自治医科大学の傾向と分析
情報提供:医系専門予備校 メディカル ラボ
2019年12月現在の情報です。
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2019年12月現在の情報です。
地域医療に進んで貢献する気概を持った次のような人を求めます。
【適性】
■ コミュニケーション能力が高く、他人の痛みに共感できる優しさを有する人
■ さまざまな領域への関心と高い倫理観・教養を持ち、実行力を有する人
■ 困難に直面した時、ひるまずに目標に向かって努力を継続することができる人
【基本的学力】
■ 論理的思考力の高い人
■ 文章構築など、表現力の高い人
■ 総合医に必要な医学的知識を学ぶための十分な意欲と能力を有する人
【地域医療への関心】
■ 幅広い臨床能力を身につけた総合医を目指す人
■ 医療を通して地域社会に貢献しようとする人
■ 地域医療の経験を踏まえ、保健医療などの将来の仕組み作りを目指す人
入試に関する問い合わせ先 | 学事課入試広報係/〒329-0498 栃木県下野市薬師寺3311-1
TEL:0285-58-7045 |
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募集要項の請求方法 | 大学のホームページ/テレメール/学事課あて郵送/都道府県へ請求
※詳細は大学のホームページに記載。 |
大学ホームページ | |
学部所在地 | 問合せ先に同じ。 Google Map |
アクセス | JR宇都宮線(東北本線)自治医大駅下車、徒歩約15分。 |
学部学科・定員 | 医学部=医学科123 |
大学院 | 医学研究科=(修士)医科学専攻、(博士)地域医療学系専攻、人間生物学系専 攻、環境生態学系専攻 |
おもな付属施設 | 附属病院、とちぎ子ども医療センター、さいたま医療センター、地域医療学センター、分子病態治療研究センターなど。 |
沿革 | 昭和47年に開学した。 |
伝統的に長文3題でマーク式のみの出題。長文内容は多岐に渡り、設問内容は語彙系または内容一致系の問題に二分される。全体の内容に関する問題は主題選択くらいで、段落の要約や下線部の意味を問うものが中心。その他には語句整序や空所補充もある。対策としては様々な分野の500語程度の長文問題を演習し、難解な語句や表現を文脈から推測することだ。入試前には過去問で出題形式に慣れ、時間配分を考える必要がある。
20年度は1~16は答えがすべて1桁の整数となるように作られた小問、17~20、21、22~25がそれぞれ大問扱いの形式となった。ほぼすべての範囲から出題され、 18~21、24、25は選択肢から適当なものを選択する形式だった。小 問は基本的な問題が中心で、わずかな時間で解答できる問題が多いので、確実に解ける問題を解いていくなど、要領よく処理する必要がある。教科書傍用問題集などで短時間に多くの問題を解く練習をするとよい。また、大問は有名テーマが出題されているので標準的な問題集に取り組んでおくと効果的だ。
例年同様、小問集合25問。昨年度から始まった、1つのリード文に対して小問が数問ある形式が出題された。理科1科目あたりの解答時間は私立大学医学部で最短の40分。正文や誤文の選択数を問うような出題がある。対策には、解答スピードが上がるように計算練習を繰り返すこと、解答の決め手になる箇所を素早く見つけられるように意識することが有効。出題形式に特徴があるため、本学の過去問を活用して時間配分を考えておこう。
19年度と同様に小問25問構成のマーク式。生物基礎・生物の全範囲から出題されている。19年度には小問5問からなる問題が出題されたが、20年度には小問2問からなる問題、小問3問からなる問題、小問4問からなる問題が各1題ずつ出題された。出題のされ方が少し変化したとは言え、通常の小問集合の問題と大差はない。しかし、1教科あたり40分で25問を解くのはかなり大変なので、過去問で時間配分の感覚をつかむ訓練をしておくとよい。
例年通り小問25題構成。これまでのセンター試験と同レベルの問題が多くを占めるが、試験時間に対して問題量が多いため、時間的余裕はない。16年度以降は、原子分野を含めた物理基礎と物理の全分野から出題されている。基本的な問題が多いが、中には時間のかかる数値計算など、受験生が手間取る問題も見られる。センター試験(本試・追試)の過去問などを用いて、手際よく計算を処理する練習を行い、満点近い点数を獲得する訓練を積んでおいてほしい。