小論文の書き方とは

予備校名:レクサス教育センター  掲載日: 2019/02/22

当校には現役東大生・その他最難関医学部の学生から選りすぐったT.A.(Teaching Assistant)が在籍しており、受験生の質問や日頃の悩みに答えてくれます。

今回は、「小論文の書き方」についてアドバイスしてくれました。
参考にしてください!!


小論文の試験では論理的に思考し、それを他者に伝える能力が問われているということです。
大学によって小論文の形式・内容は全く異なると思いますが、基本的に採点官が見ているのは受験生の論理的思考能力及び伝達能力です。
これらがなぜ重要かというと、医師になった時に誰でも必要になるスキルだからです。

論理的思考能力は今ある情報をかき集め、それらにもとづいて論理的に正しいことを考えられるということであり、これは患者さんの症状や検査所見等の情報を集め、それらからどのような病態が背景にあるかを推測し病気の診断を行うプロセスと類似しています。
伝達能力は自身の考えをほかの医師、看護師、そのほかのコ・メディカルのスタッフの方々と共有する際に必須です。
また、伝達能力の高い医師は、患者さんとのインフォームドコンセントの際もうまくいきやすいです。
よって、大学側としては論理的な思考能力とそれを伝える力のできている受験生を自身の大学に入学させたいと考えられるわけです。

そのため、小論文の題材が非常に書きづらいものだったとしても、そこから筋道立てて考え、それをだれが見ても納得できる論理的な考えであると確認してから記述をすることを忘れないようにしてください!
僕が受けた時の某大学の小論文では、ある絵画を見せられてその絵について思ったところを述べよという、あまりにも何を書けばいいか分からない問題が出ました。
正直面くらいましたが、絵画にある登場人物、風景、構造物等、その絵画を要素ごとに分割して情報を整理し、そこから論理的に推測される登場人物の心情、背景を記述して、無事合格しました。

小論文の問題に絶対的な答えは存在しません。
だからこそ、どんな問題が出ても自分の筋道立った思考を構築し、それを表現することを忘れないようにしましょう!

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