竹村 瑞希さん
●個別指導授業:
田中先生にはプライベートスクール時代の中学1年の冬から5年間お世話になりました。私より私のことをよく分かってくださる一番の理解者であり、色々な相談をした際も、解決してくださり、本当に感謝しています。織田先生には高校1年でモル計算につまずいたときから3年お世話になりました。先生のおかげで、苦手だった化学も得意教科になったと思います。
●少人数集団授業:
中新先生の総合英語では月に1回の演習回があり、その成績で自分の位置を把握できました。また、夏までの英文法の授業で英文法がかなり固まり、苦手な英語も文法で点数を稼げるようになり、上位にくいこめるようになったと思います。化学では後期から吉村先生が作ってくださった演習を自分で解けるまでやり直し、とても自信になりました。
●学習環境や雰囲気のよかったところ
Medi-UPは建物がきれいというのもありますが、何よりも先生方との距離が近いのが魅力だと思います。廊下などですれ違い様に色々話しかけてくださったり、相談に乗ってくださったりしました。弱音を吐くこともありましたが、しっかり受け止めてくださりました。また、切磋琢磨できるライバルであり、一生付き合える友達に沢山出会えたことで、モチベーションも上がりました。
医学部進学を目指し始めたのはいつ頃ですか?そのきっかけは何ですか?
近畿に残りたかったので、関西4私立大学を受けようと思っていました。学校の評定が出願要件を満たしていましたので兵庫医科大学の推薦に出願しました。
兵庫医科大学に進学を決めた理由は何ですか?
中学1年のときに研伸館に通っていましたが、部活動が忙しくなり、研伸館PSで冬頃からお世話になっていました。高校1年の夏にMedi-UPが設置され、医学部志望だったのでMedi-UPに移りました。
7 | 12 |
6 | 6 |
医学部の受験勉強を、本格的に始めたのはいつ頃ですか?
高1の夏
受験勉強の中で「効果を感じた」オススメの勉強法を教えて下さい。
勉強法を確立させてはいませんでいたが、朝の電車では単語・イディオムをやる、昼休みは図書室に行くということは徹底していました。また、友達に教えるとより一層理解が深まりました。
受験勉強の中で「一番苦労したこと」はなんですか?
高校2年の1~3月にかけて、上手くいかないスランプのようなものに陥りました。先生方には今の自分の事をこと細かく話し、勉強法は間違っていないと言って頂き、前を向くことができました。この時期を経験したからこそ、高校3年で成績が右肩上がりだったのだと思います。
受験期はどんなことにストレスを感じていましたか?その対処法は?
成績が順調に伸び、「普通にやれば大丈夫」と言って頂ける機会が多くなったときに自分に負荷をかけすぎてしまいました。家族に弱音を吐いて楽になっていました。
科目 | 書籍名 | おすすめ度 |
---|---|---|
理科 | 『名問の森』(河合出版) | |
理科 | 『化学頻出!スタンダード230選』(駿台文庫) |
入試情報をどこで集めていましたか?参考になりましたか?
母がネットで詳しく調べたり、積極的に説明会に行ってくれていたので、ほとんど母から教えてもらいました。
面接試験での「その大学ならではの質問」を教えてください
兵庫医科大学 医師志望理由
兵庫医科大学 兵庫医科大学志望理由
兵庫医科大学 学校生活で頑張ったことは
兵庫医科大学 部活動での実績と部活動を通して学んだこと
兵庫医科大学 最近の気になった医療ニュース
最後に、これから受験する方々へのメッセージやアドバイスをお願いします。
高校2年の秋まで部活に明け暮れていた私でも現役で医学部に合格できました。大事なのは、自分がもう限界だと思うところまでとことん勉強して、それができた自分をほめて、自信のある状態で入試に臨むことだと思います。
担当講師・担任からのコメント
竹村さんは、とにかく真面目に勉強に取り組んでいました。各教科の先生に指示されたことは誠実にこなし、理解できない点はすぐに質問して解決していました。そういった地道な努力が実りましたね。
個別指導を開始する前からある程度の学力はありましたが、理科にとって大切な「なぜ」を考える習慣が、まだついていなかったように思います。「なぜそのような現象が起きるのか」「なぜその解法を選択するのか」といったことを意識するように習慣づけたことで、解法に対する自信がついたのではないでしょうか。
真面目さゆえに、受験直前には自分で自分を追い詰めてしまい、精神的につらそうなときもありました。しかし、それでも手を抜かずに勉強し続けたことが、最終的に合格をつかみとった一番の要因であると考えています。高3の秋ごろには、私からみてもしっかりとした学力と安定感があり、高卒生とも肩を並べる結果を出していました。これは本当にすごいことです。この努力は、医学部合格という結果だけでなく、これから医学の道に進む上での土台となるだろうと思います。
化学担当 織田 拓也