S. K.さん
生徒一人一人への気遣いが行き届いており、合格ラインに達するまでに必要なことを的確にアドバイスしてくれます。それは、決してきれいごとではなく現実を見たものであるため、痛いところを突かれることもありますが、生徒が納得できる形できちんと説明してくれるし、精神的なフォローもしっかりしてくれるので、モチベーションを高く維持できたところがよかったです。また、とにかく先生方の「こいつを受からせたい!」という熱意が感じられたのも良かったと思います。
医学部進学を目指し始めたのはいつ頃ですか?そのきっかけは何ですか?
以前から医学への興味はあったので、タイミングが合えば受験勉強に挑戦したいと思っていた。そこに、身近な人の病気が重なったため、それがきっかけとなり医学部への進学を決意しました。とにかく仕事を続けながら受験勉強ができる予備校を探していて、家からも近く立地もいいエースメディカルに通い始めました。何より、塾長の峰岸先生に全面バックアップを約束され、背中を押されたことが、実際に勉強をスタートさせるきっかけとなりました。
香川大学に進学を決めた理由は何ですか?
とにかく国公立医学部にこだわっており、最初は関東近郊の大学を志望していましたが、先生方のアドバイスもあって、全国へ目を向けることにしました。学費が抑えられる大学という制約付きで私立も受験して、結果として合格できましたが、卒業後の進路の制約や大学の実績を鑑みて、総合的に判断した結果、国公立大学への進学を決めました。
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医学部の受験勉強を、本格的に始めたのはいつ頃ですか?
2014/04/01
受験勉強の中で「効果を感じた」オススメの勉強法を教えて下さい。
英語では音読が効果的でした。ただ単に声に出して読むだけではなく読むと同時にその文で言いたいことを同時にきちんと捉える練習をしたら、英文を読むスピードが格段に速くなりました。特にセンター試験では効果てきめんで、長文問題はほとんど落とさなくなりました。また、重要構文や動詞の語法等を覚える時には、自分が覚えやすい例文をいくつか作ってみることをやっていました。参考書などでは「こんな文、絶対に日常生活で使わないでしょ!」というものが多くあるので、身近なものに置き換えて例文を作っていました。
あとは、全体的にイメージを形成する作業が役に立ちました。具体的には、暗記系でもキーワードを丸々覚えるのではなく、「参考書のどのあたりに書いてあったか」等を画で覚えて、その周りに書いてあったことを連想して知識を引っ張り出すのは、非常に効果があったと思います。
受験勉強の中で「一番苦労したこと」はなんですか?
成績が下がったときのモチベーションの復帰に苦労しました。結果が出ている時は自然と勉強にも身が入るものですが、長く勉強を続けているとたまにスランプに陥る時があります。そういう時には、事態を冷静に把握して、失点の原因を分析(ケアレスミスなのか、そもそも分からなかったのか等)することで、対応を明確にして安心感を得ていました。また、先生方に愚痴を聞いていただいてもいました。
受験期はどんなことにストレスを感じていましたか?その対処法は?
自分の思うように勉強時間が確保できないことが一番のストレスでした。ただ、仕事を続けながら勉強していたので、そこはどうすることもできませんでした。なので、そこを無理やり変えようとすることはせず、休日に思いっきり勉強することで逆にストレス発散になっていました。「今日はこれだけやった」という満足感を得ることが何よりのストレスの発散方法でした。
科目 | 書籍名 | おすすめ度 |
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数学 | カルキュール | |
数学 | 大学への数学 新数学スタンダード演習 | |
英語 | 全解説入試頻出英語標準問題1100 | |
理科 | 入試の核心(物理、化学) | |
社会 | センター試験 〇〇の点数が面白いほどとれる本 |
入試情報をどこで集めていましたか?参考になりましたか?
▽医学部再受験の情報サイト
過去の再受験生の受験実績がある程度反映されているため、「ある程度」参考にしていました。不特定多数が書き込みできる掲示板という側面もあるため、鵜呑みは絶対NG。再受験への寛容度は参考になりました。
▽エースメディカルみなとみらい
新鮮で、かつ確度の高い情報を得ることができ、受験校選択の際に参考にさせて頂きました。
最後に、これから受験する方々へのメッセージやアドバイスをお願いします。
自分の弱点としっかり向き合い、とにかく逃げない事が大事です。自分の立ち位置を冷静に分析して、合格に必要なことを明確にし、本番から逆算していつまでに何をやるのか決めることが重要です。また、国公立大学は特に総合力が勝負になるので、すべての科目がトップクラスにある必要はありません。苦手な科目も、得意な科目で補えるくらいのダメージで済むようなレベルに持って行ければOKです。
結局は、「やるか、やらないか」。やるべきことをやれば絶対にゴールは見えてきます。