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合格者インタビュー(東海大(医)・聖マリ医大 合格)/小林大起君

予備校名:螢雪会メディカル  掲載日: 2019/03/27

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小林 大起君

本科生コース<高卒部/教室授業>

東海大学(医)、聖マリアンナ医科大学 合格
明治学院高校卒

聞き手: 栃木代表
日 程: 平成31年3月18日(月)
場 所: 東大螢雪会四谷本校

■ 厳しい受験を乗り切った今、どのようなお気持ちですか?
― 医学部に最終合格することができて、まずは安心しました。今年度の入試で初めて医学部に1次合格することができました。しかも4校にもです。そして、そのまま2校に最終合格することができて本当に良かったです。

■ 昨年度は受験したすべての医学部の1次試験で不合格になってしまいました。3浪目の今年度は2校に最終合格することができましたが、その勝因は何でしょうか?
― 勝因は3つあります。1つ目は「絶対に医学部に合格するぞ」という気持ちを切らすことなく強く持ち続けたことです。やはり気持ちを強く持つことは大切です。2つ目は受験勉強のリスタートを早くしたことです。2浪目はリスタートのタイミングが遅かったので、それが後々まで影響してしまいました。そのため、3浪目に突入する時には少しの休みも取らずに、すぐにリスタートしました。3つ目は物理と化学を得点源にすることができたことです。

■ 物理は以下のとおりに全統模試の第1回から第2回にかけて偏差値が10くらい伸び、第3回でもそれを維持することができました。第1回全統模試の後、どのような対策を講じたのですか?

※3浪時の物理の偏差値
第1回全統マーク模試:59.8
第2回全統マーク模試:68.2
第3回全統マーク模試:69.2
第1回全統記述模試:62.3
第2回全統記述模試:73.8
第3回全統記述模試69.8

― 物理の先生からのアドバイスで、物理の全範囲の復習を1ヶ月かけて行いました。すべての単元の定石問題をプリントにしたものを先生が用意してくれて、それを解きました。しかし、思った以上に解けませんでした。解けなかった問題について丁寧に解説してもらい、しっかりと理解して解けるようになるまで何度も何度も繰り返しました。そうすることによって、一般的な問題は難なく解け、見たことのないような問題であっても、手が出るようになりました。それまでの僕では、見たこともないような問題には、全く手が出ませんでした(笑)。

■ 化学は全統模試では第1回から第3回にかけて、偏差値が50台後半から60台前半でしたが、入試では得点源にすることができました。具体的にどのような対策を講じたのですか?
― 化学の先生も僕の弱点をすべて把握してくれていました。それらを丁寧に指導してくれていたのですが、特に暗記が必要な部分をどうしても覚えることができず、学力は停滞していました。そのような状況であっても、先生はあの手この手で粘り強く、僕が理解して合格点を取ることができるまで、徹底的に付き合ってくれました。そのお陰で、全統模試が終わる秋頃から学力アップを実感することができました。その結果、今回受験したすべての医学部において、化学は物理以上によくできました。

■ ところで、2浪目の春に入会されましたが、入会までの経緯をお聞かせください。
― 1浪目は某医学部専門予備校に通っていました。拘束時間が非常に長く、とにかく「勉強を強制的にやらされている」という感じで、自ら進んで勉強するということはありませんでした。また、集団形式の授業だったので、いつまで経っても自分の弱点がどこなのかが分かりませんでした。このような状況で学力が伸びることはなく、「これはまずい」と思いました。そのため、2浪目に入るに当たり、丁寧な個別指導を行ってくれる予備校を探し、螢雪会が一番良さそうだったので、入会しました。

■ 入会の前後で勉強に対する姿勢は変わりましたか?
― 1浪目に通っていた某医学部専門予備校での勉強は、強制的にやらされているものでしたので、単なる「作業」のような感じでした。これでは勉強に対して気持ちも入りません。一方、東大螢雪会への入会後の勉強はこれとは真逆です。自ら手を動かして勉強をすることができるようになりました。先生のサポートの下、自分で考え、自分で解いていく勉強です。理解度が低い部分は先生のサポートは大きく、理解度が上がってくると先生のサポートが自然と取れていきました。先生がうまく調整してくれていたのでしょう。先生のサポートが取れた時に医学部合格を勝ち取ったという感じです。

