祝合格
KF

KFさん

年齢:
性別:
男性
合格年度:
2024年度
受験時の状況:
浪人生
進学予定の大学(医学部):
近畿大学
その他合格した大学:

通った予備校について

予備校の良かったところ

高校二年の冬からメディカルフォレストに通っていた。人数も少人数だったこともあり、授業中の演習や小テストに先生が良く手元を見てくれて、個別授業並に質の高い授業を受けられた。空いている時間や、授業直後にも何でも質問に答えてくれた。いないときは、スタッフさんを通して、LINEでやりとりしてくれて疑問の解消はすぐにできた。
校舎の環境は日本屈指の良さを誇ると思う。特に自習室の一人一机、1ロッカーで、コピー機、冷蔵庫、電子レンジも完備していて、ほぼ自習室で生活を完結できた。スタッフのみなさんも雑談を交えて定期的に話しかけてくれるので、メンタルブレイクしにくい環境にあったと思うので、すごく良かった。

進学先について

医学部進学を目指し始めたのはいつ頃ですか?そのきっかけは何ですか?

高2の冬から。

勉強内容について

受験勉強の中で「効果を感じた」オススメの勉強法を教えて下さい。

数学…塾のテキスト、基礎問題精構ⅠA、2B、3、一対一対応の数学3(例題のみ)、標準問題精構ⅠA、2B(苦手な分野のみ)
塾のテキストを完璧にすることが一番大事だと思う。上記の参考書は優先度順。基礎問題精構は塾のテキストと並行してやる事をお勧めする。授業中に取り扱った問題に似たものや、似た考えを使って塾のテキストより少し簡単な問題に取り組むことができる。一対一対応の数学3は「テキストにある数学の問題のみでは、医学部の数学で得点源にするには足りない」と講師の方に助言をいただき2ヶ月ほどかけて仕上げた。(あまりにも時間がかかるようなら実力不足なので、基礎問題精構とテキストをやることをお勧めする。私は現役時代にいきがって、ある程度の実力もない状態で一対一対応の数学3をやり、時間の割にあまり実力がつかなかった。)
共通テストはほんとに実力がついてくるまでは専用の対策がいるのかなと思うかもしれないが、実力がついてくるとそこまで共通テスト専用の対策は必要ないのかなと思う。5回分くらい過去問や予想問題集をやるので十分だと思う。共通テストで対策しなければならない科目は他にある。

物理…塾のテキスト、物理のエッセンス、良問の風、名問の森(一部)
塾のテキストと授業がメインで、他の参考書は気分や苦手分野を補強したいときに使用していた。物理のエッセンスは初学の参考書として紹介されるが初学者にはかなり難しく、原理原則の確認がしたいときに使っていた。良問の風は全問完璧に正解できるまでやり、苦手分野や超頻出分野のみ名問の森を使用した。物理の勉強で大事なのは全ての単元をランダムに演習すること。物理は暗記科目ではないが、「感覚で解く」というものが他教科より強い傾向があるように思っており、一つの単元を集中して行うと他のしばらく触れていない単元の感覚が鈍るのでいろんな単元をランダムに解いていた。

化学…塾のテキスト、化学頻出!スタンダード問題230選
上記の二つを仕上げれば、難問だらけの化学を出す大学以外は対応できると思う。授業で無機や理論をしっかりやるので授業もかなり重要。化学はいかに暗記量を増やせるのかが周りと差をつけるポイントなので、三日に一度は暗記の確認をした。私の場合、受験校に有機分野が難しいところではなかったのでやらなかったが、難しい有機を出す大学を受ける人は上記の参考書だけでは有機は絶対に演習不足だと思う。

英語…塾のテキスト、ポラリス1、VINTAGE、キクタン
上記の参考書に優先度はなし。全てやった。ただ、使用方法に注意が必要なのがキクタンとVINTAGE。キクタンは全4冊で1冊あたり1100語前後記載、難易度順になっていて、8割覚え切るのを半年で終わらせた。残りの期間で可能な限り覚える努力をした。一日に300単語は回した。VINTAGEは文法の勉強というより、語法の勉強に使用した。文法は塾の授業とポラリスを使用した。VINTAGEは答えを覚えてしまって応用問題に対応できなかった。ある程度の実力者が確認問題としてやる感じに近いと思う。
長文については先生が勉強法、読み方を全て教えてくれるので特に参考書は使っていない。やったことといえば共通テスト対策のために共通テスト対策問題集や過去問で速読の練習をしたくらい。これも先生が勉強状況に応じてやり方、頻度を教えてくださった。先生のことを信じて言われたことさえやっていれば、長文に関しては問題なかった。

