近畿大学の傾向と分析

情報提供:医系専門予備校 メディカル ラボ
2022年11月時点の情報です。

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近畿大学について

アドミッションポリシー

医学部は、近畿大学建学の精神に則り、「実学教育」と「人格の陶冶」を重視します。また教育理念に則り、「人に愛され、人に信頼され、人に尊敬される」医師の育成をめざします。本学の「建学の精神」と「教育理念」に共感し、将来、良き医師として社会に貢献することを志望する入学者を受入れます。

1. 医学を志し、そのために必要な強い意思と高い理想を持つ人。
2. 医学の課程を学ぶために十分な基礎学力を備える人。
3. 自ら課題を発見し解決していく意欲にあふれる人。
4. 奉仕の精神と協調精神に富む人。
5. 倫理観と責任感に富む人。

学部基本情報

入試に関する問い合わせ先 医学部・病院運営本部 医学部学生センター学務課/〒589-8511 大阪府大阪狭山市大野東377-2
TEL:072-366-0221
募集要項の請求方法 大学のホームページ(いくぞ!近大)/入学センターに電話(06-6730-1124)で申し込み/テレメール
※詳細は大学のホームページに掲載。
大学ホームページ

http://kindai.jp

学部所在地

問い合わせ先に同じ。 Google Map

アクセス 泉北高速鉄道泉ヶ丘駅、南海高野線金剛駅から狭山ニュータウン行バスで約15分、近畿大学病院前下車。
学部学科・定員 医学部=医学科112(認可申請中含む)
大学院 医学研究科=医学系専攻
おもな付属施設 近畿大学病院、近畿大学奈良病院、ライフサイエンス研究所、東洋医学研究所、関西国際空港クリニックなど。
沿革 昭和49年に医学部を設置した。

近畿大学の入試問題の出題傾向と分析

英語

21年度に大きく変更された出題形式に変化はなかった。22年度は全体的な語彙のレベルが上がった。読解問題Hの語数が増えて内容も理解しにくくなったため難化した。まず語彙力を養成し同意語問題に対応できる力をつける。内容一致問題は文中の英文を言い換えたものが多いため、同意表現を意識して学習する。その基礎となる語彙・文法・語法を定着させ、科学系の英文を中心に読解演習する。仕上げに過去問を使って時間内に解答できるようにする。

数学

出題範囲は数学Ⅰ・A・Ⅱ・B。大問1は幾何的性質にどこまで気付けたかで計算量に大きな差が出ただろう。大問2も上手く数え上げられたかがポイント。難問は見当たらず基本的な問題が多いが、文字に関する計算力、場合分け、空間図形の把握などが要求されることも多く、十分な考察が必要だ。手間がかかる問題が多く60分という試験時間ではかなり厳しいだろう。形式、難度がほぼ同じなので推薦入試の問題も練習に使える。

化学

大問3題。大問1と3では、例年同様、異なる2つの内容から構成されていた。冒頭の大問1の化学史は、一瞬驚いただろうが、4つの基本元素がわかると容易に解答可能だった。ただ、この機会に気体発見に関する歴史的背景の把握をオススメしたい。また赤血球の酸素運搬の問題は、医学の勉強につながる内容で価値がある。計算や化学反応式の割合が多いのが特徴だ。計算過程の記載もあるので、その練習にメディカルラボの実力判定テストも活用するとよい。推薦入試の過去問も公表されているので取り組んでおこう。

生物

21年度と同様に大問4題構成の記述式。様々な字数指定の論述問題が大問ごとに複数含まれている場合が多い。生物用語や現象を説明できるように常日頃から練習をしておく。22年度も出題されたが、描図問題がよく出題される。日頃から教科書の図を意識して見る習慣をつけておく。時間に対して問題量が多いため、解くスピードを意識した問題演習が必須。推薦入試の問題も一般入試と似た形式なので、過去問演習では両方とも取り組んでおくとよい。

物理

力学と電磁気は必ず出題される。20・21年度は2年連続で原子が出題されていたが、22年度は原子の代わりに熱が出題された。年度によっては、波動が出題されることもある。また、空所補充問題が多い。計算量の多い設問を含むことがあり、処理に時間がかかるため、時間配分を考えて解く問題を選びたい。描図問題が出題されるので、グラフや説明図を書き慣れておくこと。

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