難関と言われている医系の学部の大学受験。医療業界は依然として学歴社会のため、一流大学への進学を希望する学生は後を絶ちません。そのため、倍率が10倍~20倍という大学もめずらしくはないのです。
そんな難関試験の合格を勝ち取るために絶対に必要なものが、受験生自身の努力。
「どれだけ合格に必要な課題に取り組み、クリアしてきたのか」
この差が、それぞれの進路に大きく関わるポイントになります。
予備校にはその受験生の努力を最大限引出し、合格への可能性を最大限高める環境が整っています。それが難関志望校合格を可能にする医系学部予備校のチカラです。ですが、それでも合格率100%に及ばないのが現状です。
受験生と予備校の相性が合わないために失敗してしまった、という可能性があるのではないでしょうか。
それならば、受験対策の第一歩は「予備校選び」から始まっていると考えた方がいいのかもしれません。独学でやるのか、学習塾や家庭教師を選ぶのか、予備校へ通うのか。そして予備校を選ぶ際には、一つで決めるのではなく複数の学校を比較検討した上で選んでください。「一番自分に合っている!」と決めた学校で全力で努力していただくことが、志望校合格を実現する可能性が最も高いと思います。
予備校選びの肝となる学習・指導が、適切に行われているかチェックしましょう。
受験対策において必要な勉強習慣とは、問題を解いて加点されるための勉強を続けること。この3つがうまく機能してこそ、それが実現できる、学習指導力が高い予備校と言えます。先生の指導方針や予備校の実績などは資料請求を行っていただくと詳しく確認できます。ご自身にとっての最適カリキュラムが何か?という点においては個人面談などに参加することで教えてもらうことができます。また予備校では体験授業も実施されていますので、是非参加して自分に合うか合わないのかを体感してください。
設備面で注意することは、自習室の利用が十分かどうか。
集中して自習ができる環境、これらを十分に活用できることが予備校を選択する理由でもあります。生徒数が多すぎて自習室が足りない…なんてことがあってはもったいない。予備校で自習すると、質疑応答などの機会もありますのでとても有効です。また授業の合間に休憩をとれるようなリラックススペースなどががあると、集中力の回復やストレス軽減に役立ちます。
意外に見落としがちな立地や近隣環境も事前に確認しましょう。
おそくまで自習室を開放している予備校が多いので、遠方から通学している人や女子学生にとっては、立地環境も選ぶポイントとして重要です。予備校の近くに「コンビニ」があると、忘れ物したり、休憩に何か食べたりする時、とても便利なのでおすすめです。
医系学部のような難関校の受験対策には、手厚い指導とフォローが必要になるため、金額も高額になる傾向があります。
予備校では基本授業の他にも、夏期講習や冬期講習など集中的な対策指導を行っているところがありますのでその費用も必要です。
予備校を見ていく中で、条件が希望に合わないこともあると思います。ゆずれない条件は、一つ二つあって当然です。
「親ができる最大の譲歩、受験生ができる最大の努力」をしっかり相談したうえで選びましょう。
受験では家族の理解も大きな力になると思います。
予備校への通学を検討するうえで、あらかじめ確認しておきたい重要な項目は、それほど多くありません。既に確認済みならば安心です。受験は本当に時間とエネルギーを必要とします。最後に「合格できてよかった!!」と思えるような選択肢をぜひ手にしてもらいたいと思っています。