2024年4月から開校する新進気鋭の予備校「D組」
D組は「合格率100%を目指す」、「日本一の予備校を目指す」ことをうたっており、他の予備校とは一線を画す存在です。
今回はそんなD組の実情を探るべく副理事長である髙橋俊介様に話を伺ってきました。
本記事で取り上げるD組のポイントは下記の通りです。
・実力があり、生徒に親身にもなれるスーパー講師陣が「D組」というチームで受験生を支える
・インプット後に必ずアウトプット、密度の濃い学習で力がグングン伸びる
・全員毎週1度は熟練教務スタッフとの面談
・入塾時点どんなに成績が悪くても、医学部合格レベルまで仕上げる仕組みがある
また、この記事は次のような方におすすめです。
- 大手の予備校の集団授業、医学部専門予備校の個別指導でも結果が出ず、医学部合格に活路が見いだせない人
- 数々の予備校を渡ってきたが、結果に結びついてない人
- 医学部に合格するために学力が足りてないが、何とかして医学部に受かりたい人
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- 髙橋 俊介 氏
- 医学部専門予備校D組
副理事長
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- 七沢 英文 氏
- 医学部専門予備校D組
校舎長
実力があり、生徒に親身にもなれるスーパー講師陣が「D組」というチームで受験生を支える
-本日はよろしくお願いいたします。
早速ですがD組が他の予備校と違うポイントを教えてください
髙橋:D組の大きなウリは講師です。わかりやすく学科の指導をする指導力はもちろんのこと、D組の理念に賛同してくれているというポイントを重要視しています。
D組の理念というのは、他の予備校ではだめだったけど、最後にD組なら何とかしてくれる。という藁にもすがるような生徒、どうしても医学部に行きたい受験生に、親身になって寄り添えることです。
医学部受験で結果が出ず、長い時間を費やした生徒は心を傷めている人も多くいます。D組はそんな生徒をチームとして責任をもって支えます。
D組の講師採用は、人間性重視です。
どんなに著名な方だろうと、大手予備校の看板講師だろうと
・個人プレー優先、チームで指導できない方、
・大手予備校の上位クラスだけでの合格者数を自慢する方
このような方はお断りしています。
D組には大手予備校の人気講師がたくさんいますが、あくまで人間性で採用したらやっぱり人気講師が強かったということです。
もちろん、人間性だけでなく実力のある講師が揃っています。
書店に並んでいる有名な参考書を執筆した講師や、東大・医学部など上位クラスを長年指導している講師、医学部の指導を30年以上続けている講師など文字通りのスーパー講師陣です。
とにかく講師の採用には強いこだわりをもって取り組んでいます。
-講師の採用にこだわっていることはよく理解できましたが、チームで指導するというのは具体的にどういったことでしょうか?
