伊藤あやかさん
TMPS医学館に入って、このお陰で偏差値が上がったと思う点が4点あります。①自習室が仕切りでブース毎に分かれていて、自分のスペースの確保が出来、自分だけの勉強の環境を作る事が出来た。②小テストの充実。ターゲット1900・ターゲット1000・英熟語・古文単語・TMPSの医学英語・生物・化学これらの小テストが充実していた。自分の中で毎日200問ずつテストと決めており、その上で毎日準備をしてくれてやらせてもらえた。これを毎回スタッフの方に確認もしてもらえて管理してもらっていたから基礎力が圧倒的に伸びた。この小テストをしない人は本当に損だと思う。③授業の構成に融通をきかせてもらっていた事。私自身数学が苦手で個別指導を取っていましたが、先生と相談してどのように受験日までに進めていくかを話し合い、その上で修正をしてもらいながらやっていけたのは本当によかった。④TMPSの強みである生物の授業。これは受けてもらった方が分かる。某K先生と塾長が本当にすごい。この人達のいう事を聞いてちゃんと勉強すれば絶対に出来るようになる。授業は圧倒的なプレッシャーとの闘いです(笑)
医学部進学を目指し始めたのはいつ頃ですか?そのきっかけは何ですか?
以前の大学では、教育学部を専攻していました。大学3年時に偶々バイト先の教え子がSLEという難病を発症し、それがきっかけで病弱教育に興味を持つようになりました。卒論の一環で様々な大学病院の院内学級に足を運んでいたところ、偶々同じ大学の卒業生ながらも医学部を再受験し、小児科として働かれているお医者さんに出会い、その人から沢山のお話を聞くうちに、教員が病気の子供にしてあげられる限界を感じ、病気を治すことこそがQOLの向上につながると確信をもち、大学4年の卒業論文を終えてから、医学部進学を真剣に考え始めました。そして卒業と同時に医学部の受験勉強を始めました。
富山大学に進学を決めた理由は何ですか?
獨協医科と愛知医科はセンター利用の補欠合格でした。私立を受けた理由は、センター試験の点数があっているかどうかを判断するのにもちょうどいいと思った事・面接の練習をしに行く事。この二点に重きを置いて受験しました。国立大学は前期は鳥取大学・後期は富山大学を受け、無事に富山大学に合格する事が出来ました。まずセンター試験の採点からB判定の所のみを受ける事を決め、その上で赤本を見て自分の手持ちの実力で受かりそうなところを決めました。鳥取は数学が前年まで数ⅡBまでしか出ていなかったのですが、その年に当てが外れました(笑)富山大学は英語が得意だったこと、小論文と面接で可能性があったのでそこを志望しました。
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医学部の受験勉強を、本格的に始めたのはいつ頃ですか?
大学卒業して2年目の5月
受験勉強の中で「効果を感じた」オススメの勉強法を教えて下さい。
同じ問題を何度も繰り返し行い、一冊のテキストを丸覚えするつもりでやった。テキストをたくさん買って色んなものに手を付けるのは頭がいい人しかやってはいけないと思う。解法を覚えてこそ次のステップ(思考力を必要とする問題)に行ける。
受験勉強の中で「一番苦労したこと」はなんですか?
今思えば、模試を受け続ける事だと思います。模試の結果が届くのは3か月前の自分の実力であり、それを点数として出されるのは結構心に来たように思います。でも、やはり模試で目標を立てる事・いやでも受け続け自分を見つめ続ける事が何よりも受験生には必要だと思います。自分の立ち位置を分かってこそ医学部受験はどう勝負するかがわかると思います。
受験期はどんなことにストレスを感じていましたか?その対処法は?
社会から隔絶された感じにストレスを感じていました。やはり浪人生というのは、そこと如何に戦うかだと思います。学生でもなく、社会人でもない空白の時間を、ただ只管目標の為に一心不乱に続ける事がすごく大変だと思います。その発散は、好きな漫画を買って読んで、アニメを見ての繰り返しです(笑)そういった些細な事が一番落ち着きました。
科目 | 書籍名 | おすすめ度 |
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理科 | 田部眞哉の生物Ⅰ 合格39講 生物Ⅱ 合格●●講 | |
英語 | next stage | |
英語 | target1900 | |
河合塾 マーク式総合問題集 全教科 | ||
河合塾のセンター用のテキストは全部やった |
入試情報をどこで集めていましたか?参考になりましたか?
ただ浸すらネットで情報を集めていました。特に再受験生に対して大学がどれだけ寛容かなどの情報収集はかなりしました。
面接試験での「その大学ならではの質問」を教えてください
富山大学 特にないと思います。ただ、和漢・東洋医学に興味があってここを志望したというのはありきたりすぎてもう志望理由にもならないし、教授陣からももう聞き飽きて何も響かないと言っています。
最後に、これから受験する方々へのメッセージやアドバイスをお願いします。
ただ只管勉強してください。はっきり言って、浪人する人達も再受験する人達も自分に厳しくしないといけないと思います。医学部の受験は自分にどれだけ厳しく出来るかで詰めの甘さを改善できると思います。そういう事を私はTMPSで培う事が出来たと確信します。医学部は本当に最高峰の戦いを強いられているので、諦めずに頑張ってください。そうやって頑張って入学した先には、同じ心差しを持った最高の仲間たちが居て、本当に楽しい大学生活を送る事が出来ています。本当の解剖とかは医学生にしか体験できない実習で、面白すぎです。夢を叶える為にぜひぜひ頑張ってください。そしてTMPSのスタッフ・先生方に感謝を忘れず最高の環境で勉強に励んでください。応援しています。
担当講師・担任からのコメント
伊藤さんは、再受験なのでブランクがあったり、数学ⅢCを未習の状態からのスタートで、1年間で国立医学部に合格したのは、本当に見事だと思います。TMPS医学館には、毎日朝から晩まで自習室に来て勉強をしていました。非常に明るく素直で、前向きに取り組む姿勢が、圧倒的な伸びを生み出した、と見ていて思っています。センター試験後に、前期の得点と得意不得意科目の情報を元に、出願する大学と学習戦略を立てました。鳥取大学までの道のり(特に数学の対策)と、富山大学後期試験までの学習についてのアドバイスをし、グループディスカッションの対策もしました。前期は残念でしたが、後期は特に、得意の英語を活かした作戦が上手く的中出来たとも思っています。合格していった彼女を見て、、今後もよき医師として活躍できるのではないか、と思います。