KYさん
最大の違いは先生との距離感であると思います。大手では自分から質問に行きにくかったり、行ってもあまり時間をとって教えてくれないことが多かったです。しかしフォレストでは先生方の方から何気ない話をして下さったり、アットホームな雰囲気の中関わることができるので、身構えることなく色々なことを聞けたように思います。問題のことだけでなく勉強方法や、自分の苦手など少人数制で全員に目を配って下さっているからこそ聞けることがあったのは良かったと思います。苦手分野やよく間違える箇所というのは分かっているようで自分では気付けないところもたくさんあるのでそこを指摘してもらえるのはフォレストの強みの1つでした。
医学部進学を目指し始めたのはいつ頃ですか?そのきっかけは何ですか?
私は2年間浪人しました。高校3年生になる春に医師になる決断をし、浪人をする覚悟で受験勉強を始めました。周りの受験生に比べてスタートに立つ時期が格段に遅かった上に高校3年生の10月末まで部活動に打ち込み、勉強時間も圧倒的に少なかった為、現役の頃は到底受験生とは言い難い学力のまま本番を迎えました。当然、どこも一次試験すら通らず浪人することが決まりました。
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医学部の受験勉強を、本格的に始めたのはいつ頃ですか?
高3の1学期
受験勉強の中で「効果を感じた」オススメの勉強法を教えて下さい。
頭を英単語や化学の暗記などをして勉強モードにしたり、好きな音楽を聴きながらリラックスモードにしたりなんとなく切り替えながら通学し、勉強は全てメディカルフォレストで終わらせて、家では寝るだけの生活を送りました。こうすることで、睡眠時間を削ったりすることがなくなり、なんとなく頭が働かないなどという無駄な時間がなくなったように思います。また、毎日決まった時間に勉強を始め、終わらせることでタスクの時間配分などを自然とでき、時間の使い方が上手くできたと思います。
受験勉強の中で「一番苦労したこと」はなんですか?
私はその日にあった授業の復習、次回分の予習はその日のうちに全て終わらせていました。基本的には夏すぎくらいまでは基礎固めなので復習に、その後は予習に力を入れていました。
前期は予習の時に参考書などで調べたりして答えを無理に出して授業に臨むのではなく、自力で考えられるところまでで出した答えや途中経過のまま臨んでいました。先生に当てられた時に間違えてしまうのは恥ずかしいと思うかもしれませんが、よくわからないまま正解をしてしまうよりも素直に答えたほうがより詳しく丁寧に説明をして下さるので、自分の為にも間違えを恐れなくて良かったなと思っています。授業を受けた後、間違えたところを重点的に、知らなかった知識など授業で得たことを抜けがないようにインプットしていきながら解き直しをしていました。自力で解きながら何故この解法になるのか、答えになるのか答えを出す過程を丁寧に考えていくことで理解を深められ、応用のできる知識となると思います。ただ、復習をする時にただ英語や化学などの覚えることはその日に覚えても1週間ほったらかしにしてしまうと忘れていってしまい定着しないので、机の前に貼ったり、毎日ふとした時に確認するなどしていました。友達と休み時間の時に あれなんだっけ? と話したりしたのも記憶の定着に一役かっていたように思います。
後期はなるべく自分で答えを出せるように時間をかけて予習していました。わからないものは前期のノートを見返したりして、自分の知識のアウトプットがスムーズにできるように訓練していきました。しかし、試験ではただ解けるだけではなくスピード力も重要になってくるので直前期には予習の段階でタイマーで時間制限を自分で作って解いたりしていました。これは慣れが必要なのでもう少し早くから取り組んでいたら良かったなと思います。
最後に、これから受験する方々へのメッセージやアドバイスをお願いします。
この2年間を通して、試験会場で実力を発揮しきるには自分を信じることが一番重要で、一番難しいと感じました。合格できるかどうかという不安感はどれだけ勉強しても拭えないし、どれだけ周りが大丈夫だと言ってくれたところでなくなるものではありません。少しでも軽減するには、自分がどれだけそれまでの自分の頑張りを認めてあげられるかにかかっていると思います。だからこそ、もうこれ以上は頑張れない、やりきったと思える程の勉強を毎日繰り返して後悔のない日々を過ごせたらそれは当日自分の自信となり力となるのではないかと思います。試験を受けるのは自分のみですが、受験は多くの人に支えられながらしてきたことを終わってみてより強く感じます。目の前の受験で頭がいっぱいいっぱいなってしまうとは思いますが、少し心に余裕を持って、周りへの感謝や心配りも忘れずに全力で走りきってください!素敵な春が来ることを心より願っています。