髙橋:D組でいうチームの要素は、科目内及びD組全体での講師の連携です。
D組では、講師がチームになって生徒1人ひとりの状況を共有し、全員が把握しています。
そのため、理解不足のまま置いていかれることや、体調不良の欠席などにより理解に穴が空くといったことはありません。
授業中、理解が不十分だった生徒がいたとします。
その事実は逐一ノートに記録しておいて、授業後にクラウド上にアップロードされる仕組みになっています。
そうすると、理解が不十分だったという事実は他の講師に共有され、午後に設定されているアウトプットの時間で、理解が不十分だった個所を重点的に勉強させたり、18時以降の自習時間で、自習監督からその分野の理解を促進させるような声掛けをしたりします。
また、集団授業は全て録画しているので、必要であれば授業を見返すことができます。授業を休んだ場合についても録画を見てもらってすぐに穴を埋めてもらいます。
ある生徒が授業を休んでも、特に埋め合わせをせずに次の授業が行われるということは、大手予備校だと日常茶飯事です。D組ではそういったことは絶対にないよう徹底してやります。
また、各講師監修のもと、D組完全オリジナルのテキストを作成しています。
大手予備校の模試を作ったり、参考書の執筆も手掛けているメンバーが作成しているので、これをやり切れば、医学部に合格するための力はかなりついてきます。だからこそ、穴が空いた状態で進むということは絶対に避けたいのです。D組の講師は、優秀な人を厳選して集めていますが、それでも「個」でできることというのはたかが知れています。一人の講師が教えて完璧にできなかったところは、他の講師の力を借りればいい、生徒にとって一番いいものが提供されればいい。という考え方です。講師個人のエゴに興味はありません。
インプット後に必ずアウトプット、密度の濃い学習で力がグングン伸びる
-D組での一年間の過ごし方を教えてください。
髙橋:まず1日の過ごし方を説明しますね。
毎日、朝は8:30から授業が始まります。
午前中にインプット授業90分×3教科
午後にアウトプット授業60分×3教科
の流れで授業は進みます。
午前中にインプットしたのと同じ科目を午後にアウトプットするイメージです。
インプットというのは他の予備校と同じで授業を聞くものです。
これは古くから確立されている効率のよい勉強なので、あまり目新しいものはありません。
インプット授業のポイントとして生徒に伝えているのはとにかく「言語化」しろということ。演習に移る前に自分の言葉で理解した内容を説明させて、本当に理解できているのか確認し、ちゃんと理解できるまで言語化させます。
一方でアウトプットの授業は、インプット授業で言語化までした内容を、身に染みて定着させるための復習の仕方を教えるための授業です。演習問題を渡して自習する時間ではありません。
アウトプットの授業で何をするかは各科目の主任に任せているので、一番効率のよい勉強の仕方を科目ごとにやってもらいます。
18時には授業が終わるので、そこから各自自習に入ってもらいます。
D組の自習室には18時~21時まで、医学部の生徒またはプロ講師を待機させています。
この人たちが質問対応してくれるのと、生徒が帰るときにその日の復習の進捗、次の日の予習の進捗を確認します。ヒアリングした内容はクラウドにアップされて、講師に共有されていきます。
続いて季節講習ですが、夏期講習は1学期の復習を倍速でやります。
つまり、通常授業で12コマで学んだことを夏期は6コマで学びます。
定着できるような仕組みにしてはいるものの、時間が経てばどうしても忘れる部分は出てくるので、夏期講習のインプット授業ではそれを補填します。
一方、アウトプット授業は各講師が今やるべきテーマを一つ選定し、それについて学習をしてもらいます。例えばある分野の理解が全体的に足りてないならその分野を重点的に勉強します。科目によっては、反復ではなく1学期の続きをやる科目もあります。
夏期講習とは別で沖縄での夏合宿もします。
私は受験で必要な要素として、成功体験が非常に重要であると考えています。
夏合宿では、毎日良かった人を表彰して成功体験を積んでいってもらいます。
例えばその日の単語テストを一番頑張った人、初日から最終日までの伸びが一番よかった人、いろんな観点で表彰することで、生徒のモチベーションにつながり、自分を変える夏にすることができるのです。
普段成績では絶対に勝てない人にも、合宿中のあるテーマだけは負けないように頑張り、表彰されるような内容も実施していきたいと考えています。
変わるきっかけになるように、場所を沖縄にしてガラッと雰囲気を変えてやります。
