MDさん
私は多人数の中で積極的に前に出るタイプではないし、自力で出来る自信があったら参考書を買って一人でやればいいと思っているのでメディカルフォレストのように少人数で授業を受けて一人ひとりに真摯に対応してくれるところに行くことができてよかったと思っています。私が予備校に通う中で一番良かったなと思うのは医師について深く考える機会をくれたことです。私はこれまでに医師になりたいと口にしながらも親が医師であるからだったり、成績が医学部を狙える可能性があるぐらいには高かったからであったりと自分が本当に心から、何が何でも医師にならなければならないという強い意志がありませんでした。そんな中、予備校で各大学の対策をしたり、医学部で実際に行われる実習を体験してここでやっと自分は本気で医学部を目指さなければいけない立場に立っていたんだと気づき、改めて私はなぜ医師を目指しているのかを考え直すきっかけになりました。意志が固まるともう勉強法がわからない、上には上がいるを弱音を吐いて逃げたくはないなと思うようになり、先生から少しでも知識を吸収しようと積極的になったと思います。
医学部進学を目指し始めたのはいつ頃ですか?そのきっかけは何ですか?
私が現役生だった頃、同じ部活に所属していた一つ上の先輩が現役で医学部に合格したと聞いて私も努力すればきっと合格できると信じ込み、2年間医学部に向けて自分なりの精一杯の努力をしてきたつもりでいました。しかし実際に入試が始まり試験室に入った瞬間、私はなんて甘い考えでこの一年を過ごしてきたのかと衝撃を受けたことを今でも覚えています。何千人いる受験生の中でたった一握りしか合格できない事実を突きつけられているかのように他の人は私以上に医学部に対して努力してきているし、私はただ与えられた課題だけをこなし医学部に向け頑張っているアピールをしているだけだったんだなと思いました。結果は当然一次すら受からず浪人生になることが決まりました。ですがこのことを家族や先生に伝えたとき全員が「残念だったね」と言ってくれましたが予想どおりだったんだなと感じられて元々今の自分ではいろいろ足りなかったんだと思います。
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医学部の受験勉強を、本格的に始めたのはいつ頃ですか?
高2の1学期
最後に、これから受験する方々へのメッセージやアドバイスをお願いします。
医学部に受かるために一番必要なのは、自分がどれだけ医師になりたいかを自覚することだと思います。どんなに他の人から話を聞いたり、本で読んでも結局は身につかないと思うし、正直他の人から教えてもらった勉強法も自分には合わないなと思ったら全くやりませんでした。自分がどうやったら変わることができるのかを予備校はきちんと向き合ってくれます。しかし与えられた機会を活かしきれるかは自分次第です。もし本気で医学部に入りたいなら今自分に何が足りないのかを、自分はどんな環境で勉強をしたいかを知ってからきちんと調べて予備校を選んでください。