Y.Kさん
その日に学習したことをその日のうちにこなすということは、知識を定着させるうえでも大事です。レクサスの質問体制は贅沢な体制ですよね。生徒の数に比べて講師の先生がすごく多いので待機時間もありませんでしたし、10分と質問時間をきっちり決めてくれているのは逆に良かったと思ってます。結局、一番知識が伸びるときって、自分で問題を解いているときですよね。ダラダラと何十分も質問に使う時間はもったいないな、と思っていましたから、スピーディに質問を回してくれるのは良かったと思っています。
医学部進学を目指し始めたのはいつ頃ですか?そのきっかけは何ですか?
父が医師だったということもあり、身近な職業ではありました。それとは別に、僕は出身が宮城県なのですが、大学卒業後に働き始めて2年目が終わる春に東日本大震災が発生して…。その時に被災現場で行われていた実際の医療行為を見たこと、父がほとんど帰宅せずに現場で働いていたのを見たことで、医療職の持つ価値の大きさを痛感しました。あと、僕が働いていた会社は外資系ということもあって一生働く、ということは考えられない職場でした。そんな環境の中、30歳を前にして、ここは一念発起して医師になろう!と決めました。もちろん仕事はキリのいいところまできっちりやって、退職して医学の道を志す…ということにしました。
大阪医科薬科大学に進学を決めた理由は何ですか?
受験校に関しては何度も先生方と相談して選んだというところが、今回うまくいった理由でもあります。学卒(再受験生)を受け入れる大学、受け入れない大学というものがはっきりあるようですしね。
受験勉強の中で「効果を感じた」オススメの勉強法を教えて下さい。
2月のプレ学習の期間から勉強は始めていましたから、特に化学は、こんな基礎的なことからやるの…?とは思いましたね。それでも授業でやって、夜間でやって、小テストの前にもう一回全部やり直す…ということはしていました。ですから、前期期間でまず一周するというところを、僕は二周三周やっていたと思います。化学で言えば5月までに高分子あたりまでは終わらせて…と目標を設定して、それを復習することを何回も繰り返したので、前期期間中にかなり効率よく基礎知識を固めることができたと思っています。
受験勉強の中で「一番苦労したこと」はなんですか?
小テストは学習した知識が定着できているかどうかを確認するものですが、一学期の後半、数学の得点が伸び悩んだ時期がありました。完全にわからない問題があるわけではないのですが、思い違いであるとか、計算ミスであるとかで点数がなかなか上がらないときがありました。そのときは確かに悩んだというか、どうしたもんかな…と思っていました。それで、毎週土・日の時間を使って、テスト範囲の問題を解き直すことを必ずやっていました。あとは計算ミスをなくす努力をしました。僕は働いていた時期があったので数学から離れていた時間が長かったということもありますし、ⅢCはなじみがなかったということもありますけど、基礎的なところからやり直したことは大きかったな、と思います。
受験期はどんなことにストレスを感じていましたか?その対処法は?
良い仲間、友達もたくさんできたので、レクサスに来れば楽しかったですね。レクサスは12時間指導と謳ってますが、個人的には12時間勉強することをツライと思ったこともないです。第一、先生方もそれ以上に僕らに付き合ってくれているわけですし…。なので非常に勉強もしやすく、充実した一年でした。
入試情報をどこで集めていましたか?参考になりましたか?
レクサス医学部まるごと相談会・私立医学部合格読本
最後に、これから受験する方々へのメッセージやアドバイスをお願いします。
再受験仲間とも話していたのですが、医学部再受験生というだけでも逆風です。逆風であるということを正しく認識した上で、レクサスで勉強するのであれば、レクサスのシステムをうまく利用してしまえば越えられない壁はない、と言えます。ただ、中途半端な覚悟では必ず失敗します。たとえば働きながらであるとか、どこかの大学に籍を置きながらであるとか、そういうのはお勧めしませんね。ある程度のリスクがあることを覚悟した上で、本気でやれば医学部に合格できます。医学部再受験を考えている人がいるのなら、本気でそこまでやりきる覚悟があるか、もう一度よく考えて、一度決めたことを何が何でもやりきってくれたらたぶん大丈夫なのかな、と思います。あとは医学部に対するこだわりですね。医学部以外には出願しませんでしたから、ちょっと苦戦するところもあったんですけど、最後までこだわりぬいたことが結果につながったとも思っています。死ぬ覚悟でやってください。それぐらいの覚悟は必要です。