勉強する意味とは?

予備校名:レクサス教育センター  掲載日: 2019/02/16

当校には現役東大生・その他最難関医学部の学生から選りすぐったT.A.(Teaching Assistant)が在籍しており、受験生の質問や日頃の悩みに答えてくれます。
今回のテーマは、「勉強する意味」についてです。


今になってみると勉強する意味というのは確実にあると思っています。

具体的に勉強の意味というのは
1. 将来的にどんな知識が必要かわからない、学ばないと将来が見えない
2. 皆が同じことを学んで競うことで能力の指標となる
3. 将来何かを学ぶときの型が身につく


この3つに分けられると今の私は思っています。
1は巷でよく言われる理由。
2はそのままですが受験というセレクションに使われる理由ですね。
そして私が大学に入って重要性を感じたのは3の内容です。

病院で実習してみるとわかりますが、医師になっても勉強は続きます。
新しい技術はどんどん開発されていき、それについていくためベテランの先生方でも日々勉強しています。
もちろん医学生も医師国家試験もあるのでそれに応じた知識を包括的に勉強しなければなりません。
大学に入ってからの勉強は高校までと大きく異なるのですが、教える側が必ずしも上手くないです。
教育に熱心な先生も居ますが、研究の片手間に教える先生もいて、教科書もない、わかりやすい参考書も無い。
ググっても専門性が高い内容は答えが得られない、気軽に聞ける先生もいない、そんな状況にも多く直面します。
大学受験に向かって勉強している皆さんの環境がいかにめぐまれていたのかきっと実感することと思います(こんなことを偉そうに言いつつ、5年後には大学生は恵まれてたなあ、なんてきっと思うのでしょうが)。

その中でどうやって勉強するのか、というのは今まで自分がやってきた勉強方法が役に立ちます。

暗記物が多い医学部ですが同期を見ていて覚え方は多種多様だなあと思います。
新しいことを学ぶときに自分なりにどう解釈して、飲み込んでいく、というプロセスを多くこなしていることが、その次に新しいことに直面したときに役立つのです。
つまり今学んでいる内容が役に立つかは正直わかりません。
イオン化傾向を考える機会は受験の後もうないかもしれません。
でもそれを学んで、使えるようになるという経験は必ず皆さんの糧になります。

息抜きのつもりの記事が長くなってしまいましたが、いろんな事は知らないより知ってる方が良いです。
考えの幅も広がります。
自分の将来を決めつけずに色々吸収していって下さい。

予備校情報

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レクサスでは出欠や課題などを厳しくチェックしながら、1日13時間の学習で一つひとつ完璧に完成させるシステムをとっています。学力別クラスなので基礎学力に不安のある受験生も基礎から徹底補強することができます。 また担任によって精神面、勉強面だけでなく、生活面でもサポートします。「総合教育プランナー」である私たちが、合格へ向け必死に努力するみなさんを全力で後押しします。