香川大学医学部医学科1年生のA.Tさん。
数年に一度しか医学部医学科の合格者が出ない公立高校(高校偏差値57)出身。
うまくいかない時も前向きに現状分析・課題の抽出・原因の特定・改善を繰り返し、国立大学医学部医学科の合格を掴み取りました。
武田塾医進館の楠木翔太氏と一緒に、受験生活を振り返っていただきました。
本記事で取り上げる武田塾医進館のポイントは、下記の通りです。
- 授業ではなく、自学自習の徹底サポート
- デイリーチェックで知識の定着を強制的に習慣化
- 週1の面談で状況を言語化し、改善サイクルを回せる
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- 楠木 翔太氏
- 武田塾医進館 統括
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- A.Tさん
- 香川大学医学部医学科に合格
授業依存から脱却し、自学自習へシフトした理由
ー受験生活のなかで、一番苦しかった時期は?
Aさん:二浪目が終わった時が一番つらかったです。二年間大手予備校に通い、授業はきちんと受けていましたし、成績も少しずつ上がっていました。だからこそ「次こそはいける」と思っていたのですが、思うように伸びず、結果にはつながりませんでした。
同じように浪人していた友だちも合格できず、周囲の雰囲気も重くなっていったんです。そのとき「三浪して本当に成績が伸びるのか」「この生活をいつまで続けるのか」という不安が押し寄せ、気持ち的に一番追い込まれました。
ー途中で「私立に切り替えよう」とは思わなかったのですか?
Aさん:正直、私立は最初から考えていませんでした。国公立一本でやってきた流れを途中で変えるのは自分の中で納得できなかったんです。
もちろん迷いはありました。「国公立にこだわりすぎて遠回りしているのではないか」と思ったこともあります。でも、そこで道を変えるよりも、これまで積み重ねてきた努力を信じて国公立一本で挑み続けることが、自分にとっては正しい選択だと思いました。
ー志望校は変えずに、勉強のアプローチ方法を変えることを選んだわけですね。
Aさん:はい。授業から吸収できることはある程度やり切った感覚がありました。これから必要なのは「自分の弱点をあぶり出して克服する時間」だと考えました。
武田塾医進館は授業を受けるのではなく、自学自習を重視しています。最初に話を聞いたとき「今までと違うやり方で取り組める」という期待がありましたし、「これなら状況を変えられるかもしれない」と思えたんです。
復習習慣によって合格力を高めたプロセス
ー医学部合格に直結した勉強法の変化は、何だと思いますか?
Aさん:復習を徹底することですね。これは、武田塾医進館に来る前に自分に一番足りていなかった部分です。授業を受けて「わかった」と思った瞬間は確かに気持ちいいんですけど、そのまま放っておけば必ず忘れてしまう。模試や入試本番で同じ問題に出会ったときに、本当に解けるのか?と自分に問いかけると、正直怪しいなと思うことも多かったんです。だから、初めて触れた問題も一度で満足せず、何度も繰り返して自分のものにする。その習慣を武田塾医進館に来てから一番大切にしました。
ー以前は復習が十分でなかったということですか?
Aさん:そうです。通っていた大手予備校の授業自体はすごく質が高かったんです。先生の説明で「なるほど、そういうことか」と理解できた気になって、授業後は「いい授業だったなあ」と満足してしまっていました。でも、その後にきちんと復習をしないから、知識が定着せずに終わっていたんです。今振り返ると、それが一番の落とし穴でした。
ー授業の理解で安心してしまうタイプだったのですね。
Aさん:まさにそうでした(笑)。先生がわかりやすくて、その場では頭に入った気になる。でも寮に戻ると疲れてしまって、復習は後回し…。それが積み重なって「授業は聞いているのに成果が出ない」という状態になっていました。二浪目の途中でようやく「これはまずい」と気づいて、自習室に残って授業の復習や予習を始めましたが、気づくのが遅かったと思います。
ー高校時代から学習習慣は身についていなかったのですか?
Aさん:はい。高校のときは部活中心の生活で、勉強する習慣はほとんどありませんでした。部活を終えて帰宅すると「やろう」と思っても疲れてそのまま寝てしまうことも多かったです。その延長で予備校に進んでしまったので、「勉強を生活の一部にする」という感覚が全然なかったんです。だから一浪目は本当に大変でした。寮に入って環境を変えても、すぐに習慣は身につかなくて…。最初は机に向かっていても集中できず、気づけばぼーっとしていたり、ふらっと部屋に戻ってしまったり。今思えば「勉強する体力」も「習慣」もなかったんです。
ーそれをどうやって克服したのですか?
