慶應義塾大学の傾向と分析

情報提供:医系専門予備校 メディカル ラボ
2026年04月時点の情報です。

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慶應義塾大学について

アドミッションポリシー

本学医学部は、本学の使命「独立自尊と実学(サイエンス)の精神に基づき、患者中心の医療を実践し、世界の医学を先導する」に基づき、「基礎臨床一体型の医学・医療の実現」の理念の下、人材を育成してきました。
本学医学部は、この使命・建学の精神を理解し、次世代を先導し、豊かな人間性と深い知性を併せ持つ医学生を強く求めます。そのために、創立者 福澤諭吉の「一身独立(自ら考え、実践する)」の教えを理解し、世界に雄飛し、患者中心の医療を実現できるphysician scientist(科学的思考力を備えた医師)となりうる医療人としての資質、使命感、学習意欲を重視し、卒業時コンピテンスを修得しうる人材を選抜します。

入学試験での評価は、次のように行います。
基礎学力:学科筆記試験(数学、理科、英語。詳細は入試要項参照のこと)、面接、および小論文により評価します。
学習意欲・態度、使命の理解、倫理感:調査書、面接、小論文により評価します。
読解力・文章能力:学科筆記試験、小論文により評価します。
自らの考え方を他者に説明する能力、コミュニケーション能力:面接、小論文により評価します。

【入学までに身につけておくべきこと】
医学部では、幅広い知識や技能を修得し、実践することが求められます。また、卒業後は、医療人として、生涯にわたって学び続けることが求められます。そのために、大学に入学するまでに、次の教科・科目についての学力とともに、自ら学ぶ学習態度を身につけることが期待されます。
数学:数量的な概念の理解、論理的思考力、計算力
理科:物理、化学、生物など自然科学についての十分な理解と科学的思考力
英語:英語の読解力、表現力、コミュニケーション能力
特別活動および課外活動:主体性、協調性、共感・思いやり・気遣い、利他性(奉仕の心)、倫理感、責任感、洞察力など

学部基本情報

入試に関する問い合わせ先 入学センター/〒108-8345 東京都港区三田2-15-45
TEL:03-5427-1566
募集要項の請求方法 大学のホームページ 
※募集要項は紙媒体による配布を行わず、大学ホームページに掲載予定。
大学ホームページ

https://www.keio.ac.jp/ja/admissions/

学部所在地

〒160-8582 東京都新宿区信濃町35大学病院、総合医科学研究センターなど。 Google Map

アクセス JR中央・総武線信濃町駅下車、徒歩約1分。都営地下鉄大江戸線国立競技場駅下車、徒歩約5分。
学部学科・定員 医学部=医学科110
大学院 医学研究科=(博士)医学研究系専攻、医療科学系専攻、(修士)医科学専攻
おもな付属施設 大学病院、総合医科学研究センターなど。
沿革 大正6年、北里柴三郎を学部長に迎え、慶應義塾医学科として創設。大正9年に大学令により医学部となる。昭和27年に新制大学医学部設置。

慶應義塾大学の入試問題の出題傾向と分析

英語

読解問題2題、自由英作文1題の計3題からなる出題形式に変化はない。読解内容がわかりやすくなり、設問の難度は高くない。しかし、和訳、英作文、内容説明などの記述問題と空所補充、内容一致の選択問題があり、文法と内容理解が高いレベルで要求される。そのため語彙力を高め、文法の本質をつかんだ上で、精読中心の学習を心がける。慣れれば自ずと読解スピードは上がるはず。自由英作文は100語程度で、テーマも最近の話題が多いため、それほど苦労することはないが、短い時間で書けるように形式を決めておくこと。

数学

4年ぶりに論述形式の問題が出題された。大問2は、21年度を除き10年以上出題されている確率。25年度に変更のあった共通テストの影響からか、数学Bの統計的な推測からの出題があった。例年は問題の難度に開きがあり計算量も多いため、解答可能な問題を見極める力が必要。大問1の小問集合は基本的な問題が中心で落とせない。大問2は確率がほぼ確実に出題されるので、過去問の演習が有効だ。後半の総合的な問題はレベルが高く、解法の丸暗記では通用しない。難関大の過去問で思考力を養っておくとよい。

化学

大問3題。大問1は芳香族の構造問題で、設問数が多かった。大問2は電気分解やアンモニア由来の水素の製造方法、大問3は17世紀における空気の構成気体に関する化学実験で、どちらにも導出過程や理由の記述があった。25年度は小問集合がなくなった。易しい問題に時間をかけず、合否を決める問題に集中してスピード感を持って解いていこう。参考書の読み込みや実験考察を含む良問の演習を通して、総合的な解答力を鍛えておきたい。

生物

24年度と同様に大問3題構成の記述式。例年、考察問題と論述問題が中心となっている。24年度と同様に25年度も描図問題が出題された。描図問題の出題率が高いので練習しておきたい。例年、難度の高い考察問題が複数出題されることが多く、さらに問題量が多いため短時間で解くことが要求される。本学の過去問や難関国公立大の過去問を使って、難度の高い考察問題や論述問題の演習を十分にしておく。

物理

例年通り、大問3題構成。大問1の小問集合は、本学の受験生であれば十分に完答が狙える難度。ただし、放射能、放射線の単位について問われており、その知識がないと解答することができない。24年度にも可聴音の範囲が問われたりと、知識問題が頻出なので、日頃から用語や重要な物理定数の値などを覚える癖をつけておきたい。また、大問2・3は深い分析力、思考力が試される内容となっている。また、解答の過程を記述しなければならない問題も多く、ただ答えを出すだけではなく、他者に自分の考えを簡潔に、また論理立てて伝える力も要求される。大問2・3は、難度が例年高く、すべての問題に対応することは困難を極める。過去問などを利用し、問題の意図を正確に把握する力を養い、その上で解きやすい問題から着実に正答していく訓練をしておくとよいだ

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