冬休みは大学別の志望校別対策講座をします。ここで一つポイントなのは、D組での志望校の決め方です。
D組では個人の得意不得意やその他特性から最適な志望校を客観的に割り出す仕組みがあります。
あえて感情を排除することで、勝率を最大限まで高めていますが個人的に、どうしても受けたい大学もあると思うので、それはもちろんチャレンジしてみてください。
個人の希望を認めないという訳では決してなくどうしても医学部に受かりたいという人がその可能性を最大限高められるようにしているのです。
1年間これだけやって、年間800万円という授業料です。合宿だけは別ですが、それ以外にプラスアルファは一切ありません。
個別指導を追加して授業料が膨らむとういことは絶対にありません。
全員毎週1度は熟練教務スタッフとの面談
-授業以外で生徒をサポートする仕組みがあれば教えてください。
七沢:生徒一人ひとり熟練の教務スタッフが毎週1回面談をします。先生からの授業の報告が上がってくるので、それを理解し、足りてない部分のアドバイスをしてあげたり、前向きに勉強できるように仕向けます。
1対1だけでなく、1対2や1対3でグループ面談することもあります。
私は必ず面談にノートを持ってくるよう生徒に伝えるので、横から他の人のノートを見て、刺激を受けて自分も取り入れたり切磋琢磨してくれる。この切磋琢磨こそが、集団授業やグループ面談をやっていることの大きなメリットです。
ライバルと競ってより大きく成長する、D組が集団授業にこだわる理由はそこにあります。
さらに、将来自分は医師になるという自覚を持ってもらい、それをモティベーションにして頑張れるよう指導します。
入塾時点どんなに成績が悪くても、医学部合格レベルまで仕上げる仕組みがある
七沢:D組は、医学部受験の最後の砦でありたいという考えから入塾時点でどんなに成績が悪い人でも、医学部合格レベルまで仕上げられるような予備校でありたいと思っています。
それを体現する制度の一つが、通常の1年間のカリキュラムと別に用意した2年制のコースです。
もちろん1年で医学部に合格できるに越したことはないですし、我々もその前提で指導します。
ただ、医学部は難易度が高いので、2年勉強する前提で予備校に通う生徒がいるのも業界全体に共通する事実です。
世にある医学部予備校は、進度の遅い生徒に対して、1年目個別指導、2年目集団授業 という流れで結果として2年以上かかってしまうことが多いですが、このやり方は効率が悪いと考えます。
D組では、基礎学力が足りていないという悩みを抱えている人向けに2年かける前提のカリキュラムも用意しています。
2年目の6月まで時間をかけて全範囲を学ぶので、入塾時どんなに成績が悪くても、力をつけることができます。
1年で医学部に合格できればそれに越したことはないですが、必要なものを必要なレベルまで仕上げるまでにかかる時間は個人差があります。
2年かかったとしても、私たちが責任をもって医学部に導きます。
-最後に医学部を目指す受験生にメッセージをお願いします。
髙橋:D組では医学部合格に必要な全ての要素を提供できるようにしました。
私はかつて大手予備校に勤めていましたが、その時に感じたことがあります。
それは今までできていなかった人でも「自分でもわかるんだ」という経験を繰り返しているうちに変わっていくということ。
寄り添ってくれるいい先生に巡りあえなかった人は、そういった経験をせず、なかなか伸びてこない辛い時間を過ごすことになります。
D組では、そういった人たちに変わるきっかけである「自分でもわかるんだ」をたくさん経験してもらいたい。
そのための講師であり、D組というシステムです。
今まで芽が出なかったけど、絶対に医学部に行きたいという意志を持つ人
最後にD組だったらなんとかしてくれるかも、と思った人は是非一度、D組という予備校に足を運んでください。一緒に医学部を目指しましょう。
D組では皆さんがいい医師になれるよう、全面的にサポートします。
今回の取材を通じて、謎のベールに包まれていたD組の実情の一端を知ることができました。
取材を通して感じたのは、講師の熱量が、開校に向けた準備が、今まで新しく生まれてきた予備校とは違ったものであるということ。
指導をする講師からカリキュラムまで、医学部合格に必要な全てを手抜きなく揃えようという努力が日々なされており、D組が悩める医学部受験生を迎えることがとても楽しみに思えました。
まずはとにかく足を運び、話を聞いてみてはいかがでしょうか。
医学部合格に光が見いだせない人でも、「D組なら何とかしてくれるかもしれない」そう思えるものが見つかると思います。