東海大学の傾向と分析

情報提供:医系専門予備校 メディカル ラボ
2025年04月時点の情報です。

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東海大学について

アドミッションポリシー

強い使命感をもち、医学科の教育研究上の目的及び養成する人材像を理解し、これらを達成するために自ら学ぶ意欲を持った人を求めます。

『求める学生像』
医学部医学科の教育目標を理解し、この目標を達成するために自ら学ぶ意欲を持った人材。及び、ディプロマ・ポリシーで求められている能力を、身に付けられると期待できる基礎学力を十分有する人材。

『入学者にもとめる知識・技能・思考力・判断力・表現力・態度』
(1)知識・技能
英語では、高校での英語の科目を通して英語の文章理解力、表現力、コミュニケーション能力を身につけておくことが望ましい。

数学では、高校での数学の科目の履修を通して公式や計算方法を理解した上で、それらを応用できる能力を身につけておくことが望ましい。

理科では、高校での理科(物理、化学、生物)の科目の中から数科目を選択し、個々の項目の内容を理解していることが望ましい。

(2)思考力・判断力・表現力
他者の意見を傾聴でき、自身の知識・体験を通じて共感でき、相手を尊重しながら自身の考えを発信できる能力を身につけていることが望ましい。

(3)主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度
周囲と協調しながら、目標に向かって継続した努力や挑戦する姿勢を持てることが望ましい。

学部基本情報

入試に関する問い合わせ先 入試広報課/〒259-1292 神奈川県平塚市北金目4-1-1
TEL:0463-50-2440
募集要項の請求方法 ①大学のホームページ 
※ 募集要項は紙媒体による配布を行わず、大学ホームページに掲載予定。
(総合型選抜、特別選抜は紙の願書による出願。願書は大学ホームページに掲載)。
大学ホームページ

http://www.med.u-tokai.ac.jp/

学部所在地

〒259-1193 神奈川県伊勢原市下糟屋143 Google Map

アクセス 小田急線伊勢原駅から徒歩15分、または東海大学病院行バスまたは東海大学病院経由愛甲石田駅行バスで約10分、「東海大学病院」下車。
学部学科・定員 医学部=医学科118(認可申請予定含む)
大学院 医学研究科
おもな付属施設 付属病院、 付属東京病院、付属八王子病院など。
沿革 昭和49年に医学部を開設した。

東海大学の入試問題の出題傾向と分析

英語

全体的な難易度は23年度と同様「標準」だが、大問7の和訳問題が難化したため、23年度と比べて「やや難化」とした。大問1~6までの問題は出題形式も例年通り。大問7はC+though+SV,Not onlyの直後の倒置,go so far as todo~などの知識が必要となり、単語と文脈のみでは正解できない。大問2と大問8では文法の知識が必須であるため、参考書で理解してから演習する。問題量は多くないが、直前期には過去問を演習して時間の使い方を考えておく。

数学

22年度から出題範囲が数学Ⅰ・A・Ⅱ・Bのみとなったが、形式等に大きな変化は見られなかった。大問1は基本的なレベルの小問集合で確実に得点したいが、時間を使い過ぎないことも重要だ。大問2・3は誘導に従って解いていく標準的な問題。ここ数年は易化傾向にあるが、誘導に乗りづらい年度もあるので、時間内に解き切るには各分野の典型解法が瞬時に浮かぶように練習しておきたい。特に、微分法・積分法、確率、数列、ベクトルは重点的に練習しておくこと。

化学

大問5題。各大問は小問3~5問で構成。一枚の解答用紙にマークと記述の解答欄がある。大問1では難度の高い用語や化学式の設問があり、確実に得点できる問題に取り組む必要がある。他の大問は解きやすい問題が多かった。日頃から標準レベルの様々な問題を繰り返し解いた上で、教科書の発展的内容や資料集にある先端的知識を可能な限り把握しておこう。例年、安定した良問が多いので、過去問は各年度2日分にチャレンジしてほしい。

生物

23年度と同様に大問5題構成の記述式。計算問題や考察問題の出題が多く、大問数も5題と多めなので時間に対する分量は多めだ。知識問題は比較的標準的な問題が多いので、これを素早く処理して、難解な考察問題にできるだけ多くの時間を費やせるようにしていくことが重要。特に「人体」「遺伝子」「発生」に関する問題は考察力を必要とする問題が多く出題される傾向があるので、十分な演習を積んでおく。

物理

例年通り、大問4題構成で、2題が記述式、残り2題がマーク式。ここ数年は標準レベルの典型問題から出題されており、以前と比べると取り組みやすい問題がほとんど。しかし、大問間で難度のバラつきがあったり、大問の後半で若干解きづらい問題が出題されたりするため、難度が比較的高い問題に時間を使い過ぎると、試験時間が圧迫されてしまうため注意が必要だ。過去問演習を通じて、どのような問題にどの程度の時間をあてることができるのか、事前に確認しておきたい。

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