自由英作文の書き方

予備校名:レクサス教育センター  掲載日: 2019/09/29

当校には現役東大生・その他最難関医学部の学生から選りすぐったT.A.(Teaching Assistant)が在籍しており、受験生の質問や日頃の悩みに答えてくれます。
今回のテーマは「自由英作文の書き方」です。 (東京大学医学部6年)


こんにちは。
今週は在宅クリニックを見学して、訪問診療を学んでいました。
訪問診療では、寝たきりで通院できない患者さんの家に車で行き、診察・検査・処方をします。
日本の高齢化率はもうすぐ30%に到達し、そのような患者さんもますます増えるので、これから重要な診療科といえるでしょう。

さて、今日は自由英作文の書き方について記そうと思います。
「あなたは死刑制度に賛成か・反対か(200 words)」みたいな問題です。

この手の問題の答案作成に当たっては、まず書き出す前に、各段落の大まかな字数を決めておきます。例えば、
Introduction(30 words)
Main-1(70 words)
Main-2(70 words)
Conclusion(30 words)
のように決めます。
賛成か反対かを決めたら、各メイン段落の核となる理由を2つ考えます(賛成なら犯罪抑止力と再犯防止、反対なら人権と国際世論などなど)。

Introductionでは「賛成or反対です」と最初の文で断定し、余裕があれば一言加えます。
Mainの構成は、各理由の一番強い主張を1文目に持ってきて、そのあとに理由・具体例を列挙します。
ConclusionはIntroductionと同じことを違う英語表現で書きます。

基本的にこの書き方であれば大幅に減点されることはないと思います。
注意すべきことは、
・文法のミスを減らす(難しい表現を使わず、中学生でも読める英語で、1文は短く)
・Mainの段落で文字数が足りないからと言って何の脈絡も無い事を書かない
です。

ちなみに上の論理構成は医学部入試の小論文でも使えるので参考にしてみてください。
頑張りましょう。

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