藤本 拓也さん
この塾の良いところは個別指導に重きを置いている点です。自習室のような仕切られたスペースで講師と生徒がマンツーマンで授業を行っています。また、塾長の金先生は英語のみならず国語や歴史にも長けた先生であり、また、指導経験も豊富です。また、他の科目に対しても、その他スタッフとして京大医学部や阪大医学部の現役生などといった信頼できる講師が揃っています。自習スペースや、小規模ですが休憩ルームもあり、生徒が思い思いにしたいことをできるというのが大きな利点です。
医学部進学を目指し始めたのはいつ頃ですか?そのきっかけは何ですか?
高校2年生からです。それまで勉強していなくて出来なかった物理や化学を勉強し始めると面白いように出来るようになり、勉強が楽しくなって医学部を目指すようになりました。
東京大学に進学を決めた理由は何ですか?
高校2年生までは京都大学医学部志望でしたが、理科と数学で他の受験生と差をつけるために高校3年生で乗り換えました。また、単に東京に出たかったというのもあります。
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医学部の受験勉強を、本格的に始めたのはいつ頃ですか?
高校2年生
受験勉強の中で「効果を感じた」オススメの勉強法を教えて下さい。
「過ぎたるは猶及ばざるが如し」という言葉がありますが、受験勉強では不必要に思えることでも勉強しすぎるくらいがよいです。物理の問題は数学の微分の知識を使って解けるようになる、古文単語は600語くらい載っているものを買ってひたすら書き写す、実際に受けるのでなくとも京大の英語を解いてみる、これだけで仮に成績が振るわなくとも落ち込まないくらいの自信を持てるようになると思います。
受験勉強の中で「一番苦労したこと」はなんですか?
苦手科目であった英語が、勉強しても勉強してもなかなか伸びず、周りの人たちにずっと勝てなかったことです。こういったものに関しては「ひたすら苦手科目のみを勉強し続ける」、つまり得意科目の勉強時間を0にしてでも苦手科目に重点を置くというのが良いと思います。要は「自分はこれだけやったんだからほとんどの人には負けないぞ」と言えるくらいまでやりこむというのがおすすめです。
受験期はどんなことにストレスを感じていましたか?その対処法は?
特にこれと言ってストレスはありませんでした。ほぼ毎日仲の良い友達と話す、好きな音楽を聴くといったことでもストレスは軽減されると思います。また僕の場合、受験直前期には「失敗したらその時だ、来年頑張ろう」ということを常日頃から自分に言い聞かせていたので、受験をプレッシャーに感じることもありませんでした。
科目 | 書籍名 | おすすめ度 |
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英語 | ポレポレ英文読解プロセス50 | |
英語 | 標準問題精講 | |
英語 | システム英単語Premium |
入試情報をどこで集めていましたか?参考になりましたか?
志望する大学は最初から最後まで自分で決めました。これに関しては必要とあらば家族や塾の先生を頼るのが安全で良いと思います。
最後に、これから受験する方々へのメッセージやアドバイスをお願いします。
まずは1つでも良いので、周りの人たちの誰にも負けないくらいの得意科目を作りましょう。そうすれば、苦手科目も比較的スムーズに頭に入るようになり、より自信をつけられることと思います。大きな夢に向かって、その第一歩として、受験を楽しく乗り切ってください!
担当講師・担任からのコメント
藤本くんはとても面白い人です。理系科目は天性の才があり、私もとても楽しませてもらいました。一時「メイク・テン」という、四則演算を使って1から9までの4つの整数で10をつくるという遊びをしていたのですが、彼はどんな問題も1分以内で解いてしまいました(最後には「もうこんなつまらない問題は出すな」と怒られました・・・)。そんな彼が苦手としていたのが英語と国語で、それはそれはひどいものでした。ですが大変な集中力の持ち主で、一度気分が乗ると大変なスピードで授業内容をモノにしていきました。彼を教え導くことには大変な労苦がありましたが、それを補って余りある喜びもいただきました。また彼のような生徒を持てることを心から楽しみにしています。