愛知医科大学の傾向と分析
情報提供:医系専門予備校 メディカル ラボ
2019年12月現在の情報です。
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2019年12月現在の情報です。
本学医学部のカリキュラムを修得し,卒業時に求められる能力を身につけることができる者として,次の能力を持つ者を求めています。
求める学生像
1.医学への強い志向と学習意欲を持つ人
2.医学を学ぶために必要な基礎学力と問題解決能力を備えた人
3.人間性と教養が豊かで,倫理的価値判断に優れた人
4.協調性を持ちコミュニケーション能力に富んだ人
5.誠実で常に努力を怠らない人
本学医学部が求める学生を受入れるための入学者選抜は,次の方針により実施します。
1.医学部の学生として相応しい基礎的学力の到達度を確認するため,理科・数学・英語の筆記試験を実施します。
2.医師として求められる倫理的価値判断,感性,コミュニケーション能力などを判断するため,面接試験および小論文試験を実施します。
本学医学部の学生は,医師国家試験の合格という大きな目標の達成だけでなく,医師に相応しい教養や感性(情緒と品格)を持つことが求められます。入学者の選抜においては,基礎的学力のみでなく,思考力・表現力・学ぶ意欲・コミュニケーション能力なども重視します。また多様な学生の受入れのため,一般入学試験のほかに国際バカロレア入学試験など多様な入学者選抜を実施します。
入試に関する問い合わせ先 | 医学部入試係/〒480-1195 愛知県長久手市岩作雁又1-1
TEL:0561-61-5314 |
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募集要項の請求方法 | 大学のホームページ
※募集要項は紙媒体による配布を行わず、大学ホームページに掲載予定。 |
大学ホームページ | http://www.aichi-med-u.ac.jp/ |
学部所在地 | 問合せ先に同じ。 Google Map |
アクセス | 地下鉄東山線藤が丘駅下車、藤が丘駅から名鉄バスで約15分、大学病院下車。 |
学部学科・定員 | 医学部=医学科115 |
大学院 | 医学研究科=基礎医学系専攻、臨床医学系専攻 |
おもな付属施設 | 附属病院、分子医科学研究所、加齢医科学研究所、高度救命救急センターなど。 |
沿革 | 昭和46年に開学した。 |
18年度から大きな変更点はないが、大問4の欠文・欠語補充の英文と大問6、7の長文内容と設問ともに難化した。語彙重視の傾向は19年度も変わらない。欠文補充、文中空所補充の一部、文中語句整序では文構造を把握する力が必要となる。対策としてはまず語彙力を高め、綴りまでしっかり書けるようにする。次に500語程度の英文を読み込む。その際、文構造を意識した精読を心がける。最後に文法・語法、語句整序の問題集をしっかり演習すること
大問1は答えのみを記入する小問集合、大問2、3は過程も書かせる大問。確率、数列、極限、積分法の出題頻度が高い。定番の問題が中心で、ここ4年は易しめの出題。以前は言い回しを変えてあったり、小問による誘導がなかったりすることも多く、年度によって難易度にかなりの差がある。公式や解法の丸暗記では解けないものもよく出題されるので、考える力が必要となる。典型問題の解法を習得した上で、標準的な国公立大用の問題集などで演習するとよい。
大問3題。19年度は大問3に異なる分野を含んでいたため、およそ4題と考えてよい。典型問題が多く、解きやすい設問が増えた。各大問は6~8問と多く、途中の解答が以降に影響を与える場合が多い。18年度に出題のなかった脂肪族・芳香族が出題された。問題文が長めのため、解答スピードが必要となる。理論は頻出の化学平衡を始め、全分野を強化し、無機はやや深い知識を取り入れよう。有機化合物の構造決定、高分子の構造と性質にも対応できるように学習を進めておこう。
17年度から大問3題に変更された。過去は非常に難問が多かったが、14年度からは急激に易化し、それに伴って実験考察問題が考えやすいものになった。論述問題も平均10問程度から5問程度に減少したが、知識論述の問題が多いので、普段から用語の定義や現象の内容を言葉で表現できるように練習しておく必要がある。19年度は出題されなかったが計算問題がよく出題され、描図問題も最近4年連続で出題されているので、これらの対策も必要。
19年度も大問3題構成。これまでほとんど出題されていなかった熱からの出題があった。以前は大問1つに対する設問数が多かったが、ここ2年は大問1つに対して4~7問となっている。しかし、問題文は比較的長いものが多く、さらに18年度から試験時間が短くなり、時間的余裕はあまりない。難易度は、年度によりばらつきがあるが、基本~標準レベルの問題も多く含まれているので、それらを確実に解いて得点することが合格へのカギとなる。