島根 優華さん
弱い部分を補うために問題集や参考書などを探し、私の学習ペースに合うよう範囲や小テストを指定してくださるので、担任指導はとても有意義でした。自分1人でやるのは難しかったので、すぐに相談に乗ったり一緒にペースを作ってくださった先生には本当に感謝しています。
YMSには医のアートやAU講座など、受験の二次対策としてはもちろんですが、医師を志す上で理解しておくべき歴史や知識、そして医師としての心構えが身につき今後に生きる授業が数多くあります。医師になる目的や覚悟も何も持っていなかった私ですが、YMSで過ごす2年間を通して沢山のことを学び苦しむ人々や医師になった自分が果たすべき役割を知り、何より「人を救いたい」と強く思うようになりました。「いい医者になろう。」を掲げ、生徒の内面を育ててくれるYMSの教育、熱い先生方のご指導のおかげだと思います。また、仲間と切磋琢磨しつつ互いを励ましあって努力できる環境も、YMSのポイントです。本当に大切な沢山の仲間と出会い、大変で辛くても、「みんながいるから私も頑張ろう」と毎日通っていました。苦手な教科を教えあったり、模試の成績で競ったり、「疲れたー」と言いながらみんなで和気あいあいと帰る夜の光景も大切な思い出です。
受験勉強の中で「効果を感じた」オススメの勉強法を教えて下さい。
女子医の推薦試験の1つである思考力試験はかなり内容が特殊なので、公務員用の問題集を1度解き、その後は苦手な部分を何度も繰り返していました。図形や確率、数列などは今までの数学の勉強も役立ちました。本番近くは通常授業は必要なものに出席し、そのころはとにかく思考力試験の勉強に充てて、解くスピードを上げることを目標にしていました。面接・小論文に対しては、ニュースに敏感になり情報収集をすること、今までの医のアートの授業の資料を振り返るなどを心掛けました。特に自分の志望理由や志望の科に関するニュースや知識、医療問題などを暇な時間に調べておくと本番で役立つと思います。
最後に、これから受験する方々へのメッセージやアドバイスをお願いします。
YMSに通って本当に良かったと思っています。現役で希望の大学に推薦で合格できたのは、YMSで先生方に様々な指導を受け多くの仲間に出会って共に努力する環境があったからだと思います。2年間大変でしたがとても楽しかったです。ありがとうございました。YMSで勉強している皆さん、がんばってください!