TAさん
2浪時に私は受験生として、また人としても非常に完成されている、ある人の隣で1年間勉強しました。成績面では私は一番でしたが、だからといって手を抜くことなく勉強に専念できたのも横で彼女の努力と追い上げをひしひしと感じていたからです。切磋琢磨できる良い仲間に出会えたのが良かったです。
しかし私は2浪目にはどこからも合格を貰えず泣く泣く3浪することになりました。たとえどんなに成績が良くても私には致命的な欠点がありました。それは「謙虚な姿勢の欠如」です。勉強したことで成績が伸びたのはいいものの、それに有頂天になってしまいスタッフや先生方のアドバイスに耳を傾けませんでした。それでいて1番出来る訳ですから今思うとタチが悪いですね笑。その結果最後には足元をすくわれ3浪することになりました。自身の失敗に直面して初めて「謙虚な姿勢の欠如」が最大の弱点だと気付きました。図らずもそれはスタッフの方に何度も言われながら耳を傾けなかったことでした。そこで私はこの一年「謙虚」をモットーに勉強しました。また私は人間的にも未熟な面があったのですが、スタッフや先生方に色々と人間的な質問をし、自分で考え改善することで多少なりとも成長できたかなと思います。この一年を総括すると、「一年損して一生得する」、そう思える一年でした。私を受験生としてだけでなく人としても成長させて下さったスタッフの皆さんや先生方には感謝しかありません。自分の糧になる方々と巡り会えて良かったです。
医学部進学を目指し始めたのはいつ頃ですか?そのきっかけは何ですか?
祖母が心臓病を患ったのがきっかけです。また、私が高校生の時兄が医学生だったので家にある医学書をみて興味をもつようになりました。
最後に、これから受験する方々へのメッセージやアドバイスをお願いします。
医学部合格の壁は高いです。その高い壁も乗り越えるためには自身の弱点から目を逸らすのではなく、面と向き合うことが大事です。また、結果をだせていないということは逆説的に言えば改善の余地がある、伸び代があるということです。スタッフの皆さんや先生方の意見をしっかり聞き入れついていけば合格できます。合格への階段を駆け上がって下さい。