M・Sさん
少人数の塾であるため、先生方一人一人が私自身の弱点や性格等を知ってくださっていて、的確なアドバイスをもらうことが出来るところです。また、常に他の生徒と話すことは禁止であるため、友人関係のトラブル等に巻き込まれることなく自分自身と向き合うことができ、勉強のみに集中できるところです。
医学部進学を目指し始めたのはいつ頃ですか?そのきっかけは何ですか?
中学3年生。姉が先天性の病気で多くの先生方に助けてもらったことを両親から聞き、姉の姿をそばで見て育ってきた中で「いつか自分も姉のように病に苦しむ人の命を直接救いたい」と思ったことが大きなきっかけです。主体的に患者さんと治療方針を決めるという大きな責任があると同時に、やりがいのある医師という仕事に就きたいと思ったからです。
聖マリアンナ医科大学に進学を決めた理由は何ですか?
日本でただ一つのキリスト教に基づいた教育を行う医科大学であるため。中高とカトリックの学校に通い、キリスト教に触れる中で医師として、人として愛の精神を更に学び、育みたいと強く感じました。この思いを実現することができ、自分の想像する医師像を実現する為には聖マリアンナで学ぶことが最適だと考えたことが進学した大きな決め手です。
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医学部の受験勉強を、本格的に始めたのはいつ頃ですか?
高校3年生の4月
受験勉強の中で「効果を感じた」オススメの勉強法を教えて下さい。
テストであっても、問題集を解いている時でも間違えた問題、ポイントを大切にすること。必ずその日の最後に、一日の中で間違えたものやポイントを全て確認する。覚えられないものは付箋に書いて机に貼っておく。貼った日、その翌日の2回確認し、覚えていればノートに貼っておく。できなかったものはそのまま貼っておき、覚えたらノートに貼る。ノートは定期的に見直し、テスト前には必ず総確認を行う。間違えた物の方が頭の中に残りやすいと感じていました。間違えは悪いことではなく、自分が成長するための良い材料であるとポジティブに捉えながら行ってみてください。
受験勉強の中で「一番苦労したこと」はなんですか?
自分に自信を持てないこと。模試やテストできちんと正解できたものは自分は出来ている分野、そうではない分野や苦手だと思っているものは出来ていない分野だと自分の中ではっきりとさせる。出来ていない分野は何度も練習する。そして、自信を持つまでにいかなくとも模試やテストで出題されても不安にならないようにする。たとえすぐに結果が出なくても、自分がこなしてきたこと、積み重ねたものは必ず実を結ぶと信じて、自分に嘘をつかずに日々の勉強をきちんと続ける。そうやって乗り越えました。
受験期はどんなことにストレスを感じていましたか?その対処法は?
おいしいものを食べ、両親に話をよく聞いてもらって解消していました。不安なことを口に出したり、紙に書いたりするだけでも不安感が減ったと感じました。不安からくるストレスは受験が終わるまで完全に解消することはできないと思うので、いかにうまく付き合うか、自分に合った付き合い方を見つけることが大切だと思います。
科目 | 書籍名 | おすすめ度 |
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生物 | スクエア 最新図説生物 | |
英語 | 英語標準問題集1100 | |
数学 | 合格る計算 数学Ⅲ(微分・積分の分野) |
入試情報をどこで集めていましたか?参考になりましたか?
エースメディカルで配られる資料と学校ごとのパンフレット、赤本を主に使っていました。特に出願に関する情報と合格最低点などを参考にしていました。また、面接前にその学校についての基本的な情報などを頭に入れておくためによく読んでおきました。面接の際に答えを用意していなかった質問をされた際にパンフレットの内容を思い出すことで答えることができたので、面接前にパンフレットをしっかり読んでおくことはすごく役に立ちました。
面接試験での「その大学ならではの質問」を教えてください
藤田医科大学 アドミッションポリシーの中で自分に最も当てはまるものはどれだと思うか。
藤田医科大学 入学時に提出する誓約書の内容をあなたは守ることが出来ると思うか。
東京女子医科大学 大学に入ったら入りたいと考えているサークル等はあるか。
最後に、これから受験する方々へのメッセージやアドバイスをお願いします。
どんなに辛くて、自分の合格が想像できなくても決して最後の最後まで医学部合格を諦めないでください。辛くなったら家族や先生に話してみてください。心が少し軽くなるはずです。あなたを全力でサポートし、応援してくれている人はたくさんいます。感謝の気持ちを忘れずに、医学部に合格した後の姿を想像して、最後まで頑張ってください。