私は社会人を経て受験した、いわゆる再受験生でした。在職中に医学部受験を決意して複数の予備校に資料請求した際、こちらの質問にわざわざメールで回答をくださったのが塾長の長原先生でした。受験の見通し等について対面で相談に乗っていただいた後、退職してクエストに入会しました。はじめの半年は単科生、年度が改まってからの１年は昼間部生として在籍しました。

単科生としての半年間は、最大の鬼門だった数学に勉強時間の９割以上を費やしました。中学レベルから勉強し直す必要がありましたが、私の学力に合った教材を紹介していただいたおかげで高校レベルにスムーズに移ることができたと思います。高校レベルに入ってからは、個別指導を適宜利用して疑問点を解消するよう努めました。

昼間部生としての１年間は、各教科につきとにかく授業についていくことを心がけました。理科（化学と生物）に関してもほぼ一から勉強し直しでしたが、それでも理解できるような授業内容になっています。基本事項の説明はもちろんのこと、応用が利くよう、単に問題の解き方を説明するだけでなくその根底にある考え方まで説明してくださいました。合格できるレベルまで学力を上げられたのは、そのおかげだと思います。

職歴やブランクの長さ等々、再受験生の背景は多様だと思います。退職して勉強に専念せずとも合格する人もいます。再受験をお考えの方は、ご自分の現状を見極めたうえで、ご自分にとって最善の選択をしていただければと思います。

最後になりましたが、年長の私に普通に接してくれたクラスメートを含め、クエストの皆様に感謝したいと思います。ありがとうございました。