Yさん
最もよかったことは、密度の濃い授業を自分に合ったペースで受けられたことです。仮に1日10時間勉強するとして、そのうち6時間も授業を受けてしまったら自習時間は4時間しかとれません。メディックTOMASで濃密な1対1の授業を短時間受け、残りを自習に充てるというスタイルはベストだったと思っています。
また、私は数学の問題を解くときに「この問題はこのやり方で解くはずだ」という先入観にとらわれ、他に最適な解法がないかを考えないまま突っ走ってしまう癖がありました。メディックTOMASの先生から解法の引き出しを増やす指導をうけたことで数学の見え方がガラリと変わりました。授業は本当に面白かったです。
物理と化学は、メディックTOMASの先生の板書を写真に撮り、あとでノートにまとめるスタイルでした。授業時間をフル活用するための工夫です。また、過去問演習では自力で問題を解いて先生に見てもらい、わからなかった箇所を解説してもらったり、時間短縮や失点回避のテクニックを学んだりするという流れで進めました。
集団指導で、ただ単に授業をうけるだけの仕組みではできなかった個別ならではの自由なスタイルだったと思います。
医学部進学を目指し始めたのはいつ頃ですか?そのきっかけは何ですか?
小学生の頃、先生に誤解され叱られたことがあります。私がやったことではなかったのですが、先生に詰問されるうち、私の中に「悪いことをした記憶」が生まれたのです。このとき、人間の心は不思議だなぁと感じ、心理学に興味を持つようになりました。
また、母が看護師ということもあり、以前から医療従事者になりたいとも考えていました。
高校2年生の夏、心理学と医療従事者という二つの希望を満たしたいと思い、精神科医をめざそうと決めました。
筑波大学に進学を決めた理由は何ですか?
国立大学であること。心理学関連の授業も選択できること。
受験期はどんなことにストレスを感じていましたか?その対処法は?
この1年は勉強に集中することにしたので、孤独を感じることもありましたが、そんなとき親身に話を聞いてくれるメディックTOMASのT.A.(現役医大生のティーチングアシスタント)の存在は心強かったです。医学部の授業の様子を聞くことで「大学っていいなぁ」と感じ、勉強のモチベーションアップにもつながりました。