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過去問演習で気を付けること

予備校名:レクサス教育センター  掲載日: 2019/10/07

当校には現役東大生・その他最難関医学部の学生から選りすぐったT.A.(Teaching Assistant)が在籍しており、受験生の質問や日頃の悩みに答えてくれます。
今回のテーマは「過去問演習で気を付けること」です。 (東京大学医学部4年)


早いものでもう10月ですね。
寒暖差の大きい日々が続きますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

さて今回は、過去問演習をする際に気を付けることについて書いてみようと思います。

まず、過去問を解く際に、各教科ごとにまとめて解いていますか?
なかなかまとまった時間をとるのは難しいかもしれませんが、1問ずつバラバラに解いてしまっては、せっかくの過去問を無駄遣いすることにもなりかねません。
ただの問題演習ならば普段使っている問題集や参考書でできますが、本番を想定した時間配分や戦略の立て方は過去問でしかできません。
1問ずつゆっくり解けばできるような問題でも、たくさんの問題を限られた時間でしかできないような状況では、パニックになってしまって全くできなくなることもあります。
時間を計って、各教科ごとまとめてやることをおススメします。
自分で適切な時間配分をするのは意外と難しいのではないかと思います。
たとえば、数学の1問目に思ったよりも時間をかけてしまって、最後の問題までたどりつかなかったり、後から考えれば簡単な問題を解かずにとばしてしまったり、というような経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
だいたい出る問題数がわかっている大学の場合は、事前に「だいたい1問あたり〇分で解く!その時間で終わらなかったら次の問題にうつる。」などと決めておいてもいいかもしれません。
最後に見直しの時間を設けておいて、計算ミスなどをチェックするのも効果的だと思います。

次に、過去問演習はやりっぱなしで終わらせるにはもったいないです。
点数で一喜一憂するのではなく、何が自分には足りなかったのか、逆に何はできたのか、を振り返りましょう。
あとどのくらいできればよかったのかを考えて、それを入試までに少しずつできるようにしましょう。
合格するためには、一番難しい問題は解けなくてもよいかもしれません。
しかし、だれでも解けるような問題を落としてしまってはどうでしょうか。
ほかの人が解ける問題を自分も解かないと、点数の差が開いてしまいます。
自分が解けなかった問題の中で、解かなければいけなかった問題は何なのか、それをどうしたら解けるのか、を考えましょう。
計算ミスをしてしまったのならば、ミスを減らすために工夫しましょう。
公式を覚えていなかったならば、もう一度基本的な問題集などを使って公式を覚えなおしてもいいかもしれません。

体調に気を付けて、受験本番までがんばってください!
応援しています。

予備校情報

レクサス教育センターロゴ

レクサスでは出欠や課題などを厳しくチェックしながら、1日13時間の学習で一つひとつ完璧に完成させるシステムをとっています。学力別クラスなので基礎学力に不安のある受験生も基礎から徹底補強することができます。 また担任によって精神面、勉強面だけでなく、生活面でもサポートします。「総合教育プランナー」である私たちが、合格へ向け必死に努力するみなさんを全力で後押しします。