日本大学の傾向と分析
情報提供:医系専門予備校 メディカル ラボ
2022年11月時点の情報です。
医学部は,自主創造の理念を念頭に醫明博愛を実践する,(1)豊かな知識・教養に基づき社会に貢献する高い人間力を有する医師の育成,(2)高い倫理感のもとに,論理的・批判的思考力を有し,世界へ発信できる学際的視野を持った研究者の育成,及び(3)豊かな個性を引き出し,次世代リーダーを育成する熱意ある教育者を志す人材の育成を目指しています。
従って医学部では,医学・医療の分野で社会に貢献したいという明確な目的意識とそれを実現しようとする強い意志を持ち,目標に向かって意欲的に学修を進めていくことのできる学生を求めています。
入学試験では,このような人材を多元的な尺度で評価し,基礎的な能力や資質に優れた人材を見出します。 一次試験では,学科試験(理科,数学,外国語)により,6年間の学修に必要な知識・技能,判断力,思考力を評価します。
二次試験では,小論文と面接により,思考力,判断力,表現力,主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度を評価します。
入試に関する問い合わせ先 | 医学部教務課/〒173-8610 東京都板橋区大谷口上町30-1 TEL:03-3972-8188 |
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募集要項の請求方法 | 大学のホームページ ※募集要項は紙媒体による配布を行わず、大学ホームページに掲載予定。 |
大学ホームページ | |
学部所在地 |
問合せ先に同じ。 Google Map |
アクセス | 東武東上線大山駅下車、徒歩約15分。JR池袋駅西口(国際興業バス4番線)から日大病院行で終点下車(約25分)。 |
学部学科・定員 | 医学部=医学科125(認可申請中含む) |
大学院 | 医学研究科=生理系専攻、病理系専攻、社会医学系専攻、内科系専攻、外科系専攻 |
おもな付属施設 | 板橋病院、日本大学病院など。 |
沿革 | 大正14年創設の専門部医学科が前身。昭和17年に医学部となり、27年に新学制による医学部医学科へ移行。 |
出題傾向も難度も標準的なので、特別な対策は不要。読解問題は4題あるが、その中で2題は語彙と語句整序しか問われない。大問1から3までは文法・語彙・熟語の短文空所補充が出題されるので、オールインワン系の問題集を1冊しっかり仕上げることが必須。読解も標準レベルのため医学部に特化した問題を解く必要はない。
大問1から6まで全問マーク式で、幅広い分野から出題されている。場合の数・確率、ベクトル、数学Ⅲの微積分は毎年出題されている。数学Ⅲの微積分はグラフ、面積、体積といった定番の内容。私立大医学部では珍しく、データの分析での図表の読み取りを出題した年もあった。多くが基本的な問題で、計算量もそこまで多くはないので、確実に得点しなければならない。
大問7題。基本レベルで構成されており、かなりの高得点が要求されるだろう。ただし、大問数が多く、迅速な対応力を身につけるために普段から読解・計算スピードを上げるトレーニングが大切。22年度は、熱硬化性樹脂が出題された。高分子の計算問題や化学用語など幅広い学習をしておこう。
例年同様に大問7題構成。大問数は増えたが問題量自体は21年度とほぼ同じ。問題集などでよくみられる問題が多く出題されているのでしっかり学習していれば高得点を取ることが可能。問題集に載っていないような問題も落ち着けば解けるレベルなので、しっかりとデータを比較して解いていこう。考察問題の対策は過去問の活用が有効なので、本学の過去問に取り組み、データの読み取りや比較の仕方をマスターしておこう。
N方式に統一しての初めての入試。基礎~標準レベルの典型問題が中心であるため、9割を目指したい。大問5題で、力学、熱、波動、電磁気、原子と全分野から出題された。対策としては、N方式の過去問を中心に、同程度の難度であると思われる共通テスト以前のセンター試験の本試・追試の過去問で演習を積み、高得点を狙っていきたい。