小島さん
【55段階システム】
55段階は自分の受験校に絞った勉強スタイルを築けるため、どのような得点配分で合格点を目指すのか、明確なビジョンを作ることができました。そのうえで勉強を進めることができたので、苦手科目で必要以上に苦しんだり、周りと比べて精神的に参ってしまうようなこともありませんでした。また、1年間1対1で教えてもらった先生だからこそ、受験直前には知識面でもメンタル面でも支えてもらえることが非常に多くありました。
【クラス授業】
現役のときには表面的な暗記をしていた公式も、それがどういった実験結果のもと証明されたものであるかの歴史的背景を踏まえて教わることで、「公式=暗記するもの」から「公式=原理に則って考えれば自然と出てくる法則」へと認識が変わりました。そのことで、暗記に頼らなくてはいけない母数そのものが減り、頭の中が整理された状態で試験本番に臨むことができました。
【映像授業】
クラス授業は先生の解説を映像でも見ることができたので、授業が受けられなかった際の対面授業の代用として使えるだけでなく、自分でテキストの問題を解き直したりする際の理解の補助にも役立ちました。
医学部進学を目指し始めたのはいつ頃ですか?そのきっかけは何ですか?
私は小さな子供たちが学校に通ったり、友達を作ったり、遊んだりといった普通の生活を送れることが実はとても幸福なことで、そんな普通で幸せな生活を多くの人たちに送ってほしいという思いから医者を目指し、ひいては医学部を志望しました。
受験勉強の中で「効果を感じた」オススメの勉強法を教えて下さい。
千葉大学医学部は偏差値としては最上位校に当たるかもしれませんが、設問は他学部と同じであることから、他の医学部上位校と比べると問題自体は簡単で高得点勝負になる傾向があります。そのため、明らかな苦手科目を作らないことを意識しました。
中でも英語は得点にあまり差がつかず、数学はその年の難易度により大問1個分ほどの点数の波は予想されるため、時間との勝負とも言われる理科2科目でどれだけ安定して得点を取れるかを重点に対策しました。
最後に、これから受験する方々へのメッセージやアドバイスをお願いします。
努力することと苦しいことを耐えることは似ているようで違うと思います。受験において本当に大切なのは正しい努力を必要なだけすることにあると私は考えます。そのために正しく自己評価する能力や必要な課題を見つける能力は知識と同じくらい重要だと思いますし、それを補ってくれるのが先生方だと思います。だからこそ、個別指導という1対1で話せる四谷学院の環境を存分に活用することが、受験勉強においてとても効果的な合格方法だと思いますので、ぜひこの環境を上手に利用して欲しいです。