東邦大学の傾向と分析

情報提供:医系専門予備校 メディカル ラボ
2023年12月時点の情報です。

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東邦大学について

アドミッションポリシー

大学教育を通じてどのような力を発展・向上させるのか
 本学の建学の精神である「自然・生命・人間」を礎に、自然に対する畏敬の念を持ち、生命の尊厳を自覚し、人間としての謙虚な心を原点として、かけがえのない自然と人間を守るため、豊かな人間性と均衡のとれた知識と技能を有する「より良き臨床医」の育成を医学部の教育目標に掲げています。
 医学部は、この教育目標を達成するために、医学知識および技能の教育にとどまらず、患者中心の医療を実践するための幅広い教養教育に基づいた豊かな人間性を涵養します。そして、少人数グループによる課題解決型学習を通して、進歩し続ける医学・医療に対応できるだけでなく、患者やその家族、他職種からの深い信頼を得られる医師を養成します。さらに、多様な語学教育を通じて、異なる文化・民族的背景を持つ人々への医療を提供できる人材の育成に努めます。
 そこで、本学部は、以下のような資質を備えた人材を積極的に受け入れます。

学部基本情報

入試に関する問い合わせ先 入試事務室/〒143-8540 東京都大田区大森西5-21-16
TEL:03-5763-6598
募集要項の請求方法 大学のホームページ
※募集要項は紙媒体による配布を行わず、大学のホームページに掲載予定。
大学ホームページ

http://www.toho-u.ac.jp/

学部所在地

問合せ先に同じ。 Google Map

アクセス 京浜急行線梅屋敷駅下車、徒歩約8分。JR京浜東北線蒲田駅からバスで約4分、大森駅からバスで約15分。東邦大学下車、徒歩すぐ。
学部学科・定員 医学部=医学科110(認可申請中を含まない)
大学院 医学研究科=(博士)医学専攻、(修士)医科学専攻
おもな付属施設 医療センター大森病院、医療センター大橋病院、医療センター佐倉病院など。
沿革 大正14年創設の帝国女子医学専門学校が前身。昭和22年に東邦医科大学となり、同27年に東邦大学医学部となった。

東邦大学の入試問題の出題傾向と分析

英語

※英語は著作権処理の都合上、問題が公開されていないため、大問ごとの分析表および分析コメントは掲載していません。

数学

小問が10問並ぶ出題。標準的な問題が中心で高得点が必要となる。データの分析を含め幅広い単元から出題されているため、苦手な単元があると致命的。典型解法の習得および迅速かつ正確な計算力が必須となる。21年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響により数学Ⅲの微分法・積分法からの出題が1題のみだったが、22年度は5題、23年度は4題が数学Ⅲからの出題だった。過去問を用いて時間配分も意識して練習しておくとよいだろう。

化学

大問3題。22年度と同様、大問1が小問5問。大問2・3が異なる2分野からなる全25問の構成だった。前問の解を用いる連動タイプの問題があるため、細心の注意が必要だ。立体異性体の数え方、臭化水素の付加反応、アルケンの構造決定に関する長めの問題文だったが、合格者はおそらく把握できただろうと思われる内容だった。小問集合を素早く仕上げた上で、残りの各大問を20分程度で解けるようにしておこう。

生物

22年度と同様に大問4題構成のマーク式。22年度と比較して計算問題がかなり増加したが、考察問題は減少した。23年度は、典型的な計算問題が大部分を占めていた大問1をどれだけ素早く正確に処理できたかがポイントになったと思われる。典型的な計算問題の練習は必須。考察問題は文章が長いものや、内容が複雑なものの出題が多い傾向があるので、テンポよく解いていかないと時間が不足してしまうので注意する。

物理

23・22年度は設問数がそれぞれ29・30問だったが、それ以前は設問数が25問程度だった。力学、電磁気からの出題が多く、原子からの出題も見られる。全問マーク式で、基本的に正しいものを1つ選択して答える形式だが、正しい選択肢の中からすべてを選んで答えさせる問題も過去に出題されている。また、分野融合問題が出題された年度もある。問題の難度は基本~標準レベルだが、計算量が多い。出題分野が広いので、苦手分野を作らないことが大切。

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