Aさん:段階を踏んで少しずつ、ですね。二浪目の途中で「授業を聞くだけじゃ足りない」と気づき、復習を始めてから勉強習慣が少しずつ定着しました。武田塾医進館に入ってからは毎日のデイリーチェックがあったので、「やらなければいけない」状況が自然と習慣化を後押ししてくれました。正直、もっと早く気づけていればと思うこともありますが、回り道をしたからこそ今の自分があるとも感じています。
デイリーチェックが生む“積み上げ”と本番での安心感
ー入塾後、どんな変化がありましたか?
Aさん:一番大きい変化は「自分から動かなければ何も進まない」という意識です。大手予備校時代は授業に出席すれば安心してしまっていましたが、武田塾医進館ではゴールから逆算した計画を実行するのはすべて自分の責任。だからこそ、勉強に対する主体性が圧倒的に増しました。
また、生活全体も変わりました。日々の勉強時間の管理をしていく中で、規則正しい生活を意識するようになったんです。武田塾医進館での勉強は「やるかやらないか」がすべてなので、普段の生活の乱れがそのまま結果につながる。そう実感できたのは大きな変化でした。
ーデイリーチェックの効果はいかがでしたか?
Aさん:毎日の小テストは本当に良かったです。範囲は限られている分、確実に覚えなければならない。だから「確実に積み上げていこう」という気持ちになれました。
正直、最初は「毎日テストは負担になるかな」と思ったんです。でも実際に続けてみると、日々の積み重ねが大きな安心感になりました。その日1日の勉強の振り返りができるので、勉強の成果を実感できたんです。
特に本番前の時期、過去問を解いていると「この範囲はデイリーチェックでやったな」と思えることが増えました。試験会場での自信にもつながり、「あのときの積み重ねがあったから今の自分がある」と強く思います。
週次面談での言語化が学習改善につながった背景
ーモチベーションの維持についてはどうでしたか?
Aさん:浪人生活は長いので、やる気が上下するのは当然あります。武田塾医進館では、担当の先生と毎週面談があり、そのときに「うまくいったこと」「できなかったこと」を話せたのが大きかったです。自分ひとりだとつい後回しにしてしまう反省点も、面談で言語化することで次の週に生かせました。
また、先生方が「ここまでやれば必ず合格につながる」というロードマップを示してくれたので、ゴールまでの道筋が明確になり、不安を最小限にできました。
ー医学部に進学してから、受験期の経験が活かせていると感じる場面はありますか?
Aさん:はい、実感することは多いです。大学、とくに医学部では高校のように日々の課題が多いわけではなく、テスト前にどれだけ自分で計画的に勉強できるかがすごく重要です。そういう意味で、武田塾医進館の「授業がない分、自分で勉強時間を確保する必要がある」というスタイルが本当に活きていると感じます。自分で学習計画を立てて、日々の時間をどう使うかを管理する感覚は、今でも自然に身についています。
また、「一冊を完璧にしてから次に進む」という武田塾医進館の方針も、大学の試験勉強にそのままつながっていると思います。医学部では試験範囲が広くても、結局は「何を完璧にするか」を決めて徹底的にやり切ることが大事です。レジュメを完璧に覚えるでも、過去問を徹底的に分析するでも、とにかく一つの素材を仕上げきる意識──それが武田塾医進館で学んだ「完璧になるまで進まない勉強法」からきていると感じます。
ー武田塾医進館で身につけた学び方が、そのまま大学での学び方に応用されているんですね。
Aさん:そうですね。授業をただ受けるのではなく、「なぜそうなるのか」「背景には何があるのか」を自分で調べて考える癖も、武田塾医進館時代に培ったものです。医学は暗記量が多いですが、単純に覚えるだけではなく、“仕組み”や“理由”を理解しようとする姿勢があるかどうかで、学びの深さが全然違うと感じます。
ー合格後の学びに、受験期の経験がしっかり根を張っている印象ですね。
Aさん:本当にそうです。あの頃の勉強法が、今も生きている。武田塾医進館では“自分で考え、自分で学ぶ”ということを徹底的に求められました。そのおかげで、今はどんな課題にも「どう取り組めば自分が理解できるか」を考えながら進められるようになりました。大学の授業は難しくなっていきますが、これからも一つずつ積み上げていきたいです。
今回、医学部への合格を勝ち取った生徒と、それ以上に熱意を持った武田塾医進館の講師の方の熱量ある校舎での体験談を取材をさせていただきました。成績が伸びずに悩む受験生に対して、徹底的な学習計画・生活の指導を行い、「授業のない」塾のメリットを最大限生かした仕組みが整っているなと感じました。医師になりたいという強い気持ちを持ち、医学部合格、そして、その先の名医を目指して、武田塾医進館への通塾をご検討されてはいかがでしょうか。