越智 雅崇さん
先生方がとても親身で塾がアットホームな雰囲気であったのがとても良かったです。それぞれに合った授業内容と週単位のカリキュラムで進むので着実に偏差値が伸び、自分の成長が目に見えて実感できます。塾長と副塾長の方はどちらともとても良い方で成績面だけでなく人間的にも成長できました。朝10時から夜10時までずっと塾にいることになるので、塾は生徒にとっての家であり、同じ志を持つ仲間と集中することができる最高の環境にもなります。チューターの方々は優秀な現役医学生で授業もとてもわかりやすいので先生の様に慕っていました。
医学部進学を目指し始めたのはいつ頃ですか?そのきっかけは何ですか?
小学校の頃から漠然とあった医師としての夢が、中高と勉強していくにつれ、より具体的で強いものになっていきました。テレビのドキュメンタリー番組で見た美容外科の医師に憧れ、受験期は美容外科医になるための手段として医学部に行こうと努力しました。
東京医科大学に進学を決めた理由は何ですか?
去年(2019年)に新設された新病院とキャンパスの立地、古くから続く大学であることに惹かれ、東京医科大学を志望しました。不正入試問題などはありましたが、そのあとの対策は真摯で迅速であったので受験生から見ても好印象を抱ける大学であります。
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医学部の受験勉強を、本格的に始めたのはいつ頃ですか?
浪人が決まった2月
受験勉強の中で「効果を感じた」オススメの勉強法を教えて下さい。
12月から本格的に初めた赤本演習。今まで蓄えた知識をしっかりと問題に活かすための目的と大学そのものの特殊な傾向になれるための目的の両方で赤本を使いました。実際の試験問題を解くことになるのでその時点で足りていない分野や合格するために必要な点数がその場でわかるのでとても効率的です。受験校の赤本は全ての年度解きました。
受験勉強の中で「一番苦労したこと」はなんですか?
受験期の前半は成績の伸びがすぐに現れないことが嫌だったので、自分が伸びているのかもわからないまま勉強をし続けるのに苦労しました。最初のうちは勉強そのもの自体が嫌だったので無理やり数をこなしていく中でその教科ごとの面白さを見出していき、日々の勉強の辛さを克服しました。後半は勉強自体が楽しくなることに加え成績も伸びる様になるのでより勉強が捗ります。
受験期はどんなことにストレスを感じていましたか?その対処法は?
浪人をしたので、勉強している時間が人生の浪費なのではないかと感じていたのが一番ストレスでした。現役で合格した同級生が大学生活を謳歌する中自分は勉強している、その精神的なギャップが辛かったのですが、受かった後のことを想像することでその辛さや不安を取り除く様にしました。実際受かってみると、一年浪人した自分の努力を自信に変換することができます。勉強の辛さは一瞬ですが、勉強しなかった辛さは一生続きます。
科目 | 書籍名 | おすすめ度 |
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数学 | 基礎問題精講シリーズ | |
英語 | システム英単語(+medical) | |
理科 | 化学:化学の新演習 | |
理科 | 物理:良問の風 |
入試情報をどこで集めていましたか?参考になりましたか?
先生方からとインターネットから。それぞれの大学のホームページを見ることはモチベーションにもつながります。
面接試験での「その大学ならではの質問」を教えてください
東京医科大学 社会問題に触れたテーマの課題文がその場で渡される(アドポリに触れている可能性大)。
最後に、これから受験する方々へのメッセージやアドバイスをお願いします。
医学部受験は生半可な気持ちでは受かりません。大学に行けるかどうかという不安は受験期間中ずっと付き纏いますが、そんなのも、受かってしまえば美化される記憶の一つです。頑張った記憶や、受かったという結果は一生の自信になると思います。上にも書きましたが、もう一度言います。勉強する辛さは一瞬ですが、勉強しなかった辛さは一生続きます。試験会場は大勢の受験生がいて戸惑うでしょうが、自分を信じて最後まで諦めないでください。
担当講師・担任からのコメント
高校3年生の受験直前期にやってきた越智くん。高校時代全くと言っていいほど勉強していなかったので、ほぼゼロかのスタートでした。学習面でも、精神面でも合格する子に育ってもらえるようたくさん2人で話をしました。その結果、学習時間も人に負けないくらいよく頑張り、どんどん知識を吸収し成長していってくれました。毎日コツコツ頑張ったこの1年は、きっと自信に繋がると思います。この経験を今度は医学部で生かしてもらえること期待しています。