AKさん
まず特徴的なのは塾長面談です。模試返却時や相談がある時など必要に応じて塾長先生自身が全ての生徒の面談をしてくださいます。一人一人を詳細に分析して頂けるので、やるべきことが明確化し、自習の質が向上しました。私は通塾に片道2時間以上かかっていたので、電車内での勉強の効率をいかに上げるかが課題の一つでした。そこで塾長はセンター試験に向けてのリスニング演習法、スマートフォンを駆使した勉強法など、具体的な方法を提示して頂けたので、大変役立ちました。また、特筆すべきは数学・化学の授業です。先生方によるオリジナルテキストの質の高さ、授業内で得られる情報量はかなりのもので、与えられた問題をこなすことで、自然と学力が上がるのを実感できます。入試本番では、最も苦手だった化学で得点を稼げるようになり、それまでの努力が形になるのを体験できました。さらに、事務の方々も入試の情報を多く持っており、誰に相談しても必ず身になる情報を得られました。クエストは講師、テキスト、授業、面談、どの面を取って見ても質が高い予備校です。
医学部進学を目指し始めたのはいつ頃ですか?そのきっかけは何ですか?
4歳の頃、保育園での怪我をきっかけに医師を志すようになりました。その後、中学2年で父の急逝を経験し、中学卒業の頃には医学部進学を見据えた高校選びをしていました。
獨協医科大学に進学を決めた理由は何ですか?
総合診療医を志す私は、地域医療に力を入れている大学に進学したいと考えていました。また獨協医科大学ではくさび型教育が展開され、留年者数も少なく、地道な努力を続けられる学生が多い印象を抱き、自分に合っていると感じたためこの大学に決めました。
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医学部の受験勉強を、本格的に始めたのはいつ頃ですか?
高校3年
受験勉強の中で「効果を感じた」オススメの勉強法を教えて下さい。
あらゆる問題集に手を出すのではなく、一つの問題集に決めたらそれを最低でも3回以上、何度も繰り返すこと。問題を解く時はタイマーを使い、必ず時間を計ること。すき間時間には常にその日に学んだことを頭の中で再現すること。
受験勉強の中で「一番苦労したこと」はなんですか?
現役時に偏差値40代だった化学を向上させることに一番苦労しました。私は予備校選びの段階から、「化学を克服する」という目的をもって、化学の講師がどのような先生かを基準に選びました。この選択は正しく、先生のオリジナルテキストに載っている問題や小テストを全て解くことで、市販の問題集を使うことなく苦手を克服することが出来ました。
受験期はどんなことにストレスを感じていましたか?その対処法は?
私の家庭は母子家庭で、自己資金で私立医学部に進学することはできません。そのため、あらゆる団体の奨学金制度に申し込み、その採用を頂きました。自己資金ほぼなしで進学できる準備が整った状態での受験だったので、経済的な面から、今年の合格を逃したときのことを考えると、かなりのプレッシャーでした。しかし、クエストの先生方の数々のエールをノートに書き留め、それをいつも持ち歩き、ネガティブになったときにはそれを読み返し、鼓舞することで、悲観的になることに時間を割くのすら無駄なことに思え、再び机に向かうことが出来ました。
科目 | 書籍名 | おすすめ度 |
---|---|---|
理科 | ニューグローバル生物 | |
論文 | 医学部の小論文 | |
面接 | 医学部の面接 |
入試情報をどこで集めていましたか?参考になりましたか?
インターネットや医学部受験の情報誌から集めていました。面接で聞かれたことや、小論文のテーマ、各教科の傾向などの情報を得られたので参考になりました。
面接試験での「その大学ならではの質問」を教えてください
東京女子医科大学 女性医師の離職についてどう思うか。
最後に、これから受験する方々へのメッセージやアドバイスをお願いします。
入試が近づくにつれて、今の勉強法でいいのか、どうすればいいのか等、自分に自信が持てなくなることがあります。こんな時、この不安を払拭するのは、合格への「気持ち」です。私は不安になったとき、「合格するために自分に何が欠けているのか」をできるだけ客観的かつ具体的に考えるようにしていました。こう考えるといつも、冷静さを取り戻し、学べる環境にあることへの感謝と同時に、再びやる気が湧いてくるのを感じました。合格したいという気持ちは、合格を引き寄せる力を持っています。不安なときこそ周囲への感謝を忘れず、合格への「気持ち」を大切にしてください。皆さんの目標達成を心から応援しています。
担当講師・担任からのコメント
Kさんはとても芯が強く、素直な前向きな生徒さんでした。いつも笑顔が印象的でしたが、その笑顔の裏にある芯の強さやしっかりした考え方、努力をおしまない姿勢が成績の伸びに繋がり合格に繋がりました。
クエストの提供する授業はもちろんですが、早朝テストも全出席(きちんと朝から来塾し)皆勤となりました。
遠方からの通学でしたが、その時間をプラスに転じるように工夫されていました。
苦手な理科も先生方の指導やアドバイスをきちんと自分のものにして克服されました。
前向きなポジティブな気持ちと冷静な自己判断はこれから、医師になられても必ず生きてくると思います。
Kさんのこれからのご活躍を楽しみにしております。
おめでとうござました。