予備校名:クエスト 掲載日: 2016/03/21
クエスト入塾前の自分は、得意な科目ですら成績の波が激しく、何をどのように勉強するべきなのかという優先順位がつけられなかった状態でした。
クエストのスタッフの方々は、幾度となく自分の相談にのって下さり、多くのアドバイスをして頂きました。
ここで、自分に特に影響を与えた授業について、紹介したいと思います。
まず、小林講師の基礎医学概論の授業です。そもそもこの授業は、他のほとんどの塾のカリキュラムでは手薄いものだと思います。この授業を受けていくことで、現役時代には培えなかった論理的且つ医療人的発想を身につけることが出来ました。これらは、医学部受験における面接と小論文の試験において、医師に求められる資質について、または近年の医療傾向などが、根本的内容として理解することが出来、的確な解答を述べることができるようになりました。また、小林講師の授業で学んでいくうちに、日常生活習慣などが影響を受けることも多々ありました。
続いて、松田講師の化学の授業について紹介します。まず、当然であると考えていた知識事項について、何故その因果が成り立っているのかについて考えさせてくれます。こうして、表面上だけでなく、奥深くまで理解を広げていくことが出来、基礎となる強い土台を築かせてくれました。私自身は、化学が得意であるという無駄なプライドのために、なかなか考え方を受け入れることができず、基礎が抜けているのかが分かっていなかったまま、夏ごろまで過していました。
模試でも、抜けている単元の一部が出題されるかされないかで、成績の波が出来てしまうものでした。先生に相談した際、自分がよく参考書として用いていた“分厚い参考書”を読むことを禁止され、教科書をよむことを薦めて頂きました。自分は化学が得意であったが故、知識は多くありましたが、それらの大半は受験では使わないものばかりでした。教科書を読むことで、受験において必要最小限の知識を正確に押さえる態度を身につけることができました。
他にも、国語が苦手であった私に、私の思考に合わせて教えて下さった木山講師、数学においてさまざま方針だてのポイントを教えて下さった小栗講師、他にもさまざまな先生にお世話になり、とても感謝しています。
私は、この塾こそが、医学部合格の最善の道標を備えている塾であると、実感しています。