廣西紋さん
私は英語と化学を個別指導で教えていただいていました。私の現状と目指すべきレベルを把握してくださっていたので、毎回密度の濃い授業をしてくださりました。勉強内容だけでなく、普段の勉強時間の使い方ややり方、受験直前ではメンタル面のケアまでしてくださりました。特に印象的だったのは、センター試験前日にどのように過ごしたらいいのか、そして前日や当日はどのようなものを食べたらいいのかまでアドバイスをいただき、とても心強かったです。本当に親身になってくださる先生たちです。自習室も完備されていますし、過去問や参考書もあって、勉強をする環境も整っています。
医学部進学を目指し始めたのはいつ頃ですか?そのきっかけは何ですか?
野口英世の伝記を読んだことや、母が歯科医師であることから、小学生の頃から漠然と私も医療従事者になれたらなと思っていました。人の役に立ちたいという思いがずっとあり、中学生になっても医療に携わりたいという思いは変わりませんでした。医療従事者にはたくさんの職種があり、それぞれに魅力的な部分がありますが、医師にしかできないことがあると思い、高校2~3年生の頃に医学部を目指す決心をしました。
香川大学に進学を決めた理由は何ですか?
受験前に実際に大学を見に行き、いいなと思ったので、それ以降志望していました。祖母が昔に暮らしていて、親戚がいることや、実家のある大阪からも近いため、家族からも賛成していただきました。
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医学部の受験勉強を、本格的に始めたのはいつ頃ですか?
高校3年生
受験勉強の中で「効果を感じた」オススメの勉強法を教えて下さい。
受験勉強はやるべき事が沢山ありますが、大事なのは、何時間勉強したか、何問解いたかではなく、何ができるようになったかという点だと思います。1つの英語の長文に対して2回くらい声に出して速読をするようにしていましたが、英語の構造を考えずに読むだけだと、ただの発生練習になってしまうので、頭を働かすことを意識して構造を理解しながら読むようにしていました。他の教科でも、1つ1つの問題に対してきちんと向き合うことで、少しずつではありますが、力が付いていったと思います。
受験勉強の中で「一番苦労したこと」はなんですか?
浪人生の頃は受験勉強中心の生活となるので、勉強に対するモチベーションと集中力の維持が大変だったと思います。有難い事に、共に頑張る友達がいて、先生方や親からもたくさんサポートしていただいたので、そういった事を力に変えて頑張りました。時には、雑談をしたり一緒にリフレッシュもしました。それでも集中力が切れてしまった時は外の空気を吸いに行ったりしました。
受験期はどんなことにストレスを感じていましたか?その対処法は?
高校まで自転車通学だったので、浪人生になって満員電車に乗るのはストレスに感じました。1日の終わりに軽く運動をしたり、ストレッチをしたりしてストレスを発散していました。
科目 | 書籍名 | おすすめ度 |
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英語 | 英単語ターゲット1900 | |
英語 | 英文読解の透視図 | |
理科 | 有機化学演習 | |
理科 | 重要問題集 | |
理科 | 良問の風、名門の森 |
入試情報をどこで集めていましたか?参考になりましたか?
合格体験記や本から情報を集め、先生方に相談をしたりもしました。参考になりました。
最後に、これから受験する方々へのメッセージやアドバイスをお願いします。
受験勉強では、あれもやらなきゃ、これもやらなきゃと思うことが多々あるかもしれませんが、焦らず1歩づつやっていけば最終的には実を結ぶと思います。意識や思考といった、勉強において根本的に重要な部分が疎かになってしまうと、頑張って勉強しても成績が伸び悩んでしまいます。勉強は量×質だと思います!
担当講師・担任からのコメント
廣西さんはこつこつ頑張るタイプの方でしたが、彼女の受験スタイルでとてもよいと思ったのは、週三回ジム通いをしていたことです。ストレス発散と体力維持は、ともにその重要性を認識されていながら浪人生がおろそかにしがちなところです。健康的な受験生活を送るという彼女のスタイルは、受験生にとって一つの指針となるものだと思います。