予備校名:レクサス教育センター 掲載日: 2019/08/17
当校には現役東大生・その他最難関医学部の学生から選りすぐったT.A.(Teaching Assistant)が在籍しており、受験生の質問や日頃の悩みに答えてくれます。
今回のテーマは「物理の勉強法」です。(東京大学医学部6年)
こんにちは!
先日、自大学のオープンキャンパスがあったのですが、非常に暑いにもかかわらず中高生がたくさん来ていました!
オープンキャンパスに来ると行きたい大学のイメージができてモチベーションも上がりやすいので、受ける大学にはぜひ足を一度運んでみましょう。
さて、今日は物理についてはなしていきます。
物理のヤマは力学と電磁気であり、これら2分野は公式の数も多く難しい問題が作りやすいです。
ですのでこれらをまずは勉強するべきでしょう。
特に電磁気は力学の分野を絡めて出題することが可能なので、どちらもマスターしていない場合はまず力学から勉強することをお勧めします。
力学のマスターの第一歩は物体に作用する力を正しく把握することです。
物体に作用する力は(重力などの例外を除いて)物体と物体の接着点から生じます。
そして重要なのは物体同士をあわせて一つの物体としてみなすことも可能ということです。
あわせて見る視点を活用すると、1つ1つバラバラに見る視点と二通りで解けることになり、ミスの見直しにもつながりやすいです。(そして、二体問題を一体としてみなしてしまう”重心系”の考え方を身に付けると問題が素早く解けるというメリットもあります。)
力学では運動方程式から様々な運動を理解しますが、運動方程式をかけるようにするためには物体にかかる力の理解が必須です。
何を観測する物体とし、その物体にはどの接着点から何の力がかかっているのか、基本中の基本ではありますが、だからこそ夏休みの間に今一度基礎の確認として復習してみてはいかがでしょうか。