N.Sさん
担任の先生だけでなく、事務に座っている方々全員がとても親身になって受験生に寄り添ってくれるところが、受験という不安な期間においてとても心の支えになっていました。また、授業に関しては、個人の成績や苦手分野に合わせて、各教科の担当の先生が授業設計をしてくださるので、自分で勉強計画を立てることが苦手な自分にとってはかなり心強かったです。
受験勉強の中で「一番苦労したこと」はなんですか?
浪人中一番きつかったのは親からの重圧です。切り替えは大事だと思っていたので、予備校では勉強を頑張り、家に帰ったらリラックスしようと決めていました。しかし親の目からは浪人生が毎日くつろいでいるようにしか見えなかったのか、母親の視線がとても怖い日々を送っていましたが、気にしないように思いっきりくつろいでいました。親を安心させる方法はいい成績を取ることしかないし、そのために家での休息は必要だと考えていたので、周りの視線に左右されず、自分の重要だと思うことは貫くようにしていました。
最後に、これから受験する方々へのメッセージやアドバイスをお願いします。
僕はいわゆる落ちこぼれでした。医学部なんて到底行けないような成績で、周りからも無理だと言われていましたが、見返してやろうと自分一人でがむしゃらに頑張るも成績が思うように上がらず、多浪が決まった時は自信を失っていました。たまに講演や激励にやってくる医学部合格者は名門進学高校出身者ばかりで、平凡な自分にはやはり無理なのだと思っていました。そんな僕でも医学部に入れました。メディカルラボは、医学部受験のプロフェッショナルの方々が、いつでも声を掛けられる場所に朝から晩までいます。自分でどうしたらいいのか分からない、勉強しているのに成績が上がらないという僕と同じタイプの人は、せっかく通っているのなら、そこの大人を存分に使ってください。自分に自信のない受験生の皆さん。落ちこぼれの僕でも行けたんです。諦めずに勉強を続ければ、あなたならきっと合格できます。