SYさん
生徒、先生、スタッフそれぞれの距離感がとても近く、仲が良い所です。先生たちは優しく、質問しやすい方ばかりです。また生徒間の仲がとても良く、勉強の相談もお互い気軽にし合っていました。スタッフの方々にも気遣っていただき、綺麗な空間で安心して勉強に専念できると思います。更に、ラジオ体操やヨガなどを定期的に行っていて、気持ちのリフレッシュにも気を配っている所もとても良かったです。
医学部進学を目指し始めたのはいつ頃ですか?そのきっかけは何ですか?
父が医師だったことがきっかけです。幼い頃から医師としての父の姿を見ていたので医師に対する憧れはずっとありましたが、医学部受験を最終的に決めたのは高校受験時です。どういった高校に行って何をしたいか、また将来どのような大学に進学して何になりたいか、自分と向き合って考えたとき、医師になりたいと強く思ったので医学部進学を決意しました。
杏林大学に進学を決めた理由は何ですか?
私は英語が得意なので、英語力を活かし、将来国際的にも活躍できる医師になれればと考えています。杏林大学は1年次から6年次まで英語をはじめとした語学教育や、海外への留学制度が充実していたので、受験しました。
4.5 | 8~10 |
7 | 7.5 |
医学部の受験勉強を、本格的に始めたのはいつ頃ですか?
高校3年
受験勉強の中で「効果を感じた」オススメの勉強法を教えて下さい。
自分が、この参考書を見れば何でも分かると思える、信頼できる1冊をつくることは、効果的な勉強法だと思います。参考書でも問題集でもむやみに何冊にも手を出すより、1冊に集中して取り組んだ方が精度が上がるし、直前期に見直しやすいと感じました。ただ、1冊に絞る場合、どのレベルのものを使うかはよく吟味しなければならないと思います。
受験勉強の中で「一番苦労したこと」はなんですか?
苦手科目の数学を克服することです。それまでの受験勉強の反省をふまえて、とにかくほぼ毎日数学に触れることを意識しながら、基本的な公式は割り切って暗記し、授業の予復習に徹しました。通っていた予備校で数学の個別指導もしてもらい、他の教科の仕上がりが順調だったこともあり、なんとか人並み程度のレベルには達することができたと思います。
受験期はどんなことにストレスを感じていましたか?その対処法は?
模試で思うような成績が出せなかった時は、とても歯がゆく感じました。落ち込んだ時は甘いものを食べたり、音楽を聴いたり、好きなことをして気晴らしをしていました。あくまでも勉強中心の生活で、遊びすぎは良くありませんが、適度な息抜きはむしろ勉強の効率を高めてくれると私は思います。
科目 | 書籍名 | おすすめ度 |
---|---|---|
英語 | ネクステージ、ゲットスル― | |
数学 | 青チャート | |
理科 | セミナー、フォトサイエンス |
入試情報をどこで集めていましたか?参考になりましたか?
予備校の先生、スタッフの方々からは常に最新の情報が入ってくるので、とても参考になりました。またチューターの方や、一緒に授業を受けていた友人からも、話すことでたくさんの情報を得ることができました。インターネットの情報はあてにならないものも多いので、ほとんど活用していません。
面接試験で良く聞かれた質問はなんでしたか?
医学部志望動機、医師志望理由となぜこの大学を選んだかという質問は、全ての学校で聞かれました。高校時代にやっていた部活動についても、聞かれることが多かったです。また、調査書の欠席日数については、一番最初に聞いてくる大学もありました。
面接試験での「その大学ならではの質問」を教えてください
最後に、これから受験する方々へのメッセージやアドバイスをお願いします。
どの教科も偏りなく勉強していくこと、そして受験に向けて早い時期から体調管理や体力づくりをしておくことが大事です。私大医学部の入試の合格最低点はほとんどの大学で6割5分~7割程度です。試験時間のわりには問題量が多い印象を受けますが、中には基礎的な問題も少なくありません。大切なことは、まず周囲の受験生が確実に得点してくるだろう問題を自分も落とさないことだと思います。また私が実際に入試を通して感じたことは、入試に向けた体づくりがいかに大事かということです。私大医学部の入試は複数日連続して受験することが普通で、それを乗り切るための体力が必要不可欠です。食生活、睡眠、運動など、早いうちから心がけておくべきだと思います。受験勉強や受験生活は、辛く苦しいことの連続です。ですが、周囲の人々、特に両親はいつでも自分の味方です。周りへの感謝の気持ちを忘れずに、精一杯頑張ってください。