久留米大学の傾向と分析
情報提供:医系専門予備校 メディカル ラボ
2019年12月現在の情報です。
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情報提供:医系専門予備校 メディカル ラボ
2019年12月現在の情報です。
医学部医学科は、医学科理念「国手の理想は常に仁なり」のもと「時代や社会、そして地域の多様なニーズに対応できる実践的でヒューマニズムに富む医師を育成するとともに、高水準の医療や最先端の研究を推進する」という目的に対する知識と技術を修得できる学生を求めています。
本学の医学部医学科の学修目標(三大目標)は以下のとおりです。
1.医師や研究者として職責を果たすのに必要な知識と技能を修得する。
2.患者に寄り添うとともにチーム医療の実践に必要な態度と習慣を身につける。
3.時代や社会、そして地域の多様なニーズに対応できる人間性と良識を涵養する。
この目標に沿って、本学科の入学者受入方針は、以下の 3 点です。
1.医学や医療の知識と技能を能動的かつ積極的に修得できる基礎学力と学習能力がある人
2.診療や研究で実践的に活躍できる人間性・協調性・倫理観がある人
3.時代や社会、そして地域の多様なニーズに対応できる柔軟性・積極性・向上心がある人
入試に関する問い合わせ先 | 入試課/〒839-8502 福岡県久留米市御井町1635
TEL:0942-44-2160 |
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募集要項の請求方法 | 大学のホームページ
※募集要項は紙媒体による配布を行わず、大学ホームページに掲載予定。 |
大学ホームページ | |
学部所在地 | 〒830-0011 福岡県久留米市旭町67 Google Map |
アクセス | JR鹿児島本線久留米駅・西鉄天神大牟田線西鉄久留米駅から大学病院方面行バスで医学部前下車。 |
学部学科・定員 | 医学部=医学科115 |
大学院 | 医学研究科=生理系専攻、病理系専攻、個別修士課程:医学科専攻など。博士課程:生理系専攻など。 |
おもな付属施設 | 大学病院、久留米大学医療センター、分子生命科学研究所、先端癌治療研究センター、循環器病研究所、高次脳疾患研究所など。 |
沿革 | 昭和3年創設の九州医学専門学校が前身。昭和21年に旧制の久留米医科大学となり、27年に久留米大学医学部となった。 |
変更点は3つ。適文選択が不適文削除へ、制限英作文が自由英作文へ、英文和訳が要約へとそれぞれ変更となった。ここ数年は読解に重点が置かれつつある。読解は主に内容一致中心の出題で、正確に英文内容を把握することが求められている。その他には大問1や大問5の空所補充で語彙力も問われている。対策としては語彙力を高め、500語前後の英文を精読する。その際に記述対策として、段落ごとの日本語での要約や英文の内容について自分の意見を英語で書く練習をしておくとよい。
20年度は記述からマーク形式に変更された。出題内容としては典型問題ほぼそのままの問題が並んだ。例年、試験時間の割に問題数が少なく、難度も高くないので高得点が必要だろう。定積分の計算、場合の数、確率、図形と方程式が頻出となっている。積分や場合の数、確率を中心に、参考書の例題を素早く確実に解けるように繰り返し練習するとよい。解きやすい問題が多いので、計算ミスは致命的。ケアレスミスを防ぐためにも何度も見直し確実に得点すること。
大問4題。大問1は19年度と同様、小問形式が5問。それ以降の各大問には、理由を求める論述問題が1題ずつあった。全体的に基本~標準レベルで構成されており、高得点が望まれる。これまで高分子分野が多かったが、19、20年度は出題がなかった。21年度は注意しておこう。例年、化学用語、化学反応式や計算問題が頻出。出題形式が安定しているため、標準レベルの問題を攻略して過去問で慣れておこう。
19年度と同じ大問4問。基本的な典型問題で構成されている。論述も長文のものはなく、15~30字程度のものが3題出題されたのみ。基本をしっかり学習した受験生にとっては取り組みやすい内容。大問3で原因からアルツハイマー症を選ばせる問題があったが、他の選択肢に書かれている定番の病気を理解しておけば、アルツハイマーに対しての知識がなくとも容易に解けただろう。本学は毎年人体についての内容が多いため、ホルモンや免疫、各臓器のはたらきをしっかり覚えていくとよい。
例年通り大問3題構成。力学と電磁気は必ず出題され、残りは波動、熱のいずれかから1題となっている。標準レベルの典型解法で解ける問題が多いので、丁寧に解いて高得点を目指したい。また、過去にはグラフを描かせる問題や、理由を含めて解答させる問題も出題されている。さらにはSI国際単位系による単位の記述を要求する設問が多く、過去問で慣れておく必要がある。