関西医科大学の傾向と分析
情報提供:医系専門予備校 メディカル ラボ
2026年04月時点の情報です。
■求める学生像
医学・医療の進歩と質の向上に努め、豊かな感性と教養があり、生涯にわたり国際社会や地域社会に貢献できる医師を育成するため、次のような人材を求めています。
・高い倫理性と豊かな人間性を有する人
・医学・医療の進歩に貢献しようとする熱意を有する人
・医師に必要な使命感、協調性を備えた高いコミュニケーション能力を有する人
・課題を発掘する好奇心や探究心を有する人
・自己啓発・自己学習を継続する意欲を有する人
■本学入学までに求める学習成果
入学する学生には、高等学校等における教育課程により習得した基礎学力を、分析力や俯瞰力により高度な学びへと展開できるように、次のような能力を求めます。
・生命科学・医学を学ぶための高校卒業レベルの学力
・論理的思考力などの総合的学習能力
・多様な人々と協調、協力して物事を成し遂げるためのコミュニケーション能力
・国際社会においても活躍できる基礎となる語学能力
| 入試に関する問い合わせ先 | 入試センター/〒573-1010 大阪府枚方市新町2-5-1 TEL:072-804-0101(代表) |
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| 募集要項の請求方法 | ①大学のホームページ ②テレメール ※詳細は大学のホームページに記載。 |
| 大学ホームページ | |
| 学部所在地 |
問合せ先に同じ。 Google Map |
| アクセス | 京阪電車京阪本線枚方市駅下車、徒歩約5分。 |
| 学部学科・定員 | 医学部=医学科122(設置構想中含む) |
| 大学院 | 医学研究科=医科学専攻、先端医療学専攻 |
| おもな付属施設 | 関西医科大学附属病院、総合医療センター、くずは病院、香里病院、天満橋総合クリニック、附属生命医学研究所など。 |
| 沿革 | 昭和3年創設の大阪女子高等医学専門学校が前身。22年に旧制の大阪女子医科大学となり、27年に新制大学「大阪女子医科大学」となった。29年に男女共学となり関西医科大学と改称した。 |
24年度と同様、読解問題2題と自由英作文1題の計3題からなる形式だが、設問内容はやや異なる。大問1の空所補充は語句だけではなく、10語前後の英語を挿入する形式が初めて出題された。大問2では、24年度まで大問1で出題されていた内容真偽と本文から抜き出して説明する問題が出題された。大問3は24年度と同様、100語程度の自由英作文が出題されたが、24年度のようにグラフは出題されず、箇条書きとなっている質問内容を英語で説明する形式だった。対策としては700~1,000語程度の英文を段落要約しながら読み進める。自由英作文対策としては、普段から100語程度の英文を書き、フォーマットを作っておく。
22年度以降、全問が論述形式となり、21年度以前と比較して難度が非常に上がっている。しっかりと考えて取り組みたい問題が並んでおり、計算量も多く、完答するには厳しめ。複数の解法を使い分けられる力と、迅速かつ正確な計算力が必須。解ける問題を確実に得点していくことが重要だ。典型解法を一通り学習した後、標準レベルの問題集で解答作成の練習をしておくとよい。なお、16~22年度までは、領域やグラフを図示する問題が出題されていた。
大問4題。大問1は鏡をテーマとした分野をまたぐ総合問題。大問2の窒素酸化物の会合や分解反応の問題で計算力が必要だった。大問3・4は完答を狙いたい内容。記述式のため、有効数字や単位の記載に気をつけよう。25年度から本学Webサイトに丁寧な「出題意図」があり、作成者が求めている言葉を忘れないようにしよう。その上で前期・後期の過去問を解くと気づくことが多いだろう。また、常に身の回りにある物質に探究心を持つことも大切だ。
24年度と同様に大問4題構成の記述式。大問1の小問集合は毎年度8~10問出題され、25年度は8問だった。「すべて選べ」という形式で問われる問題が非常に多く、順に並べて指定の順番にくるものを複数答える問題もあるので、正確な知識が要求される。大問2~4は、オーソドックスな内容で標準レベルの問題が多い。しかし25年度では、大問2で出題頻度の高くない自家不和合性の問題が出題され、この問題で差がついたと思われる。
大問4題構成。問題集に掲載されているような典型問題はもちろんのこと、例年、医学、工学に関連した内容が出題される(25年度:組織ドップラー法、24年度:電磁血流計の原理など)。これらの問題は、内容自体は高校物理の範囲を逸脱しているが、高校物理を用いて解けるように工夫がなされている。ただし、試験時間内にすべてに手をつけることは非常に厳しいだろう。また、実験データやグラフを読み取る問題が続いており、過去問演習を通じて慣れておきたい。さらに、答えを出すだけではなく、途中の考え方も要求されることが多いので、日頃から正解へのプロセスを簡潔にまとめる習慣をつけておこう。