東海大学の傾向と分析

情報提供:医系専門予備校 メディカル ラボ
2024年02月時点の情報です。

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東海大学について

アドミッションポリシー

強い使命感をもち、医学科の教育研究上の目的及び養成する人材像を理解し、これらを達成するために自ら学ぶ意欲を持った人を求めます。

『求める学生像』
医学部医学科の教育目標を理解し、この目標を達成するために自ら学ぶ意欲を持った人材。及び、ディプロマ・ポリシーで求められている能力を、身に付けられると期待できる基礎学力を十分有する人材。

『入学者にもとめる知識・技能・思考力・判断力・表現力・態度』
(1)知識・技能
英語では、高校での英語の科目を通して英語の文章理解力、表現力、コミュニケーション能力を身につけておくことが望ましい。

数学では、高校での数学の科目の履修を通して公式や計算方法を理解した上で、それらを応用できる能力を身につけておくことが望ましい。

理科では、高校での理科(物理、化学、生物)の科目の中から数科目を選択し、個々の項目の内容を理解していることが望ましい。

(2)思考力・判断力・表現力
他者の意見を傾聴でき、自身の知識・体験を通じて共感でき、相手を尊重しながら自身の考えを発信できる能力を身につけていることが望ましい。

(3)主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度
周囲と協調しながら、目標に向かって継続した努力や挑戦する姿勢を持てることが望ましい。

学部基本情報

入試に関する問い合わせ先 入試広報課/〒259-1292 神奈川県平塚市北金目4-1-1
TEL:0463-50-2440
募集要項の請求方法 ①大学のホームページ 
※ 募集要項は紙媒体による配布を行わず、大学ホームページに掲載予定。
(総合型選抜、特別選抜は紙の願書による出願。願書は大学ホームページに掲載)。
大学ホームページ

http://www.med.u-tokai.ac.jp/

学部所在地

〒259-1193 神奈川県伊勢原市下糟屋143 Google Map

アクセス 小田急線伊勢原駅から徒歩15分、または東海大学病院行バスまたは東海大学病院経由愛甲石田駅行バスで約10分、「東海大学病院」下車。
学部学科・定員 医学部=医学科118(認可申請予定含む)
大学院 医学研究科
おもな付属施設 付属病院、 付属東京病院、付属八王子病院など。
沿革 昭和49年に医学部を開設した。

東海大学の入試問題の出題傾向と分析

英語

例年通りの形式と難度。大問1は段落ごとの内容一致が出題される。中にはやや難しい問いもあるが、消去法で簡単に解答できる。大問2の文法問題は標準的だが、文法をしっかり学習していないと正解できない。大問7・8の記述問題の難度は高くないが、英文和訳と和文英訳の練習が不足していると大きく点数を落とす可能性があるので、十分に演習しておきたい。問題量は多くないが、直前期には過去問を演習して時間配分を考えておく。

数学

23年度から出題範囲が数学Ⅰ・A・Ⅱ・Bのみとなったが、形式等に大きな変化は見られなかった。大問1は基本的なレベルの小問集合で確実に得点したいところだが、時間を使い過ぎないことも重要だ。大問2・3は誘導に従って解いていく標準的な問題。ここ数年は易化傾向にあるが、誘導に乗りづらい年度もあるので、時間内に解き切るには各分野の典型解法が瞬時に浮かぶように練習しておきたい。特に微分法・積分法、確率、数列、ベクトルは重点的に練習しておくべきだろう。

化学

大問5題。各大問は3~5問構成で、解答時間70分である。23年度もバランスよく出題された。近年、本学の特徴である化合物名を英語で答えさせる設問が出題された。物質名は英語とのつながりが深いので、この機会に馴染んでほしい。本学は一枚の解答用紙にマークと記述の解答を書く形式。どの大問も同レベルの構成だったが、分野の不得手があると難しく感じることがある。良問が多いので、過去問にチャレンジしておこう。

生物

22年度と同様に大問5題構成の記述式。計算問題や考察問題の出題が多く、大問数も5題と多めなので時間に対する分量は多めだ。特に「人体」「遺伝子」「発生」に関する問題は考察力を必要とする問題が多いので、しっかりと学習しておく。知識問題に関しては標準的な問題が多いので、これを素早く解答していくことが必要。また、他大学に比べてメンデル遺伝の問題が出題される傾向にあるので、ここの学習も抜かりなくやっておくことが望ましい。

物理

例年通り、大問4題で、2題が記述式、残りの2題がマーク式。標準レベルの問題が中心だが、大問間に難度のばらつきがあり、解きにくい問題に手こずってしまうと試験時間がなくなるおそれがあるため、どの問題にどこまで時間をかけるか、慎重に見極めて解答する必要がある。マーク式の解答群も参考にして、できる限り多くの設問に答えていきたい。また、複雑な文字の計算を要求されることもあるため、計算の処理でミスしないよう、日頃から素早く処理する練習をしておくとよい。

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