日本大学の傾向と分析

情報提供:医系専門予備校 メディカル ラボ
2025年04月時点の情報です。

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日本大学について

アドミッションポリシー

医学部は,自主創造の理念を念頭に醫明博愛を実践する,(1)豊かな知識・教養に基づき社会に貢献する高い人間力を有する医師の育成,(2)高い倫理感のもとに,論理的・批判的思考力を有し,世界へ発信できる学際的視野を持った研究者の育成,及び(3)豊かな個性を引き出し,次世代リーダーを育成する熱意ある教育者を志す人材の育成を目指しています。

従って医学部では,医学・医療の分野で社会に貢献したいという明確な目的意識とそれを実現しようとする強い意志を持ち,目標に向かって意欲的に学修を進めていくことのできる学生を求めています。

入学試験では,このような人材を多元的な尺度で評価し,基礎的な能力や資質に優れた人材を見出します。 一次試験では,学科試験(理科,数学,外国語)により,6年間の学修に必要な知識・技能,判断力,思考力を評価します。
二次試験では,小論文と面接により,思考力,判断力,表現力,主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度を評価します。

学部基本情報

入試に関する問い合わせ先 医学部教務課入試係/〒173-8610 東京都板橋区大谷口上町30-1
TEL:03-3972-8188
募集要項の請求方法 大学のホームページ 
※募集要項は紙媒体による配布を行わず、大学ホームページに掲載予定。
大学ホームページ

http://www.med.nihon-u.ac.jp/

学部所在地

問合せ先に同じ。 Google Map

アクセス 東武東上線大山駅下車、徒歩約15分。JR池袋駅西口(国際興業バス4番線)から日大病院行で終点下車(約25分)。
学部学科・定員 医学部=医学科120(認可申請予定、付属校推薦を含まない)
大学院 医学研究科=生理系専攻、病理系専攻、社会医学系専攻、内科系専攻、外科系専攻
おもな付属施設 板橋病院、日本大学病院など。
沿革 大正14年創設の専門部医学科が前身。昭和17年に医学部となり、27年に新学制による医学部医学科へ移行。

日本大学の入試問題の出題傾向と分析

英語

分量に変化はないが、問題がやや難化した。それでもほぼ標準レベルであるため、入試標準レベルの実力があれば高得点が狙える。大問が8題もあるが、知識系の問題が多く純粋な読解問題は1題のみであるため、問題なく時間内に解答できる。対策としてはオールインワン系の問題集を1冊終え、標準レベルの読解問題集を数冊演習すれば十分対応できる。高得点勝負なので、入試前には基本事項をしっかりと確認し、ミスを犯さないように気をつける必要がある。

数学

大問1~6まですべてマーク式で、幅広い分野から出題される。場合の数・確率、ベクトル、数学Ⅲの微分法・積分法は毎年出題されている。数学Ⅲの微分法・積分法は、グラフ、面積、体積といった定番の内容。私立大医学部では珍しく、データの分析における図表の読み取りを出題した年度もあった。多くが基本的な問題で、計算量もそこまで多くはないので確実に得点すべきだが、60分で6題のため余裕はない。参考書などの基本事項・典型解法を徹底して身につけておくことが重要と言える。

化学

大問7題。基本レベルで解きやすい問題が多く、かなりの高得点勝負となる。22年度と同様、大問2で酸化還元が出題された。23年度のような合成高分子化合物がなく、天然高分子化合物のみだった。出題の半分を占める理論は、基礎知識だけでなく計算問題も多い。高分子についても構造や語句だけでなく、計算問題にも対応できるようにしておこう。対策としては、川崎医科大などマーク形式の過去問も併せて解いておくとよい。

生物

23年度と同様に大問7題構成のマーク式。毎年、計算問題が複数問出題されるので、典型的な計算問題の練習は必須。問題集などでよく見られる問題が多いので、しっかりと学習していれば高得点を取ることが可能だろう。問題集に載っていないような問題でも、落ち着けば解けるレベル。考察問題の対策としては過去問の活用が有効だ。本学の過去問に取り組み、データの読み取りや比較の仕方をマスターしよう。

物理

大問5題構成で、設問数は例年25問。高校物理の全分野からの出題で、受験生、特に現役生が手薄になりがちな原子についてもしっかりと学習しておく必要がある。また、基礎~標準レベルの問題が大半を占めるため、正規合格を目指すには、かなりの高得点を獲得しなければならない。まずは典型問題が多く掲載されている問題集をしっかりと解き込み、その上で問題の難度が同程度の入試問題(例えば、共通テスト以前のセンター試験)を用いて、問題の経験値を上げておくとよいだろう。

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