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- 娘
- 東川 純子 氏
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- 父
- 東川 光弘 氏
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- 大阪校講師
- 澤 佳美 氏

-まず初めに、メディカルラボに通う以前はどんな生活を送っていたのかお伺いできればと思います。
娘:中高一貫の学校で医薬進学コースに通ってたんですけど、高2くらいまではあまり勉強しないでクラシックバレエと演劇に熱中してましたね。もちろん、父の影響でずっと医師にはなりたいと思っていたので勉強もしないと駄目なのは分かってましたけど、勉強だけの学校生活は送りたくなかったので高2が終わるくらいまでは好きなことに力を入れてました。
-お父様からはどう見えていましたか?
父:小学校3年生か4年生くらいまでは成績も良くて、あまり心配してなかったんですよ。でも段々と落ちてくるんですよ(笑)みんな高学年くらいになると頑張るんですよね。少し盛り返した時期はあったけど、好きなこともやりたいってことでね。両立は中々難しいですよ。だから本気で医者を目指すなら、ある程度のところで踏ん切りはつけなさいよって言ってはいましたけど、高2になっちゃいましたね。
-両立が出来れば良いですけど、医学部受験となると中々ハードルは高いですよね。ちなみに大手予備校もある中で、なぜメディカルラボに通わせようと思ったのでしょう?
父:合格率の高さと個別指導が決め手ですね。娘の場合は、過去に集団授業も個別指導も通った経験があって、個別指導で成績が伸びた実績があったし、娘には個別指導が合うのは分かっていたのでメディカルラボに決めました。
-娘さんのどういったところが個別指導に合うと思いましたか?

父:集団だと分からないことがあっても聞きにいけなかったみたいで成績もそんなに伸びなかったんですけど、個別指導に通ってた時には、その場で分からないことが解決できていたので学習効果が高かったんですよ。
-さすがお父様ですね!純子さんも個別指導が自分には合うと感じてましたか?
娘:今の話を聞いて見破られてた感じがしますね(笑)確かに聞けなくて、小学校のときは分からないとこはお父さんに教えてもらってました。
-純子さんもメディカルラボに行きたいって思ったんですか?
娘:そうですね。施設もキレイやし、場所も家からそんなに遠くなかったし、1対1が良かったので即決でした。
-お父様から見て、メディカルラボに入ってからの変化は何かありましたか?
父:そうですね、医者になるという自覚が強くなったように感じましたし、勉強量も確実に増えたと思います。やはり現役の医学部生がチューターにいてくれるので自覚の面はその影響が大きかったんでしょうね。
-純子さんはどこがご自身で変わったと思いますか?
娘:塾に通うのが苦じゃなくなりましたね!英語は苦手だったんですけど、授業が分かりやすくて「こうやったら良いんだ!」というのが分かって英語も好きになりましたし。授業に入り込みやすかったです。
-苦手科目が好きになれたのは凄いですね!英語はどのくらい成績が伸びたんですか?
娘:偏差値でいうと10以上は伸びましたね。英文の読み方とか解き方のコツを教えてもらえたのが大きかったのかなと思います。
-話が少し変わりますが、ご自宅ではどのようにフォローをされてましたか?
父:勉強のことはほとんど言わなかったですけど、食事とか睡眠とか体調管理に関しては気にして聞いたりはしてましたね。中学のころは良く勉強に関して突っ込んでましたけど(笑)
娘:あのころはやってなかったから言われてたと思うし、言われても定期テストの勉強以外はやってはなかったですね(笑)逆にラボに通ってからは、明確に勉強してたので言われなかったのかなと。
-やっぱり言われるのは嫌ですか(笑)?
娘:やってない時期に言われるのは嫌かも(笑)やってるときは言われてもそんなに気にならないと思いますけど、やってるんで言われないですよね。
父:そもそも怒鳴ったりはしてないですよ(笑)この目標を達成するためには、これだけやらないと駄目だよってことだけ伝えて、あとは自分次第だぞってことを伝えてただけですけどね。

-ズバリ合格の要因って何だと思いますか?
父:高3から通い出して、直ぐに成績が伸びた訳ではないんです。基礎力が足りないので、下積みが必要なんですよ。入塾して1年~1年半くらい経ってから急に伸びたんだけど、それは自分の努力と先生方の教え方だと思います。やっぱり1対1で指導するときに、最初は性格も分からないと思うんです。でも1年も付き合ってたら、ここでミスするんだなとか性格的にこういう指導が良いんだろうなとか色々と分かってくると思うんですよ。そういう意味では、先生方がしっかり見て下さって娘に合ったアドバイスをしてくれたことが大きかったような気がしますね。
-勉強しても直ぐに結果には反映されないもどかしさってありましたか?
娘:そうですね。全然成績には表れないし、不安はずっと付きものでしたね。でも、模試の結果には捉われないようにしてました。澤さんからも直ぐに結果は出ないし、模試の結果は気にしなくても良いよ!って言われてたので。それよりも、日々の小テストだったり単語テストは必ず結果を出すように拘ってやってました。こういう小さいことの積み重ねを大事にしようってアドバイスしてもらってたので。
-成績に表れないと不安ですよね。
娘:確かに不安でしたけど、模試と医学部入試は全然違うと思っていたので、模試の結果より過去問が解けたときの方が不安が和らいだかな。達成感もそっち方がありましたね。

