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- レクサス教育センター
- 物理/数学 講師
奥田 克之先生
「英語が得意な生徒は医学部に受かる」 老舗医学部予備校がそう言い切る訳とは?
-ズバリ、医学部に合格する秘訣を教えて下さい。
奥田:英語の成績を伸ばすことです。
-随分と具体的ですね。
奥田:はい。毎年レクサスに入学した浪人生はまず前年度の敗因を分析することから新たな一年をスタートさせますが、その分析の結果からです。
-なるほど。その分析から英語の成績の重要性が浮かび上がってきたわけですね。
奥田:その通りです。毎年、新年度スタート時に英語が得意な生徒は非常に少なく、本人が得意だと自負していても点数の取り方が正確に分かっていないことがほとんどです。したがって英語の弱点を明確化し、克服することが最優先課題であり、レクサスの超一流の英語講師がついているからこそ、それが可能なのです。ちなみに英語の成績が良い状態でレクサスに入学した生徒のほとんどが去年合格しております。
-100%?英語が重要な科目であることは知っていましたが、そこまで偏りが生じるのは意外でした。文系の私にとっては数学が得意な方が優秀なイメージですが。
奥田:確かに。数学が得意な人は頭が切れて優秀だと思われることが多いかもしれませんね。しかし、仮にそうだとしても、「頭が切れて優秀」と「医学部に合格する力」はイコールでは結び付かないのです。
-では、医学部に合格する力とは、どのような力ですか?
奥田:安定した得点力です。
-それと英語にどのような関係があるのでしょうか?
奥田:科目の持つ特性を考えてみましょう。理系科目には、新しい発見や問題が解けた事への愉悦を大いに味わえる一方で、いくら得意になってもケアレスミスによる大量失点のリスクが常について回るという特徴があります。英語は、単語や熟語の暗記、英文の音読など一見地味で退屈な勉強を多く要しますが、不注意が原因で大幅に点数を落としてしまったという事例は、他科目に比べて極端に少なく、得意になってしまえば安定して高得点を取れるという特徴があります。
-なるほど。英語が得意な受験生の方が、点を落とすリスクが低いわけですね。それでも理系科目を軽視することは出来ないと思うのですが。
奥田:もちろんその通りです。レクサスの理系科目のカリキュラムでは十分な理解と、充分な演習量を実現します。しかし、その成果を入試本番で発揮できなければ意味がありません。
-では、英語を重視するレクサスの姿勢には、「理系科目の得点も安定させる」という狙いもあると?
奥田:はい。先ほど理系科目の大量失点のリスクに触れましたが、そのリスクを増幅させてしまうものが「焦り」です。理系科目は柔軟な判断力、注意力を要するため、入試本番の異常な雰囲気の中でその能力が十分に発揮されない可能性は低くありません。
-つまり、理系科目に落ち着いて取り組むためには英語の成績を上げることが必要であるというのですね?
奥田:はい。英語が苦手であることは受験生にとって想像以上に精神的な負担となりますので。
-なるほど。英語の実力が、理系科目でのリスクの軽減に繋がって、安定した得点力となるのですね。
奥田:まさにその通り!ですので、レクサスでは、従来の「選抜クラス」に加えて、「英語選抜クラス(10名限定)」を設置しています。
-英語選抜?英語の成績のみで選抜するということでしょうか?
奥田:そうです。特に帰国子女の方はその対象になります。
ちなみに、両選抜クラスには「合格支援制度」を敷いています。
「選抜クラス」と「合格支援制度」 非常に高い合格率を誇る、レクサスの攻めの姿勢
-合格支援制度?あまり聞き慣れない制度ですね。どのような制度なのでしょう?
奥田:第一志望の大学に合格できなかった場合は、次年度の授業料を無料にする制度です。
-第一志望に落ちた人が無料になるというのは、他の予備校ではあまり聞かないですね。
そこまで強気な制度を敷くからには、よほどの自信があるのですね。ちなみに実績は?
奥田:選抜クラス設置から13年間での医学部進学率は高水準で推移しております。
-それだけ質の高い授業ということですね。
ちなみに、第一志望の大学の設定は生徒さん本人の自由ですか?
奥田:はい。生徒の希望を最優先して志望校を決定します。入学時の面談で仮設定、10月の面談で本設定という流れです。
-なるほど。しかし、この制度の利用条件は相当厳しいのでは?
奥田:いえ。具体的な条件は入塾面談で丁寧にご説明しますが、要約しますと、「1年間、レクサスのカリキュラムをまっとうする事」が条件です。
-本当にそれだけですか?
奥田:はい。本来それだけで合格出来るので。しかし、第一志望の大学に関しては合格の保証はあり得ません。緊張やプレッシャーなどあらゆる要因が勝敗を左右させますから。その中で、少しでも強気な姿勢で勝負に向かえるようにと導入したのが、この「合格支援制度」なのです。
-なるほど。高い目標を持つ受験生に対する支援ということなのですね。
ちなみに、選抜クラス以外は適用外ですよね?
奥田:いいえ。入塾時に選抜クラスでなくても、校内模試でクラスを上げれば適用対象となります。
-この制度の利用を目的にすると、おのずと合格しそうですね。
奥田:お気づきになりましたか(笑)。それが本当の意味で「支援」になるかと。
-素敵な制度だと思います。
現役生のサポートも万全! 医師への最短ルートを進む「中高一貫コース」
-レクサス特有のコースが他にもあれば教えて下さい。例えば、現役生コースとか。
奥田:もちろんあります。「現役合格への中高一貫コース」です。医学部受験はなんといっても現役生が有利です。推薦入試などの選択肢が豊富で、一般入試の2次試験での評価は高くなる傾向にあります。
-中高一貫ということは中学生が対象でしょうか?ちょっと気が早いような…。
奥田:とんでもない!医学部受験では例えば3浪は珍しいことではありません。これはいうまでもなく高校生活の年月に匹敵します。また、このように浪人を重ねてしまう根本的な原因は、サボり癖、あるいは中学レベルの知識の欠落にあるのです。したがって、現役合格を目指すのであれば、医学部進学に向けて中学から準備をすることは必至なのです。
-確かに。英語力の開発も中学から始めた方が効果的だと思います。
奥田:まさにその通りです。
-そうなると、受験勉強を開始していない高校生は少し手遅れなのでは?
奥田:いいえ。準備期間が短くなるほど不利にはなることは否めませんが、あくまで中学レベルの知識の欠落が問題なのであって、それをカバーすれば遅すぎるということはありません。
-つまり「現役合格への中高一貫コース」は高校生も対象になると?
奥田:はい。「医者になりたい」という強い想いには無条件で応えていきます。
ちなみに、浪人生対象の「初学からのスタート、鬼の猛特訓コース(10名限定)」も設置しています。
-鬼?怖そうなコースですね。
奥田:・・・。
生徒をしっかりと引っ張っていくという熱量を予備校全体から感じました。
ここまでの自信やプライドを覗かせるのは、創業から30年、生徒の合格にコミットし続けて来たという裏付けがあるからなのだと思います。
自分から進んで勉強するのは苦手だけど、「絶対に医者になるんだ!」という強い意志がある方は、是非一度レクサスでお話を聞いてみてはいかがでしょうか。医学部に合格しここを卒業する時には、学習面はもちろん精神面でも良医に近づいていることでしょう。