予備校名:クエスト 掲載日: 2017/03/14
◇ この時期で、1年の受験生活が決まる
予備校の授業(浪人生向け)は、4月中旬から開始されます。
しかし受験生の立場から言えば、その開講時を待っていたのでは遅いのです。4月中旬に本格的な授業が開始されるよりも前から、やっておくべきことはたくさんあるのです。ここでの出遅れは、1年間の流れに響くことにもつながりかねません。
数年前に横浜で大型マンションが傾く施工不良事件がありました。これは、ローム層の下の固い地盤に支柱が到達していなかったことと、支柱を固定するセメントが足りなかったことが主要因でした。
学力についても全く同様の事が言えます。基礎固めをしないでレベルの高い問題をやっていると、全く力がつきません。学習上の問題点は目に見えないので、また受験生本人が気づかないので、深刻な結果を招くことがあります。この事態を避けるため、受験生は春のうちに、欠けている基礎力を徹底的に補強する必要があります。そうでないと、予備校の授業で消化不良を起こしてしまいます。
◇ クエストで、ライバルに春で差をつける
こうした問題に答えるために、クエストは春の学力診断を通して、1人1人のなすべき課題を明確にし、カリキュラムを作成します。
大手予備校に1年通っても英語が全くダメであった生徒さんに、中2に英語から始めるようアドバイスして、それにより見事に英語の苦手意識を克服して、日医に合格させたケースがあります。
また、地方在住で4月まではクエストに来れない生徒には、毎日の時間割を作成し、英語と数学をファックスで添削したことがあります。この生徒さんは本年の春、見事に第一志望の医学部に正規合格を果たしました。
彼らの成功は「春の助走効果」に依るところが大であると思っています。今年不本意な結果であった受験生は、是非春に基礎力を徹底することに勤しんでください。やり方、管理の仕方は、クエストの面談で指導いたします。