■ 東大螢雪会ではどのような授業スケジュールでしたか?
― 入会時には得意科目は1つもありませんでした。どの科目も偏差値が50台でしたので、すべての科目の学力を上げる必要がありました。そのため、以下のとおりの授業スケジュールで本科生として入会しました。

〈授業スケジュール〉
・英語:1回2時間の授業×週2回
・数学:1回2時間の授業×週2回
・物理:1回2時間の授業×週1回
・化学:1回2時間の授業×週1回

■ 本科生は4科目以上かつ週8時間以上の授業を受ける生徒さんが対象になりますが、本科生の良さはどのようなところでしたか?
― 毎月1回「月例面談」を受けることができます。この中では、担任の先生と面談して、いろいろなアドバイスを受けることができます。授業のうまい活用方法、授業や模試の復習の進め方、苦手な単元の克服方法、模試や本試での問題への取り組み方や時間配分、受験校の決定など、有益なアドバイスを数々受けることができ、安心して勉強に取り組むことができました。

■ 本科生お一人お一人に「科目別学習計画」を作成しますが、計画通りに進みましたか?
― だいたい計画通りに進めることができました。受験に必要なすべての科目の学習計画が1枚にまとまっているので、どんなに辛い状況であっても、「これをやれば医学部に合格できる」と思って取り組むことができました。僕の場合には、得意科目が1つもない状況からのスタートでしたので、バランスよく全科目の学力を上げることができたのは、この計画のお陰だと思っています。

■ 1日に何時間くらい勉強していましたか?
― 授業時間を含んでも7~8時間でした。一般的な医学部受験生と比べて短いと思います。僕はダラダラと長時間勉強するのが嫌だったので、メリハリをつけて短時間で最大の効果を上げられるようにしていました。ただ、担任の先生からは「もっと勉強したら?」といつも言われていました(笑)。

■ 日々どのような目標設定で勉強を進めていましたか?
― 「科目別学習計画」があり、先生からの宿題が出るので、基本的にはそれらに沿って進めていました。ただ漫然と勉強をするのは避けたかったので、毎朝「今日はこれをやろう」と確認してから勉強に取り組むようにしていました。

■ 勉強に集中するために何か心掛けていたことはありますか?
― 先程も申し上げましたが、僕はダラダラと長時間勉強するのが嫌だったので、「勉強する時は勉強し、休む時は休む」というメリハリをつけるようにしていました。休む時には、自分の好きなことをしていました。これが良い気分転換になって、次の勉強への活力に繋がったと思います。

■ 勉強がスランプに陥った時にはどのように対処していましたか?
― 3浪目は順調に勉強が進んでいましたが、それでも夏頃にスランプに陥りました。勉強をしなければいけないことは分かっているのに、手が進まないという状態でした。そのような時には、僕は潔く勉強をしないようにしていました。しかし、螢雪会の先生方は本当に親身になって接してくれるので、宿題が先生との約束のようなものになります。「先生を裏切ることはできない」という気持ちで、最低限宿題はやるようにしていたので、宿題をやっているうちに、スランプから自然と抜け出していました。

■ 今後受験を迎える生徒さんへのアドバイスをお願いいたします。
― 「絶対に志望校に合格するぞ」という気持ちを切らすことなく強く持ち続けてください。そして、志望校合格後の自分をいつも思い浮かべるようにしてください。そうすると、勉強に対するヤル気が湧いてきます。あとは螢雪会を信じて頑張るだけです!

予備校情報

螢雪会メディカルロゴ

1979年、東京大学医学部の学生たちによって創設された東大螢雪会。以来、医学部を目指す生徒様にご受講いただき、数多くの合格者を輩出してきました。そして、今や最難関とされる医学部入試で合格を掴み取るべく、東大螢雪会が創設以来培ってきたノウハウを詰め込んだのが、この螢雪会メディカルです。「完全1対1指導」という最も効率的かつ効果的な授業形態、医学部入試に精通し経験・実績ともに豊富なプロ講師陣による丁寧な指導、東京大学をはじめとする難関大学医学部に在学する学生講師によるサポート体制など、そのすべてを体感してください。そして、医学部合格を一緒に勝ち取りましょう。