現役時に全落ちになってしまった原因は明白で、受験勉強開始時の偏差値に対して勉強開始時期が遅く、医学部受験では鉄則である「苦手科目を作らない」ということを達成できなかった。浪人時は全科目の集団授業と直前期に英語だけ個別授業を受講し、結果として苦手科目を作らず、得意科目も強固なものにすることができ、5校受験中、正規合格1校と補欠2校頂けた。

受験勉強の中で「一番苦労したこと」はなんですか?

生活面では規則正しい生活を送るため、授業には絶対遅刻、欠席をしないようにした。お昼ご飯は軽めにしたほうがいい。しっかり食べると午後は確実に寝てしまい、午後寝てしまうと夜寝つきが悪くなるので。
浪人期間はSNSは全て封じることをオススメする。見るだけでも時間が無駄な上、他人の充実している様子しか見られないアプリはメンタルブレイクの原因にもなりうるので、本当におすすめしたい。また、勉強中はスマホは触れない場所に置いておくべき。

受験期はどんなことにストレスを感じていましたか?その対処法は?

浪人期間でストレスを感じたことはなかった。強いて言うなら入試期間、合格発表がすごくストレスだった。音楽を聞いてまぎらわした。
「勉強中に音楽を聴くのはよくない」というのはよく聞くが、浪人生にとって楽しみが食事しかない人にとっては辛いものがあるので、勉強し始めや数学をやるときは音楽を聴いていた。すぐに勉強に取り掛かれ、数学の勉強が息抜きの教科になった。ただ、絶対に英語では頭に何も入らないので、数学がお勧めです。

メッセージ

最後に、これから受験する方々へのメッセージやアドバイスをお願いします。

私自身の体験から進学校でない限り、普通の人において低偏差値から一年で合格できるのは「勉強に全てを費やせる浪人生」、現役生であれば「高二終了時の偏差値が60前後(全統記述模試での英語と数学のみ)ある人」に限られると思っています。あとは学力要素が一般に比べてほんの少し軽く、高校の成績を強く活かせる推薦入試を活用できる現役生や私立医は問題の相性によってかなり合否が分かれやすいので運要素もかなりあると思います。そのため模試の偏差値はあまり気にしないほうがいいです。ちなみに私は下位私立医でC判定を取るのがやっとでした。

上記に記載のような偏差値のない現役生はほんとに死に物狂いでやらないと、地頭と要領が良くない限り厳しいと思います。国立医志望は共通テスト対策もしなければならないので尚更です。しかし無理だとは言いません。死に物狂いでやればいいだけです。死に物狂いでやってメディカルフォレストの個別授業をしっかり受講すれば学力は身についていくと思います。私はそれができなかったために浪人しました。

浪人生はとりあえず勉強に全てを費やせば、どんな偏差値から始めようといけると思います。

これを目にした現役生にとって希望を潰してしまったかもしれませんが、最近は情報が多く出回っており、受験生が勘違いしやすい情報が多くあります。私みたく現実を知らずに一年でいけると高を括って絶望して欲しくないため書かせて頂きました。正しい情報を知っていれば、現役合格も夢ではありません。頑張ってください。

この学生が通った予備校

医学部専門予備校【メディカルフォレスト】ロゴ

★★2025年度本科生コース池袋校締め切り!自由が丘校や札幌校は空きわずか★★メディカルフォレストは、池袋校・自由が丘校・札幌校と各校舎ごとに、地方生には安心で安全な校舎真上に寮完備、通学生にはアクセス便利な校舎に通学できる環境となっており、それぞれの校舎をテーマカラーで変化させて、生徒一人ひとりにしっかり目が行き届く少人数定員制の学習環境の中で、あなたも “国公私立医学部1年合格” へと導きます。あの柔道世界王者「朝比奈沙羅選手」も合格した東京札幌の医学部専門予備校です!