-澤さんから見て、気持ちが落ちているときってありましたか?
澤:それはあんまりなかったと思いますけど、入試の前半がことごとく失敗しちゃったんですよ。後半の東海と福岡は1次は通ったんですけど。前半は覚えてないくらいの緊張があってプレッシャーに負けてしまったのかなと。受験は心の動きが左右するので、私としても何とか後半に向けて気持ちを落ち着かせてあげないとって思ってましたね。
娘:割とメンタルが弱い方なので、澤さんが受験当日に向けてメンタルケアをしてくれたのは本当に大きかったですし、失敗したときも直ぐに澤さんのとこに行って相談して気持ちが楽になったり。澤さんがいなかったら駄目だったと思います。
-ずっと見てくれてた方に直ぐ相談できるのは助かりますよね。ちょっと先ほどの質問に戻るんですけど、純子さんから見て合格の要因は何だと思いますか?
娘:1つに絞るのは難しくて、いろんなものが積み重なった結果だと思います。目標もしっかりと立てられたからこそスムーズに勉強ができたし、授業のスタイルも50分の講義の後に直ぐに演習授業で復習できたのが自分には合っていたのかなというのもあるし、ここで毎日12時間を過ごして規則正しい生活を送れたこともあるし。もちろん、苦手な英語が先生のお蔭で好きになれたっていうのも大きいかなと。
-澤さんから見て如何ですか?
澤:純子ちゃんの場合は、自分を信じてコツコツとペースを掴んで積み重ねられた結果だと思います。あと、東海に合格した要因は絶対小論文だと思います。医学部に行きたいって気持ちが小論文で全面に出せたのかなって。
-やっぱり何事も積み重ねですね!担任として意識していることってありますか?
澤:合格してもらうために何が大事かを考えることですね。人それぞれ性格も違えば、得意科目や苦手科目も違いますし、その生徒をしっかりと見て、コミュニケーション取って、その生徒に合わせた柔軟な対応ができるように意識しています。
-受験を終えてみて、改めてメディカルラボのここが良かった!と思うところは何でしょう?
父:スタッフの協力体制じゃないですか。澤さんのように横にいて支えてくれた存在も大きかったと思いますしね。やっぱり一人で受験に立ち向かうってしんどいですし、不安もあると思います。そういう意味では、娘のことを理解して下さった講師やスタッフの皆さんが支えてくれたんだと思いますよ。
娘:何でも聞き入れてくれる先生がいてくれたことや、時間がキッチリと決められているのでメリハリがつけやすかったことも良かったなと思いますね。あとは、1対1なんだけどみんなと仲良くなれたのも良かったかな。今でも繋がってて集まったりもするんですよ!
-メディカルラボでのエピソードって何かありますか?
娘:みんなで友達の誕生日祝いをしたり、してもらったりしたことかな。空き時間を使ってプレゼント買いに行ったりもしましたね。
-みんなと仲良くなるきっかけってあるんですか?
澤:ありますよ!みんなで行う演習授業とかデイリーテストもあるし、模試のときに敢えて一緒に行かせたりもしてましたし。
娘:模試のときに同じ予備校の生徒がいると心強いし、リラックスできるので模試の会場とかで結構話してましたね。模試が終わったらみんなで帰ってきて採点したりとか。
-最後に、お父様から予備校選びをしている保護者の方へメッセージをお願いします。
父:医師を目指す訳ですから、それなりに勉強していかないと駄目だと思いますけど、予備校選びに関しては、子どもの個性や得意分野を伸ばしてくれるスタッフの存在が大事になってくるので、そこを見られたら良いのかなと思います。
-純子さんからも受験生へ向けたメッセージをお願いします。
娘:先生のことを信用して言われたことを受け入れてやることだと思います。先生方はプロだし、自分たちのことも分かってくれてるので信じてついて行くことですね。これやる意味あるの?とか変に考えたら駄目かなって。後は最後まで諦めないことですね。
-本日は貴重なお話をありがとうございました。
取材を通じて最も感じたのは、お父様とお子様、お子様と先生の距離感が抜群だということ。この目に見えない距離感は、受験生にとってはとても重要で保護者の方が必要以上に勉強に口を出すよりはお子さんを信頼して見守ってあげるくらいの距離感が良いのかなと感じましたし、逆に先生との距離感は近ければ近いほど支えになるのかなと感じました。そういう意味では、メディカルラボの講師や担任、チューターなど支えて下さる存在が多いのは受験生にとっては非常に心強い味方であり、あと一歩の踏ん張りが利く貴重な存在なんだと思います。