え方とものの見方を示してくれ、多角的な視点で解答へのアプローチができるようになった。カリキュラムは基礎から難関までカバーしており、基本的に授業で学ぶことの予習と復習という最低限のものをすれば必ず身に付くと思われる。また、講師陣には個別に国語の要約や英語の和文英訳、数学は模試の復習を頼み、理科は問題の見方を聞いたりと、自分の弱点を補強し得意なところを磨く学びができた。さらに予備校のスタッフは学習面のみならず、受験生活全般など精神的な面でのフォローもしてくれた。GHSで学んだことは物事の本質を見抜くような姿勢や思考の土台を身につけることにつながった。

進学先について

医学部進学を目指し始めたのはいつ頃ですか?そのきっかけは何ですか?

具体的に受験勉強を始めたのは高3からであるが、医師を目指すきっかけとなったのは中3時に学校行事で行ったヨーロッパ研修で訪れた国際赤十字社見学である。医師の中には病院の中だけではなく戦地や貧しい国など、必ずしも設備の整っていないところで働く人々の存在を知り、その志の高さに憧れを感じた。また1日医師体験という行事に参加したことも自分に何か強い刺激を与えた。

自治医科大学に進学を決めた理由は何ですか?

1番は学費がかからず、親への負担がないことである。そうした中で臨床に力を入れ、将来地元に戻って医療に従事できる大学を選んだ。また6年間の寮生活は怠けがちな自分を律することのできるところであり、寮という特殊な環境であるがゆえに出会えた仲間との密度の濃い時間を過ごすことのできるところであるとも考えた。「どんな病気でも診ることのできる医師」という自分の目標に適った総合医というものを目指し、全国各地の友人たちと切磋琢磨できる環境にも魅力を感じた。

勉強内容について

1日の平均自習時間
平日 休日
5 9
1日の平均睡眠時間
平日 休日
7 8

医学部の受験勉強を、本格的に始めたのはいつ頃ですか?

高3

受験勉強の中で「効果を感じた」オススメの勉強法を教えて下さい。

高3、1浪時はただ単に量をこなす勉強をしていた。そのため範囲全般をひとさらいすることはできたが、必ずしも受験学力に直結する方法ではなかった。GHSの授業を聴き、同じ頭の働かせ方で解答へのプロセスをたどることで着実な答案記述力を養成できた。具体的には理系科目などは問題を読みはじめ、読み終わる頃までには小問の解答が出そろっているようなプロセスである。しっかりとした原理に基づいて(もちろん最低限の知識は要る)問題文に忠実になれば解くことができるのが大学入試の問題であるため、非常に効果的な方法だと思う。

受験勉強の中で「一番苦労したこと」はなんですか?

苦労したのは自習室での勉強時に集中力が途切れてしまうことである。こういった時は仲の良い友人と昼食を買いに行ったり本屋まで散歩をしたりすることで息抜きをした。受験直前になってもこの姿勢をあまり崩さず、1日に全て詰め込もうとせずに前もって決めておいた量をこなしたら休憩をとっていた。

受験期はどんなことにストレスを感じていましたか?その対処法は?

試験が近くに迫ってもあまりストレスを感じなかった。試験中も自分のできる以上のことはなかなか発揮できないことを知っていたのでただ英、数、国、理、社の勉強をバランスよくやり、不安を残さないように勉強していったことが良かったのだと今は思う。ストレスがたまったら散歩をしたり友人と本屋に行ったり積極的に動いていた。

参考書などについて

受験勉強で使っていた参考書と評価
科目 書籍名 おすすめ度
理科 思考訓練の場としての体系化学 評価5
数学 新数学スタンダード演習 評価4
理科 化学の新演習 評価4
英語 阪大の英語20ヶ年(演習用に) 評価4
英語 英和辞書(なんでもいい) 評価5

入試情報をどこで集めていましたか?参考になりましたか?

入試情報は基本的に予備校で手に入り、赤本も最新版を常にとりそろえてあった。予備校の卒業生で医学部に在学している方から生の声が聞くこともできたし、医師である講師もおられるために授業中でも興味ある話が聞けた。自分が受ける大学の情報は基本的には自分で取りそろえ、最新の状況などは塾長に意見を伺うことで補填できた。

面接試験で聞かれた質問

面接試験で良く聞かれた質問はなんでしたか?

本校の志望理由。義務年限について(防衛医科、自治医科)。高校時代の思い出。自分の長所。大学に入り行いたいこと。医学部の志望理由。地元の良いところ。併願校について。他の大学に合格した場合、いずれの大学を選ぶか。

面接試験での「その大学ならではの質問」を教えてください

メッセージ

最後に、これから受験する方々へのメッセージやアドバイスをお願いします。

これから受験する方へのアドバイスとして私ができることは何事も計画性をもって行うことだと思う。自分の将来のかかった折角の受験なのだから、悔いのないように、妥協のないように学ぶことをお勧めする。そのうえで勉強法としては初めは難しいことだと思いますが、各科目がつながっていると感じられるようになるくらいに勉強すること。ある意味受験勉強オタクと言われても何とも思わないくらい勉強すること。受験勉強は範囲の決まったものだといわれるが、大学に入ってからの勉強や将来学んでいく上での素地となるような受験勉強ができれば、いくらでも深く掘り下げることができるものなはずである。結局のところ、私のようにそこまで受験オタクにならなくても合格というのは取得できるわけだが、正しい解答への考え方、ものの見方を身につけると大学合格だけではなく、それからの学び(受験勉強の先)でもゆるぎない指針となってくれるのが受験勉強であると思う。本質を見抜くことのできる大学生になりましょう。

この学生が通った予備校

医学部専門予備校【GHS予備校】ロゴ

GHSとは大きな志を持った学び舎という意味です。「どうすれば実力がついていくのかわからない」という思いを抱いている人に”本物の実力”をつけるための方法論を与える学び舎です。